安くセルフジェルネイルがしたい方、こんな悩みはありませんか?
- 沢山あってどれを選んだらいいかわからない
- 何が必要なのかわからない
- いちいちレビューを読みあさるのも面倒
「安物買いの銭失い」にならないよう、ここではおすすめの安いジェル道具や道具選びのコツなどをご紹介します。
この記事の目次
ネイルサロンよりセルフネイルの方が安い
ネイルサロンでジェルネイルをする場合、地域やメニューにもよりますがだいたい1万円前後かかりますよね。
ジェルネイルは3週間〜4週間程度もつものなので、ざっくり月に1万円と考えると年間で12万円の出費…!
学生や主婦の方にとってはかなり辛いです…。
一方、セルフジェルネイルキットはというと、入っている内容にもよりますが大体1万円〜2万円くらい。
つまりセルフジェルネイルなら、1回ネイルサロンに行く分で何回も楽しめちゃうわけですね!
しかもセルフジェルネイルができれば自分の好きなデザインができますし、家族やお友達に「私もやってほしいー!」と言われることも増えます!
技術を磨けばお小遣い稼ぎもできるかも♪
ジェルネイルキットは本当に安いのか
では早速道具を探すのにあたり、皆さんはこんなことを考えていませんか?
- ジェルネイルキット(スターターキット)を買わなきゃ
- キットなら全て付いているだろう
- 初心者が使いやすいのはキットだろう
私も最初はそう思っていました。
しかし、よくキット内容を見てみると結構不要なものが含まれていることが多いです。(どこのキットかは言えませんが…笑)
これでは余計な物にお金をつぎ込むことになってしまいます。
例えばワイプ。
これはジェルの仕上げの工程に使えるものなのですが、100均や薬局などに売っているコットンで事が足りてしまいます。
またジェルやストーンなども10種類や20種類あったって結局気にいるものはその中の3種類、多くても5種類ぐらい(笑)
「この先もしかしたら使うかもしれないし…」と思われるかもしれませんが、実はジェルにも使用期限があるので月に1〜2回しかやらないのであれば、徐々に買い足していくほうがいいんです。
つまり、ジェルネイルに何が必要なのかも知らないのに安易にキットを買うのは危険です。
キットを買わないほうが安く済む事も
私が当初購入を検討していたキットは11点セットで1万5千円くらいのものでした。
しかし、今考えれば筆もファイルも1本ずつでは全然足りないし、付いているクリーナやリムーバーは量が少なすぎるし、オフに使うメタルプッシャーは付いてないし、ワイプはいらないし…という感じで、全体の3分の1くらいしか用品が揃ってないんです。
あの時買わなくてよかったなとつくづく思います(笑)
結局単品で色々購入したのですが、全部で1万円くらいで済みました。
余計なものは何一つないし、自分がそれぞれ満足するものを買えたので結果良かったです。
特にジェルとライト選びは失敗するともう終わりですからね(笑)
自分で納得できるものを選べたし、安いし、失敗してないし…で良いことづくめだったので、個人的にはキットではなく単品で購入することをおすすめします。
最低限必要なネイル道具とは
もしこれから単品で購入されるなら、ある程度必要な道具を知っておかなくてはなりません。
ただ、他のサイトを見れば分かりますが、セルフジェルネイルは使う道具もやり方も人によって全然違います。
ですから色んな情報を混ぜてしまうと混乱してしまうので、まずは一人の情報を軸にされることをおすすめします。
ちなみに私はこれらの道具があればジェルネイルを楽しめると思っています。
品名 | 個数 |
ジェル | 3種類 |
筆 | 4〜8種類 |
ライト | 1台 |
消毒用エタノール | 1本 |
アセトン | 1本 |
メタルプッシャー | 1本 |
ウォッシャブルファイル | 2種類 |
エメリーボード | 1本 |
スポンジファイル | 1本 |
セラミックプッシャー | 1本 |
コットン | – |
キッチンペーパー | – |
アルミホイル | – |
テーブルライト | 1台 |
今はもう慣れてきて色々欲が出てきたのでこれ以上に道具はありますが、最低限これらが揃っていればジェルネイルを楽しめると思います。
セルフネイル|安いジェルの選び方は?
