セルフジェルネイルをする上で謎大き作業、未硬化ジェルの拭き取り。
業界用語でいう「ワイプ」ですが、皆さんは上手にできていますか?
とりあえず拭いてはみるものの、ジェルが固まってないせいかベタベタするし曇るしで今のやり方が本当に正しいのか不安になっていませんか?
ここではワイプの基礎知識と正しいやり方とツヤツヤになる裏ワザをご紹介します!初心者必見です!
この記事の目次
なぜベタつく?曇る?ワイプ(拭き取り)失敗の原因
硬化後、表面に残った未硬化ジェルを綺麗に拭き取ることでジェルネイルらしいツヤが出てくるのですが、説明書通りにやったのに曇ったりベタついたりして上手くできない!ということが初心者さんにはよくあります。
これには以下の原因が考えられます。
ワイプ後もベタベタする(硬化していない)原因
硬化時間が足りていない
硬化は指定時間以上していますか?
急いでいて少ししかライトに当てられていなかったり、説明書がないため指定時間がわからずなんとなくの時間で硬化しているようでしたら、ベタベタの原因を自ら作ってしまっている可能性があります。
ライトとジェルが合っていない
LEDライトなのにUV対応のジェルを使っている、もしくはその逆だったりしませんか?
ライトまたはジェルが古い
物や使用頻度によって持ちは異なりますが、ライトにも寿命があります。
最初の頃は特に問題なくできていたのに最近になって固まりにくくなったり、貰い物やお古を使っている場合はライトを疑っても良いかもしれませんね。
また、古いジェルを使用したことでベタつきを招いた可能性もあります。
ジェルの持ちはメーカーや保管環境にもよりますが、大体1〜2年です。
(未開封だともっと持つこともあります)
ジェルネイルがワイプによって曇る原因
拭き取りにコットンやワイプスポンジなどを使っていない
拭き取りにティッシュやキッチンペーパーを使ってしまうと、表面に傷がついて曇ったように見えてしまいます。
傷がつきにくい柔らかい素材のコットンやワイプスポンジを使いましょう。
ライトとジェルが合っていない
ベタベタの原因同様、ライトとジェルが合っていないのはジェルネイルにとって死活問題です!
ライトが古い
ライトが正常に機能しないとジェルネイルは完成しません。
ご説明した通り、ジェルネイルのトラブルはワイプ以外にも様々な原因が考えられます。
ジェルネイルというのはこれら全てを満たしていないと綺麗に仕上げられない非常にデリケートなものなのです。
ぜひまずはライト・ジェル・硬化時間を見直してみてくださいね。
ジェルネイル|ワイプのやり方&ツヤツヤになる裏ワザ
では、曇りの原因にもあったワイプの正しいやり方についてご説明しましょう!
ツヤツヤ以上にピカピカに!?そんな裏ワザもご紹介します♪
未硬化ジェルの拭き取りに必要な基本的な道具
- ポリッシュリムーバー(除光液)またはジェルクレンザー(クリーナー)
※ポリッシュリムーバーはノンアセトンでもアセトン入りでもOK - コットンまたはワイプ
- あれば消毒用エタノール(後ほどご紹介します)
ワイプの正しいやり方
1.コットンがひたひたになるくらいポリッシュリムーバーでたっぷり濡らす
2.そのコットンを硬化後の爪の上にのせて反対の親指でくるくる優しく拭き取る
(拭き取るというよりも撫でるようにして優しく爪の上を滑らせましょう)
3.別の指を拭く際は、先程拭いた面は使わず、新しい面で拭き取る
輝きUP!?さらにツヤツヤにする2つの裏ワザ
裏ワザ1.完全硬化時間を少し長く取る
完全硬化を指定時間よりも少し長めにするとツヤが出やすいので試してみてください!
時間の目安は、LEDライトは+30秒位、UVライトは+1分位です。
裏ワザ2.エタノールで磨く
ポリッシュリムーバーで拭き取った後、別のコットンにエタノールを適量つけ、先程よりも少し強めに軽く磨くような力で爪全体を拭き取ると、表面の未硬化ジェルがしっかり取れてより輝きが増します!
特にジェルクレンザーを使う際はこの方法がおすすめ!
ワイプにおすすめのジェルクレンザーはどれ?
上記の通り、私はポリッシュリムーバーを使っています。
どこでも手に入るごく普通のポリッシュリムーバー。
なぜこれを使っているのかというと、薬局でもコンビニでも買えて手軽だし安いから。
特に深い意味はありません(笑)
ワイプでなくコットンを使うのも手軽さと安さが理由です。
ジェルクレンザーを使わなくても良い理由
よく「ジェルクレンザー(ジェルクリーナー)でなくてもいいんですか?」なんて質問もくるのですが、各液体の成分表を見ていただくとわかる通り、ジェルクレンザーのほとんど「水・アセトン…」、一方のポリッシュリムーバーのほとんどは「エタノール・アセトン…」
つまりさほど変わりはないんですね。
もちろん中には違うものもあるでしょうけど、一般的なジェルクレンザー(クリーナー)は消費者が買いやすいように&たくさん売れるように企業側が考えて出しているんだと思います。
私たちって「専用」って言葉に弱いですよね(笑)
「専用」って聞くだけで妙な安心感がありますもんね…。
ですから、私からは「このジェルクレンザーが最高!」という紹介はできませんが、セルフジェルネイラーの中でも人気が高い商品を厳選してお伝えしますので、よかったら参考になさってくださいね。
ワイプにおすすめ!人気ジェルクレンザーTOP3
NOUV Proジェルネイル ジェルクレンザー
画像出典:Amazon商品詳細ページ
日本製のジェルメーカーで、においが少ない無香料ということもあり人気が高いようです。
容量:110ml
参考価格:540円
Gelne 大容量国産ジェル クリーナー
画像出典:Amazon商品詳細ページ
笑っちゃうほど大容量なジェルクレンザーです。
1200mlが安すぎて200mlが高く感じてしまいますね。
容量:1200ml、200ml
参考価格: 1,860円、1,111円
DUP ジェルクレンザー
画像出典:Amazon商品詳細ページ
セルフジェルネイラーにはちょうど良い200mlサイズ。
エタノールが入っているので独特なにおいが少しだけします。
容量:200ml
参考価格:1,188円
ワイプでつまづいたらノンワイプジェルもおすすめ
ちなみに「どうしてもうまく拭き取れない」「めんどくさい」と思う方はノンワイプジェルに頼るのも一つの手段です。
ノンワイプジェルというのはその名の通り「拭き取りをしなくて良いトップジェル」。
ただ、安易にノンワイプジェルを使うのはNG!
メリット・デメリットをそれぞれ理解してから購入するようにしてくださいね。
ノンワイプジェルのメリットとデメリット
【ノンワイプジェルのメリット】
- 拭き取りがいらないから楽
- 拭き取りがいらない分時短になる
(完全硬化時間は少し長め) - ハケタイプはささっと塗れる
- ツヤが綺麗
【ノンワイプジェルのメリット】
- 硬化熱を感じやすい
- ハケタイプは綺麗に塗りづらい
使いやすさ・やりやすさは人によって様々です。
1つあればミラーネイルなどのデザインネイルをするのに使えますから、気になる方はぜひ試してみてくださいね!
ジェルネイルのワイプで仕上がりが決まる!
参考になりましたか?
簡単そうに見えて意外と奥が深いのがワイプです。
せっかくそこまで時間をかけたのですから、最後まで気を抜かず丁寧な作業を心がけましょう。
ツヤツヤ!ピカピカ!の美しいネイルができるよう願っています♪