セルフジェルネイルを始めよう!
…そんな方がまずつまずくのが、筆問題。
- ジェルを変えるたびに筆を変える?
- どのサイズが使いやすい?
- セルフで楽しむのに筆は何本必要?
そんな謎だらけの筆について、ここでは解説しています!
この記事の目次
ネイル筆の使い分けの謎①【ジェルごとに筆は必要?】
ジェルネイルは主にベースジェル・カラージェル・トップジェルなど様々なジェルを場面ごとに使い分けて完成させます。
ではその時、筆はどうするのか。
正解は…
ありません。
1本でも2本でも3本でも良いです。
ですが、私は次のように使い分けるのをおすすめしています。
- クリアジェル用(ベースジェル・トップジェル)
- 濃いカラージェル用
- 薄いカラージェル用
- ライン用・ラメ用などアートに応じて…
クリアジェル用とカラージェル用を別々にする理由
上記にあるように、クリアジェル用(ベースジェル・トップジェル)とカラージェル用は分けた方がいいです。
なぜなら、カラージェルが残っている筆でクリアジェルを取ってしまうと、容器内のクリアジェルにカラージェルが移ってしまうことがあるから。
もちろん事前に筆をキッチンペーパーでしっかり拭き取っていれば、そうしたことは起こりにくいですが、手間のかかる複雑なネイルアートをすると、筆をキッチンペーパーで拭く(筆がジェルに残らない状態になるまで)作業ですら、おろそかになりがちです。
それであれば、せめてクリア用とカラージェル用と分けておくことで、ジェルが混ざる不安をひとつなくすことができますよね。
クリアジェルにカラージェルが入ってしまうと白く濁ったりするので、それだけは極力避けたいです。。
カラージェル用を濃い色と薄い色で分ける理由
カラージェルも他のカラージェルが混ざるのを防がなければなりません。
ですが、1つのジェルにつき1本用意するのは、経済的にも作業的にも現実的ではありません。
(机の上が筆だらけになってしまい、効率が悪くなる…)
そこで、プロのネイリストさんなどがやっているのは濃い色と薄い色に分ける方法です。
分け方は人それぞれですが、私の場合は色のトーンで分けています。
黒・赤・青・茶色・グレー用で1本、白・ベージュ・ピンク・黄色で1本という感じ。
こうすることで、万が一他のカラージェルが混ざっても、ほぼ影響ありません!
ラメジェルを使うのであればラメ用筆を用意!
ただ、ラメ系のジェルを使うとなれば、ラメ用の筆を別で用意しておきましょう。
なぜなら、筆を拭き取っても拭き取っても、ラメは筆の中に残ってしまいやすいから。
ラメ用のジェルが1本あれば、たとえラメが完全に拭き取れなくても、次に使うのもラメのジェルなので、もし古いラメが爪の上に乗ってしまったとしてもそこまで違和感はありません。
ラメでもなんでもないプレーンのカラージェルにラメが乗るととても目立つので、こうしたラメ用の筆があると安心です。
ネイル筆の使い分けの謎②【どの形・サイズがいい?】
平筆の特徴と向いているアート
筆先がまっすぐしているので、キューティクルライン(根元)が綺麗に塗りやすい形です。
また、アートはチェックやまっすぐフレンチなど規則性のあるものが向いています。
オーバル筆の特徴と向いているアート
筆先が丸くカーブしており「引く・しっかり描く」というよりも、先を払ったり軽くタッチさせてぼかすような使い方をします。
具体的には、べっこう柄やタイダイなど、ふんわりとしたニュアンス系のアートで大活躍です。
フレンチ筆の特徴と向いているアート
筆先が斜めになっており、その名の通りフレンチネイルを作るときに特化している筆です。
それ以外にも斜めのフレンチやグラデーションなど、アシンメトリーなデザインも綺麗に描きやすいです。
ライナー筆の特徴と向いているアート
毛がが長ければ長いほど細いラインを描くことができ、短ければ短いほど太いラインを描くことができます。
大理石ネイルやレースネイルなど、アーティスティックなアートを楽しむのに適しています。
使いやすいサイズは?
ネイルの筆は#3・#4・#5・#6…(もしくは3号・4号・5号・6号)などとサイズがありますが、おすすめは#4です。
あまり大きすぎると小指が塗りにくかったり、アートが難しくなってしまうので、#4が個人的には使いやすいと思っています。(写真のものが#4です)
ただ、筆ごとに大きさを変えるのもいいですし、使い方は人それぞれなので、色んな大きさを試してみるのもおすすめです♪
ネイル筆の使い分けの謎③【筆は何本必要?】
ではでは、結局筆は何種類必要なのか、ということ。
私はyoutubeやインスタなどに載っているネイルアートが一通りできるようになるには、最低7本は必要だと思います!
- クリアジェル用(ベースジェル・トップジェル)
- 濃いカラージェル用
- 薄いカラージェル用
- ライナー用(細い)
- ライナー用(太い)
- フレンチ用
- ラメライン調整用(平筆)
最後の「7.ラメライン調整用」は、その名の通り、ラメラインを引いた後に、乗っているラメを押し上げるようにして太さや位置を変える筆です。
1発本番だとどうしても歪んだり力が入って太くなってしまったりするので、さりげなく修正をするのが素人ネイルからの脱却テクニックです!
筆の使い分けでネイル技術ぐんぐんUP!
セルフネイルでよく「全然うまくなれない」という声を聞きますが、この原因のほとんどは筆の少なさにあります。
プロでも4〜5本使うアートを、まだセルフネイルを始めて間もない素人がセ1〜2本で仕上げるのには、無理があります(泣)
ぜひ筆は用途別に使い分けをして、色んなネイルアートを再現してくださいね。