ジェルはベースジェル・カラージェル・トップジェルの最低3種類は必要です。
選び方のコツは下記の3つです。
1.ベースジェル選び|サンディングありかなしか
まずベースジェルにはサンディングありタイプ、サンディングなしタイプというのがあります。
表面に細かい傷がついた地爪にくっつく・サンディングなしのジェル
吸盤のように綺麗な地爪にくっつく
初心者におすすめなのはサンディングありのジェルです。
なぜかというと、ジェルを塗る前には必ず甘皮ケアを行うのですが、サンディングなしの場合はかなり入念に行わなければならないからです。
甘皮ケアは目視では見えないうすーくへばりついた甘皮を専用の道具を使って1本1本取っていくのですが、サンディングありのジェルは70〜80%綺麗にできていればOK。
しかしサンディングなしのジェルは吸盤の原理=10本100%綺麗にできていないと、数日で簡単に取れてしまいます。
ですので最初はサンディングありのジェルから始めることをおすすめします。
2.トップジェル選び|ソフトジェルかハードジェルか
一方トップジェルにはソフトジェル(別名:ソークオフジェル)とハードジェルの2種類あります。
柔軟性がありオフの際はアセトンで溶かすことができる
ベースジェル・カラージェルはほとんどソフトジェル・ハードジェル
強度が高くツヤがある
アセトンでは溶けないため削ってオフする
ハードジェルはジェルらしい仕上がりにあるのでとても魅力的なのですが、扱いが難しいので最初のうちはソフトジェルで十分だと思います。
「今よりももっと上手になりたいな」「もっとネイルの幅を広げたいな」「ネイリストになりたいな」と思うようになったらぜひハードジェルにも挑戦してみてくださいね。
3.ベースとトップは一緒じゃダメ?
よく「オールインワンジェル」「4in1ジェル」というクリアジェルが売られていますが、結論からいうとあまりおすすめできません。
実はこのタイプのジェルは、地爪に塗ると強烈な硬化熱を発します。(硬化熱=ライトに入れた時に爪が熱くなる現象)
熱いどころか我慢できないくらい痛むので、そのジェルのせいでネイルが嫌いになってしまうかもしれません…。
ですのでベースジェル・トップジェルはそれぞれ専用のジェルを購入することをおすすめします。
セルフネイル|安いジェルのおすすめは?
グレースジェル
画像出典:グレースガーデン公式サイト
セルフネイラー向けに作られたジェルというだけあって、コスパが高いジェルメーカーです。
中でもトップジェルはソフトジェルでありながらハードジェル並みのツヤ感とぷっくり感が出るのでセルフならこれで十分!
単品販売だけでなくセット販売もしているので買いやすく、セルフネイラーの心強い味方です。
プリジェル
画像出典:プリジェル公式サイト
参考価格 2,500円/4g
純国産のソフトジェル専門メーカーです。
セルフジェルネイルで最も多いといわれる悩みが、数日ですぐに取れてしまうこと。
ですがこのプリジェルは密着力に優れているため、セルフネイラーだけでなくネイルサロンでもたくさん扱われています。
若干値は張りますが、技術がない最初だからこそ道具の力に頼ることも必要です。
プロ仕様の道具を使いたい方はぜひ!
ネイル工房
画像出典:楽天市場
参考価格 180円/3g
セルフネイラーなら誰もが一度は買ったことがあるだろう、圧倒的安さが魅力的なネイル工房。
容器の中でジェルが分離していたり硬くなっていたりすることがありますが、撹拌(かき混ぜる)させれば問題なく使えます。
黒パケ・白パケと別れていてそれぞれ向いているアートというのがあるので購入の際は参考にするといいと思います。
プティール
画像出典:プティール公式サイト
参考価格 1,296円/2g
カラージェルは顔料によって粘度が違い、物によっては癖があって使いづらいものもあるのですが、プティールはどの色も塗りやすく、するするーっと色が気持ちよく伸びてくれます。
私は絶妙な色合いのニュアンスカラーを扱っているメーカーとして重宝してます。
シャイニージェル
画像出典:シャイニージェル公式サイト
参考価格 961円/2g
こちらもセルフネイラーの間では有名なメーカーです。
発色が良いので、通販で買っても失敗したことがありません。
プロのネイリストも愛用しています。
色自体にツヤや深みがあるので、サロンで仕上げたような綺麗なネイルができます。
セルフネイル|安いジェル筆の選び方は?
