最近では、ネイルサロンはもちろん、セルフネイルも流行しておりネイルを身近に感じている方も多いですよね!
ところが、ネイルと一言で言ってもたくさんの種類があり、自分自身にどんな種類が合うか、そもそも何が違うのか、悩んでいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ネイルの種類と違いやあなたに合ったネイルの選び方をご紹介いたします!
この記事の目次
3つのネイルの種類と特徴
ネイルの種類はおおまかに3つに分けられます。
- マニキュア(ポリッシュ)
- ジェルネイル
- スカルプチュア
さらにジェルネイルは、
- ソフトジェル
- ハードジェル
の2種類に分けられます。
ネイルサロンなどで見かける「カルジェル」や「バイオジェル」はジェルネイルのメーカーであり、ネイルの種類ではありません。
マニキュア(ポリッシュ)
もっともポピュラーともいえるネイルの種類です。
ジェルネイルなどは経験したことがなくても、マニキュア(ポリッシュ)を塗ったことはあるという方は多いのではないでしょうか?
マニキュアの特徴は、除光液で簡単に落とせるということ、そして特別な道具も必要ない、手軽なネイルということです。
ジェルネイルの場合そろえる道具も多いですが、マニキュア(ポリッシュ)の場合は、ベースコート、カラーポリッシュ、トップコート、コットン、除光液があれば、塗布も除去もできちゃいます。
また、カラーも豊富ですし、安価なので、セルフの場合はお金がかからないというのも魅力ですよね。
ただし、ネイルの中で最も持ちが悪く、数日持てば十分です。
すぐに落とせるので、週末だけ、休みのときだけ楽しみたい!という方にはおすすめですが、長くネイルを楽しみたい方には不向きです。
ジェルネイル
ジェルネイルには、ソフトジェルとハードジェルの2種類があります。
どちらも合成樹脂でできており、UVライトやLEDライトをあてて硬化させます。
ジェルネイルが登場した時はハードジェルしかありませんでしたが、現在ではネイルサロン、セルフネイル共にソフトジェルが主流です。
ハードジェル
ジェルネイルが登場した時はハードジェルしかありませんでしたので、ジェルネイルの歴史としてはソフトジェルよりも長くなります。
ハードジェルはその名の通り強度があり、長さ出しをすることが可能です。
ソフトジェルよりもツヤ(輝き)があるのも特徴です。
ハードジェルのデメリットは、オフをするときに削らなければならないということです。
セルフでハードジェルをオフすると、ハードジェルだけでなく地爪までも削ってしまい、地爪が薄くなってしまうというトラブルにつながります。
また、ハードジェルは硬度が高いため、削るだけでも一苦労…自宅でネイルを楽しむという意味では、あまり手軽ではありません。
ソフトジェル
ソフトジェルの最大の特徴は、溶剤でオフができるということです。
上記でご紹介した通り、ハードジェルは溶剤で溶けないので、削り落とすしか方法がありません。
しかし、ソフトジェルはアセトンという溶剤に溶けるので、地爪を削ってしまうことなくオフすることができるのです。
もちろん、マニキュアのように除光液でするっと!とはいきませんが、アセトンをしみ込ませたコトンをつけておくだけでオフできるソフトジェルは、ジェルネイル業界が活性化する大きなきっかけでした。
現在、ネイルサロンとセルフネイルの両方でソフトジェルが主流になっているのも、このアセトンでオフできるという、手軽さと地爪へのダメージ減が大きなポイントとなっています。
また、ソフトジェルは柔らかくしなやかなので、爪にフィットして軽い着け心地です。
ハードジェルはガチガチに爪が固められてしまうので、自然な着け心地が好きな方にはソフトジェルがおすすめです。
ソフトジェルの欠点としては、柔らかくてしなやかな分、浮きやすい、剥がれやすい、長さ出しができない、という点があります。
指先をよく使う方や長さを出したい、爪をジェルネイルで強くしたいという方には、ソフトジェルは不向きです。
スカルプチュア
アクリル樹脂を使って人工的に爪を作ります。
長さだしが自由にできること、かなり強度があること、そして、爪にフィットしていて取れにくいというのがスカルプチュアのポイントです。
ただし、ソフトジェルのように溶剤では溶けないので、サロンでオフする必要があります。
また、独特の強いニオイがあるので、苦手な方も多いです。
カルジェル、バイオジェル、パラジェルって何?
ネイルサロンのメニューや料金表を見ると、「カルジェル」や「バイオジェル」、「パラジェル」といった名前のメニューがありますよね。
これは、ジェルネイルの種類ではなく、ジェルネイルメーカーの名前です。
ネイルサロンでよく見かけるこの3種類のジェルメーカーは、プロ仕様のジェルネイルメーカーとして有名で、それぞれ特徴があります。
カルジェル
画像引用:公式サイト
講習を受けたネイリストのみが扱うことができるジェルメーカーです。
サンディング、プライマー(地爪とジェルの密着度を高める溶剤)が不要なので、爪への負担が少なく、爪が薄い、弱い方にもおすすめのメーカーです。
蒸散作用を妨げない「ガス・パーマブルシステム」の機能があり、自爪とジェルの間に水分がたまってジェルが剥がれてしまう心配やカビの心配が少ないのも特徴です。
カルジェルのほとんどがUVライトまたはハイブリットライト(UV・LEDの両方のライト)で硬化します。
バイオジェル
画像引用:公式サイト
地爪へのサンディングがほとんど不要で、爪に優しいソフトジェルメーカーです。
また、クリアジェルの黄ばみが少ないので、ガラスのような透明度とつやを楽しめます。
ジェルが柔らかく、自然で軽やかな着け心地なので、ナチュラルなジェルネイルがお好きな方にも人気です。
パラジェル
画像引用:公式サイト
ノンサンディングジェル(ジェル塗布前のサンディングが不要のジェル)として最も有名なのがパラジェルです。
カルジェルやバイオジェルと比べて新しいメーカーですが、人気があり、多くのサロンで愛用されているジェルメーカーです。
カルジェル、バイオジェルと比べて、さらにジェルが柔らかいため、よりしなやかな着け心地となりますが、ノンサンディングということもあり、ネイリストの技術によっては取れやすいともいわれる、扱いが難しいジェルメーカーでもあります。
ネイルサロンでパラジェルを施術してもらう場合には、信頼できる技術を持ったネイリストに施術してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ネイルにはいくつかの種類があり、それぞれメリット、デメリットがあります。
どのネイルがあなたに合うかは、人それぞれなので、ライフスタイルや希望のネイルデザインなどに合わせて選択しましょう。
ジェルメーカーに関しては、実際に施術してみないと合う、合わないがわかりません。
カルジェルの方が長持ちするという方もいれば、バイオジェルの方が長持ちする、という方もおり、爪の質な生活習慣などでも大きく変わってきます。
ぜひ、いろいろなネイルを種類を試して、あなたにぴったりのネイルを見つけてくださいね!