ネイルチップは、普段ネイルができないという方でもネイルが楽しむことができるアイテムです。
ところが、すぐ外れてしまった、サイズが合わないなどの問題も多く、自分に合ったネイルチップが見つからないという方も多いようです。
今回は基本である、ネイルチップの正しい選び方・付け方・外し方についてご紹介いたします。
この記事の目次
【ネイルチップ】形の選び方
スクエアorラウンド
ネイルチップの先端の形が四角い形のスクエアか、丸いラウンド、主にこの二つのどちらかになります。
ラウンドよりもさらに先のとがったポイントという形もあります。
デザインや好みに合わせて形を選びましょう。
ラウンドorフラット
ネイルチップのカーブを選びます。
ラウンド(※このラウンドは爪の先端の形とは別です)は一般的なカーブがかかったネイルチップ。爪が縦長で爪全体に丸みが強い方におすすめです。
フラットはカーブが浅いネイルチップ。爪が平ら、大き目な人におすすめです。
ショートorロング
ネイルチップの長さも選び方のひとつのポイントです。
ロングタイプのように長いものは、指長効果もあり、より手先が美しく見えますが、取れやすいというリスクもあります。
普段爪は短くしているという方ほど長い爪になれておらず、ひっかけて地爪ごと折れてしまったというトラブルもありますので、生活しやすさも考えて長さを選びましょう。
【ネイルチップ】サイズの選び方
メジャーで爪の横幅のサイズを測る
爪の横幅をメジャーで測る方法が一番確実です。
横幅が一番広くなっている部分をメジャーで測りましょう。
左右でサイズが違うこともあるので、10本の指すべてを計測してくださいね。
測った爪のサイズに合わせて、ネイルチップを選びます。
サイズ合わせはカーブを基本とする
ネイルチップをつけてもすぐに外れてしまうという場合は、サイズ・カーブが合っていないものをつけてしまっていることが原因です。
特に、地爪より小さいサイズのネイルチップを選ぶと、カーブが合わず、外れやすくなってしまいます。
押さえつけてサイズを合わせるようなやり方はNG!
ネイルチップを地爪に置いて、押さえつけなくてもネイルチップと地爪のカーブが合うものを選ぶようにしましょう。
サイズが大きい場合には、削ることで合わせることができます。
ネイルチップのサイズを削って合わせる
市販のネイルチップが、ぴったりと地爪に合う人はそうそういません。
自然な着け心地にするためには、ネイルチップのサイズを削って合わせる必要があります。
根元部分のカーブや横幅のサイズが合うように、ネイルファイルで削って調整をしましょう。
削って調整することを考えると、やや大き目のチップでもOKですが、デザインによってはサイズ調整が難しい場合もあるので注意しましょう。
根元にパーツなどがないネイルチップなら、削って調整ができます。
正しいネイルチップの付け方
①地爪の長さを整える
地爪が長すぎると装着しにくくなるため、フリーエッジ(爪の先端の白い部分)が1mm程度になるように削って形を整えましょう。
②爪表面の油分・水分を除去する
エタノールをしみ込ませたキッチンペーパーやコットンなどで、爪の表面の油分、水分を除去します。
③ネイルチップを装着する
ネイルチップを装着します。
ネイルチップの付け方には主に3つの付け方があります。
ネイルチップシール
ネイルチップ専用の両面テープです。
地爪やネイルチップを傷める心配もなく、取り外しも簡単。
ネイルチップシールなら、ネイルチップを繰り返し使用することができます。
その反面、外れやすいため、家事や水仕事をする方には不向きです。
数時間だけネイルを楽しみたいという方におすすめの付け方です。
【付け方】
ネイルチップシールをネイルチップの裏にはりつけます。
油分が付くと粘着力が弱まるので、ピンセット等を使って貼り付けましょう。
台紙を剥がして、地爪にのせ、しばらく押さえます。
さらに数分、触らずに時間を置くと粘着力が高まるので、いじったり手を洗ったりせずに待ちましょう。
外出する際は、予備のネイルチップシールを持っておくと安心です。
ワンタッチ加工
ネイルチップに爪にすぐ付けられるような加工がしてあります。
ネイルチップを繰り返し使うことができ、ネイルシールよりも強度がある場合が多いですが、家事や水仕事をする方には向きません。
【付け方】
ネイルチップシールの付け方と同様です。
ネイルグルー
ネイル専用の接着剤です。
がっちりとネイルチップを爪にはりつけることができるので、取れにくく、長時間、ネイルチップを楽しみたい方におすすめです。
取り外しにはリムーバーを使用する必要があり、また、そのリムーバーによってネイルチップが傷んでしまうため、一度使ったネイルチップは繰り返し使用することができないので注意しましょう。
【付け方】
地爪にネイルグルーを塗布します。はみ出さないように量には十分注意しましょう。
ネイルグルーが乾く前に、空気が入らないようにネイルチップの根元からゆっくりと貼り付けます。
ネイルグルーがはみ出したときは、キッチンペーパーやコットンで固まる前に素早く拭き取りましょう。
ネイルグルーが固まるまで、1~2分時間をおいたら完了です。
正しいネイルチップの外し方
ネイルチップシール・ワンタッチ加工
ぬるま湯に爪を浸し、爪の根元からゆっくり剥がします。
ぬるま湯につけたまま、ウッドスティックをネイルチップと地爪の間に入れると剥がしやすくなります。
地爪にネイルチップシールが残っている場合は、優しくこすって落としましょう。
ネイルグルー
皮膚保護のため、甘皮の周りにオイルを塗布してから外しましょう。
リムーバーを地爪とネイルチップの間にしみ込ませ、1~2分時間を置きます。
浮いてきたらウッドスティックで隙間を広げ、もう一度リムーバーをしみ込ませましょう。
この作業を剥がれるまで繰り返します。無理にはがすと地爪の表面ごと剥がれてしまうので、ゆっくり時間をかけて外します。
ネイルチップを外した後は…
ネイルチップを外した後は、ネイルオイルなどを使って爪と爪周りの皮膚の保湿を行いましょう。
特にネイルグルーを使っていた場合、リムーバーによって爪と皮膚の水分が多く失われているので、保湿は必須です。
ハンドクリームでもよいですが、できればネイルオイルやキューティクルオイルなど、爪専用のものがおすすめです。
さいごに
いかがでしたか?
地爪にぴったりのネイルチップを選べば、すぐ外れてしまったりすることもせず、長い時間ネイルを楽しむことができます。
また、ネイルグルーでなくても、正しい付け方をすればネイルチップシールでも十分ネイルを楽しむことはできます。
ぜひ、正しい選び方・付け方・外し方で、ネイルを楽しんでくださいね♪