筆は4〜8種類必要です。
8本集められるとしたらこのように使い分けをします↓
(スクエアorラウンド)
②濃いカラー用
(スクエアorラウンド)
③薄いカラー用
(スクエアorラウンド)
④フレンチ用
(フレンチ用)
⑤細ライン用
(ライン用 穂先長め)
⑥太ライン用
(ライン用 穂先短め)
⑦ラメ用
(スクエアorラウンド)
⑧ラメライン整える用
(スクエア)
こちらもジェル同様、選び方に3つのコツがあります。
1.用途に合わせて購入する
失敗続きのセルフネイラーというのは、1・2本という少ない筆で複雑なデザインのネイルをしようとします。
例えば、フレンチネイル。
フレンチ用の筆というのはフレンチが描きやすいように穂先が斜めになっています。
これを万能といわれているスクエアやオーバルでしようとすると、曲線が歪んだりもったりしたデザインになってしまい、頑張って5〜7時間かけてもかなり悲惨な仕上がりになってしまいます。
確かにYouTubeやインスタを見ているとスクエアやオーバル筆でフレンチを描くネイリストさんも中にはいますが、あれは何百・何千とやってきたプロだからできること。
これからネイルを始める方は、ある程度道具に頼ることも大事なのです。
2.筆が多ければ時短にもなる
また施術中は頻繁に筆(穂先)をキッチンペーパーで拭きます。
一見手間でも何でもないことのように思いますが工程上、数十回デザインによっては100回以上筆を拭くこともあるかもしれません。
ですが筆をうまく使い分ければ、デザインに正確性が出るだけでなく、拭く回数も自然と減って時間短縮にもなります。
3.キャップは必須
そして意外にも筆のキャップには大きな役割があります。
ジェルの筆というのは習字の筆と違い、キャップをつけた状態で保管をしないと紫外線で固まってしまったり、ホコリが付いてしまいそれ以降使えなくなってしまうことがあるんです。
安い筆はキャップが付いていないことが多いので注意しましょう。
ちなみに透けているキャップは紫外線を通してしまうのでダメです。
もしキャップが付いていない筆を買ってしまった場合は、アルミホイルを巻きましょう。
セルフネイル|安いジェル筆のおすすめは?
シャイニージェル
画像出典:シャイニージェル公式サイト
参考価格:1,500円〜
プロのネイリストも使っている筆で、そこまで高価ではないのでセルフネイラーでも買いやすいです。
特におすすめなのが熊野筆シリーズ。
毛が柔らかいのでしなりがよく、小さい爪でもフィット感があります。
またジェルの量も調節しやすいので、プロ仕上げのような程よい薄づきのネイルができます。
ネイル工房
画像出典:楽天市場
参考価格:180円〜
楽天で大人気!
1本100円台という破格の筆です。
穂先が短めなので小指を支えにふんわり塗らないとハケ圧がかかってムラや気泡などができてしまいます。
使いこなすのにある程度の技術は必要かもしれませんが、慣れればお値段以上のジェルネイルが楽しめると思います。
セルフネイル|安いジェルライトの選び方は?
ライトこそ単品で見るとピンキリですよね…
ですがライト選びを失敗すると、ジェルがうまく固まらなかったり黄ばみを起こしたりすることがあるので慎重に選ばなくてはなりません。
選び方のコツをここでも3つ挙げました。
1.LEDライトかUVライトか
UVライトより値段が高いがジェルが固まるスピードが早い(10〜30秒)
チップ型のランプなら半永久的に使える
※砲弾型のランプは寿命が短いので注意・UVライト
LEDライトより安いがジェルが固まるスピードが遅い(1〜3分)
ランプの寿命が短い(半年〜1年)
ちなみに私は初めから8,000円位のLED(シャイニージェル16W)を購入しました。
確かにUVライトの方が安くて魅力的だったのですが、その当時は技術も何もない完全なド素人だったので、失敗するリスクを極力減らしたかったんです。
何か失敗をした時「うまくできないのはジェルのせい?筆のせい?塗り方のせい?ランプのせい?」と原因が絞りきれずにわけがわからなくなって結局挫折…!なんてことになりたくなかったので、ライトだけはお金を惜しまず無難なものを選びました。
実際に使ってみると短時間でもしっかりカチカチに硬化してくれますし、ジェルも流れたり黄ばんだりすることなく綺麗に透明感を保ってくれていて、ライトも一切交換することなく長年愛用できています。
また初心者なら時短という面も重要ですよね!
