- 爪が柔らかいせいで缶が開けられない
- 気付くと割れていたりちぎれていたりする
- フニャフニャな爪が気になって髪が洗いにくい
- 爪がすぐちぎれるので伸ばせない
- 爪が薄いからジェルネイルのライトが熱く感じる
そんな薄く脆い爪は一体何が原因なのか…
考えられる原因と解決法をお伝えしましょう。
この記事の目次
爪が薄い原因とは
私も皆さんと同じように薄い爪に悩まされていました。
ひどい時には「さけるチーズ」のように爪が裂けて深爪になって指先がジンジンして…
ふと気付いた時にはこんな爪になっていたので「これはきっと生まれつき」「それなら遺伝ってことかも」「遺伝なら治しようがない…」と思っていました。
特に原因になりそうな行動も思いつかなかったので、勝手に遺伝(親のせい)にしてしまっていました…
でも今思えば、それは全て空想。
↑親としては超迷惑な話(笑)
実際に爪が薄い原因を調べてみると、遺伝という明らかな根拠はなく、むしろ日々の過ごし方・何気ない習慣に原因があったのではないかと考えられるようになりました。
原因①乾燥
まず考えられたのは乾燥です。
身体や髪はオイルやクリームを塗ったりして保湿し乾燥を防ぎますが、私の場合爪はノータッチでした。
ですが、爪は肌や髪と同じタンパク質でできている…ということは爪も乾燥するということ。
ハンドクリームを塗るとしても冬場だけで、しかもハンドクリームは保護力が優れているだけで潤いを与える働きとしては劣っていたので、結論私のケア不足だったのです。
原因②爪切りを使っている
小さい頃自分で爪を切れるようになってからは、お気に入りの可愛い爪切りをパチパチ鳴らしながら切っていました。
しかしそれも爪にはとってはNG。
爪は1枚でなく3層に分かれていて、爪切りやハサミで切るたびに1層1層に負担がかかりメリメリと衝撃がいってしまうんだとか。
爪切りによっては引きちぎるような感じで切ってしまうこともあるらしく、なんだかんだ20年以上同じ爪切りを使っている私は少しゾッとしました。
(そんなに高価なものでもないので、切れ味がいいと思っていても音がすごいだけで実際は違うのかもしれないと…)
原因③除光液を使っている
マニキュアで除光液を落とそうとすると、爪や爪周りが白くなりませんか?
あれって実は除光液が触れた箇所が乾燥していることの表れなんです。
(除光液の中に入っているアセトンが乾燥を早めてしまうんだとか)
でもアセトンフリーの除光液を使うとなかなか落ちないから使う量が多くなってしまって、結局次に買うのはアセトン入り。
普段何もケアしていないのでただでさえ乾燥しているっていうのに、除光液を使うことでさらに乾燥をさせてしまっていたなんて…。
原因④食生活が偏っている
身体を作っているのはやっぱり食べ物。
肉体的・精神的休息のための睡眠や運動はもちろん大事ですが、食事も大事ですよね。
バランスの良い食事は摂れていると思いながらも、実は「とりあえず野菜を食べていればいいでしょ」「コンビニ弁当やお菓子は食べない方は良いでしょ」なんて結構雑な考え方だったり。
皆さんも似たような考え方をしてしまってはいないでしょうか?
原因⑤爪を傷めるジェルネイルのやりすぎ
ジェルネイルは特別なイベントがある時期だけする人もいれば、オフしては付けてを繰り返している人もいますよね。
そのジェルネイルには、施術の中でジェルと地爪の密着度を高めるために地爪表面に傷(凸凹)をつけるサンディングという作業があるのですが、繰り返しジェルネイルをすることでそのサンディングによって爪が薄くなってしまっていることもあるのです。
また、オフでもアセトンを使うことが多く、除光液と同様乾燥を招いてしまうので、ジェルネイルをやり続けることで爪に様々なダメージを与えてしまっている可能性があります。
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では一体どのようにケアすべきなのでしょうか?
①ネイルオイルで保湿する
まずは保湿をしましょう。
ネイルオイルにも様々な種類がありますが、1日3回以上こまめに塗るべきものなので、使い続けやすいものを選ぶのがポイントです。
また、ただ甘皮部分に塗るだけでなく、爪を囲うように4辺に塗り指でくるくると軽く塗り込むことで浸透しやすくなると同時に爪周りの血行が良くなって、酸素や栄養が指先まで行き届きやすくなります。
②爪美容液を使う
画像出典:ネイルリペアセラム公式サイト
「ネイルオイルだけでは物足りない…」という方は爪専用の美容液を使うのもおすすめ。
爪に直接美容液を塗ることで、ネイルオイルにはない爪の主成分(ケラチン)に働きかけてくれたり、爪の保水力をぐんと高めてくれたりします。
ネイルオイルよりも多少値段ははりますが、その分期待できるアイテムです。
③補強コートを塗って衝撃から守る
画像出典:O・P・I公式サイト
もし「今の爪を維持しているのも危うい…」という場合は、爪をコーティングして割れたりちぎれたりしにくくするという補強コートを使いましょう。
特に美容師さんや主婦の方は水仕事が多いので、こうした補強コートは心強いはずです。
④ジェルネイルをする
先程お伝えしたサンディングありのジェルネイルはともかく、同じジェルネイルでも爪を傷ませないジェルネイルならOK!むしろやるべき!
実はジェルネイルというのは元々爪補強のために生まれたもので、ジェル状の樹脂を地爪に乗せて固めることで、厚みと柔軟性が外部刺激から守るという優れものです。
ですから、サンディングなしやアセトンオフなしの「爪に優しい」をコンセプトにしたネイルサロンを選ぶとGOOD!
こうしたジェルネイルの補強はプロのギターリストもやっている補強方法なんですよ。
※爪の状態によっては皮膚科に行くことをお勧めされる場合もあります。
⑤爪やすりで整爪(せいそう)する
またこれを機に、爪切りを使うのも卒業しましょう。
ネイルサロンでも使われている爪やすり「エメリーボード」を使って少しずつ整えていくことをおすすめします。
それなりに手間がかかりますが、削った箇所はとっても滑らかで綺麗に仕上がるし、少しずつ削っていくことで爪への負担は最小限になって二枚爪を予防することもできます。
私もエメリーボードを使うまでは「爪が柔らかくても削れるの?」なんて思っていましたが、実際は力を入れずに優しく削れば全く問題ありませんでした◎
⑥バランスの良い食事を心がける
睡眠や休息を十分に取ることはもちろん、食事にも気を使いましょう。
コンビニ弁当・お菓子・インスタントラーメン・菓子パンなど、添加物や油脂がたっぷりなものは避け、肉・魚・野菜・果物などバランスの摂れた食生活を意識しましょう。
日々の努力次第で薄い爪も丈夫に!
爪はすぐに生え変わるものではないので、どの対策も続けることが大切です。
数日やったからとすぐ諦めることはせず、半年〜1年位様子を見ながら対策をしましょう。
爪の悩みから早く解放されることを願っています!