ノンサンディングジェルがどういうものか知っていますか?
- 爪を削らないから爪に優しい?
- 爪を溶かすから危険?
- 結局サンディングするから意味ない?
…実際のところどうなのでしょう。
ここからはノンサンディングジェルの特徴をお伝えするので、本当にあなたにとって良いものなのか一緒に考えていきましょう。
この記事の目次
ノンサンディングジェルが爪に優しいのは本当?
ノンサンディングジェルとは、自爪を細かく削ってジェルの密着力をよくするる「サンディング」という技法を使わずに、ジェルの性質だけで爪に密着するジェルのこと。
よく「強酸性のジェルは爪を溶かす恐れがあるので弱酸性を!」「胃酸とほぼほぼ同じpH値なので、タンパク質の爪を溶かします!」というネット記事を目にしますが、実際に爪が溶けているのか科学的な証拠は明らかになっていない様子です。
かなり未知な物体に思えるかもしれませんが、私の中では「誰か使っていて問題なさそうなものは、そこまで敏感になる必要はない」と思っています。
ノンサンディングジェルに限らず、相性の良し悪しは人それぞれ必ずあるので、実際に使ってみて様子を見るしかない…そこにしか真実はないと考えています。
それよりも、私があなたに気にかけてもらいたいことは「そもそもあなた自身が、爪を傷めないような施術ができているのかどうか」です。
正しい施術でないとどんなジェルでも爪を傷める
ノンサンディングジェルはわかりやすくいうと、壁につけるような「吸盤の原理」で爪に密着します。
ホコリや汚れなどがついている壁にはくっつかない吸盤のように、ノンサンディングジェルもジェル塗布前に行うプレパレーションが不十分な状態、さらにいうとボロボロで不健康な爪は長期間くっつきません。
つまり、
- ジェルを塗布する以前のプレパレーションやオフの時点で、あなたは爪を傷つけていないか
- アセトンで溶かさず無理やり剥がしたりしていないか
- 爪を傷めるのが怖いから、ほとんど何もケアせずにジェルを塗ってはいないか
など、こうした誤った施術をしていれば、ノンサンディングジェルに限らず、爪を守りながらジェルネイルを楽しむことは到底できません。
料理のように、ただ良い道具を揃えても美味しい料理は完成しない…。
知識があって初めて綺麗で長持ちする爪に優しいジェルネイルができるようになるのです。
…あなたは今胸を張って「爪に優しい正しい技術でジェルネイルをしている!」と言い切れますか?
ノンサンディングジェルは正しい技術で扱えば良い道具
正しいオフ仕方、正しいプレパレーション、そして正しい塗り方ができるのであれば、私はサンディングありのジェルよりもノンサンディングジェルの方がおすすめです。
なぜなら、やはり爪をサンディングしなくていい=爪を傷めないからです。
セルフネイラーになる前、私は数年間ネイルサロンに通いっぱなしでした。
お金もなかったので、安いネイルサロンを転々としていたのですが、今考えてみればどこもサンディングありのネイルサロンでした。
もちろんサンディングだけが悪いとも限らないし、自爪が伸びるペースが早い人はそこまで傷みが目立つことはないかもしれません。
ですが、当時の私の爪はとても薄く、すっぴん爪では過ごせないほどペラペラでした。
その時から「ジェルネイルを続けているとペラペラになるんだ、そういうもんなんだ」と言い聞かせるようにして、ジェルネイルを続けていましたが、今思えばそれは明らかに間違った解釈…。
爪のことを考えてノンサンディングジェルを使い、正しい知識を取り込んだ上で今はセルフネイルをしているので、今の自爪は丈夫で健康そのもの。
厚みは、当時ペラペラだった爪の倍以上あるように感じます。
異常に長くしなければ、しばらくジェルをつけないで過ごしても折れることはありません。
ですので、私はノンサンディングジェルを使い続けて本当によかったと思っていますし、これ以降も使い続けていきたいと思っています。
ノンサンディングジェルのデメリット(注意点)は?
上記では、正しい技術で扱えばいい道具とお伝えしましたが、買う前にあらかじめ知っておくべきノンサンディングジェルのデメリット=注意点をお伝えします。
爪が完全に生え変わるまで剥がれやすい
ノンサンディングジェルは先ほどもお伝えしたように、綺麗で健康的な爪でないと長持ちしない性質があります。
つまり、サンディングしていた爪から移行する場合、爪1枚が丸々綺麗な爪になるまでの約4ヶ月〜半年間は取れやすいということです。
時間が経つにつれ、新しい爪が根元側・古い爪が爪先側になるので、爪先から欠けたり取れることがあると思います。
もしそうなった場合は、変に動揺せずに「その際は古い爪だから」と正しく解釈をして、新しくノンサンディングジェルを付け替えましょう。
サンディングをするのはNG
当たり前ですが、長持ちしないからといってサンディングをするのはNGです。
せっかくこれから爪を傷めないようにしようとしているのに、サンディングをやってしまっては意味がありません。
必ず爪1枚丸々綺麗な爪になるまで、根気強くノンサンディングを継続しましょう。
基礎技術をとことん磨かなければならない
先ほどもお伝えしたように特に爪を傷めないオフとプレパレーションをマスターしなければ、ノンサンディングジェルを使う意味がありません。
なので、不慣れな初心者さんは逆にサンディグありのジェルの方がおすすめです。
サンディングができていれば、多少オフやプレパレーションが甘くても、長持ちしやすいからです。
とはいえ、いずれも土台となる大事な自爪のケアなので、ぜひ無料でお届けしているこちらの動画レッスンを参考にしてください。
初心者の方でもわかりやすいはずです!
ノンサンディングジェルのおすすめは?
では、実際にどのノンサンディングジェルがいいのか、2種類ご紹介しますね。
グレースジェル
持ちもよく、お値段もお手頃なおすすめのベースジェルです。
主にセルフネイラーに向けて作られていますが、最近はプロのネイリストも愛用するほど評判が高いです。
私もこちらを愛用していますが、長持ちし使いやすくコスパが良いので、これからも使い続ける予定です。
パラジェル
画像引用:パラジェル公式サイト
こちらはプロ向けのベースジェルです。
ネイル業界で知らない人はいないほど有名で、このパラジェルを求めてネイルサロンに足を運ぶ人もいます。
とても爪に密着しやすく、普段水仕事が多い方や指先を頻繁に使う方に向いています。
正しい技術があってノンサンディングジェルが活きる
いかがでしたか?
繰り返しお伝えしているように、ノンサンディングジェルは正しい技術があって初めてその効果を発揮します。
技術にまだ不安が残る方はぜひこちらの無料レッスンを参考に、正しいスキルを磨いてくださいね。
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