要領がわかっていない分「丸一日かかった」なんて話もざらにあるので。
ただLED専用ジェル・UV専用ジェルなどがあるので、もしすでにジェルをお持ちなのであればそれに合わせてライトを買うか、もし違うタイプのライトを選ぶならジェルを買い換えてください。
違うタイプのものを使ってしまうと固まらなかったり変色したりするので注意しましょう。
2.ワット数
LEDライトは16W以上、UVライトは36W以上はほしいところです。
ワット数が低いと固まらなかったり、硬化できるけど異常に時間がかかってしまったりするので、購入前は必ずチェックしましょう。
3.中の構造
私の友人が持っているLEDライトは上と斜めからジリジリと照射するシンプルな構造でした。
3,000円位で48Wならいいじゃん!と思って購入したらしいのですが、硬化力はそこまでないそうです。
ちなみに私のシャイニージェルのライトは中が鏡ばりになっているので、硬化中は眩しすぎて中をみることができません(笑)
でもその鏡ばりのおかげで16Wでもしっかり硬化してくれるんだと思います。
購入するまで気が付きませんでしたが、もし悩んだら中の構造を比較してみるのもいいと思います。
セルフネイル|安いジェルライトのおすすめは?
シャイニージェル
画像出典:楽天市場
参考価格 8,100円
こちらが私が愛用しているLEDライトです。
シャイニージェルはプロのネイリストも扱うメーカーなのでやはり安心感があります。
細部まで光が届くので、硬化ムラもできません。
長くジェルネイルを楽しむことができますよ♪
【セルフネイル】安いジェル道具のおすすめは?
ここからはドドっと選び方のコツや用途・使い方をご紹介します。
液体類
・消毒用エタノール(1本)
【選び方】
薬局や通販に売っている濃度76.9~81.4%の消毒用エタノール
【用途・使い方】
①ジェルを塗る前にエタノールで水分・油分除去をすることでジェルが取れにくくなる
②筆の洗浄
・アセトン(1本)
【選び方】
アセトン100%が理想
もし乾燥が気になる方はノンアセトンの除光液でも大丈夫だが、その分ジェルを溶かす時間が長くなる
【用途・使い方】
ジェルオフ(ジェルを溶かす)
メタルプッシャー(1本)
【選び方】
1,000円前後のもの
安すぎると先が鋭利で爪が削れてしまうことがある
【用途・使い方】
①ジェルオフ(溶かしたジェルを自爪から剥がす)
②サンディングなしのジェルを使う時の甘皮ケア
ファイル類
・ウォッシャブルファイル(2本)
【選び方】
目の荒さ 80〜180G(グリット)
グリット違いを1本ずつ(数字が小さくなればなるほど目が細かくなる)
【用途・使い方】
ジェルオフ(アセトンで溶かす前にウォッシャブルファイルでジェルを削る)
・エメリーボード(1本)
画像出典:楽天市場
【選び方】
エメリーボードであればなんでもOK
【用途・使い方】
自爪の長さを調節する
セラミックプッシャー(1本)
画像出典:Amazon
【選び方】
持ち手が太くしっかりしているもの
【用途・使い方】
サンディングありのジェルを使う時の甘皮ケア
スポンジファイル(1本)
【選び方】
100/180G
片面が100G、もう片面が180Gなどとなっています
【用途・使い方】
サンディング
テーブルライト(1台)
画像出典:Amazon
【選び方】
電球色 白
サイズ コンパクト
【用途・使い方】
作業中手元を照らす
「形は綺麗にできているのか」「ホコリは入っていないか」などは部屋の電気では確認しにくいため、テーブルライトがあると成功しやすい
安いジェル道具でセルフネイルを始めよう!
いかがでしたか?
ジェルネイルの道具は安いものでも十分楽しめます!
ぜひ道具を揃えて自分だけのオリジナルネイルを楽しんでくださいね♪