セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

セルフジェルネイルの悩みの中でも多いのが、”うまく塗れない”という悩み。
特に、ムラができてしまうという悩みは尽きません。

  • ムラなくきれいに塗りたい
  • 表面がボコボコしてしまう
  • ムラなく塗れる道具はある?

などのお悩みをお持ちの方へ、今回はセルフジェルネイルでムラなくつるんときれいに塗るコツをご紹介します!

セルフジェルネイルでムラができてしまう原因と対策

セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

ムラのない塗り方を学ぶ前に、間違った方法をとってしまっていないかのチェックが必要!
まずは、セルフジェルネイルでムラができてしまう原因とその対策についてみてみましょう。

カラージェルをまぜていない

セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

カラージェルは顔料とジェルが分離してしまうことが多く、分離したままのジェルはムラの原因になります。
撹拌(混ぜること)が不要なカラージェルもありますが、カラージェルは使用前に混ぜることがおすすめです。

カラージェルを混ぜるときは、ネイル用のスパチュラやつまようじなどで混ぜましょう。
このとき、勢いよく混ぜてしまうとジェルに空気が入り、塗りにくくなってしまうので、ゆっくりと時間をかけて混ぜることがポイントです。

また、筆を使って混ぜる場合も空気が入りやすくなる上、筆も痛めてしまいますので厳禁です。

2度塗りをしていない

カラージェルは、2~3度塗りをすることが基本です。
2度塗り、3度塗りをすることで、ムラを抑え、カラーの発色もよくなります。

ただし、カラージェルの盛りすぎ、厚塗りには要注意!硬化不足や剥がれの原因にもつながりますので、薄塗りを繰り返して2~3度塗りをしましょう。

明るい色、特に白はムラができやすい!

セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

カラージェルの中でも、顔料の多い明るい色はムラになりやすくなっています。

特に白はプロでも難しいとされ、うまくいかないとお悩みのセルフジェルネイラーの方も多いのではないでしょうか。

ムラができやすいカラーは、カラージェル自体をよいものにすることでムラを抑えることができます。

最近ではプチプラで様々なカラージェルが販売されていますが、やはり、安いカラージェルと高いカラージェルでは、ジェルの伸びや発色が異なります。
白などのムラができやすいカラーだけでも、少し高めのジェルにすることで、ムラなくジェルを塗ることができます。

筆圧が強い

筆圧が強すぎると筆先が広がり、筆の跡がつきやすくなってムラの原因となります。

毛が硬い筆ですとより繊細な力加減が必要になってきます。

カラージェルの塗り方は、優しく筆を滑らせるように塗ることがコツ。
力が入りやすいという方は、鉛筆もちではなく、鉛筆もちから人差し指を一本抜いた親指、中指、薬指の三本でささえるとうまく力が抜けてくれます。

筆を動かすときに力が入ったり抜けたりしないよう、同じ筆圧で筆を動かすのもポイントの一つ。

筆がうまく使えるようになるには練習あるのみですが、ムラなくきれいに塗れるようになれば、仕上がりもよくなりますし、時短にもなるので、ぜひ練習を重ねてみてくださいね。

筆が洗えていない

セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

筆を使った後のお手入れはどうしていますか?

ネイル中、ネイル後に筆に残っているジェルを除去し、しっかりと筆のお手入れをしないと、ムラの原因となってしまいます。

キッチンペーパーで拭き取るのが基本ですが、濃い色など、拭き取るだけでは落ちない場合は、エタノールやブラシクリーナーで拭き取りましょう。
拭き取った後は必ず筆先を整え、塗りやすい状態を維持するようにしましょう。

ジェルをオフするときに使うアセトンをブラシクリーナーとして使うセルフジェルネイラーの方がいらっしゃいますが、アセトンは筆を痛めてしまうためおすすめできません。
しっかりとジェルを落としたいときでも、エタノールやジェルクリーナーなど、未硬化ジェルを拭き取る時に使う溶剤で十分です。

筆の角度がよくない

カラージェルを塗るときに筆を立てすぎてしまうと、筆跡が残りやすくなってしまいます。

甘皮近くのラインを際まで塗るような場合や薄く塗りたいときは筆を立てて塗ることでうまくぬれますが、全体に塗る場合には、筆を寝かせて筆と爪の接着面を増やすことでムラなく塗ることができます。

爪のキワを塗り終えたあとは、筆を寝かせて塗るようにしましょう。

ジェルの塗布量が間違っている

セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

カラージェルをのせる量が少なすぎても多すぎてもムラの原因となってしまいます。

少ない場合には筆の跡が残り、多い場合には溜まりができてしまいます。
難しいところは、カラージェルの適切な量は、個人差があるということです。爪の大きい人、小さい人で、必要な量が変わるのは当然ですよね。

また、カラージェルの硬さによっても適切な量は変わります。

ご自身の詰めやお持ちのジェルに合わせて、最適な量を見極めましょう。

カラージェルが良くない

技術の問題ではなく、カラージェルそのものがムラになりやすいジェルという場合もあります。

ジェルには、セルフレベリングという性質があります。
これは、ジェルを塗布した後、数秒でジェルが広がり小さな凹凸などがなくなりなめらかになることです。
品質のよいジェルですと、程よく広がり筆跡や塗りムラもなじんでくれます。

セルフレベリングをあまりしない硬すぎるジェルですと、筆跡が残ったままになってしまいますし、逆に柔らかすぎるサラサラのジェルですと、広がりすぎて皮膚にまでジェルが流れてしまいます。

柔らかすぎず、硬すぎず、セレフレベリングしてくれるジェルを使用するのが一番です。
口コミなどを参考に、品質の良いメーカーのジェルを購入してみましょう。

セルフジェルネイルをムラなく塗る3つのコツ

品質の良いやわらかい筆を使う

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ジェルネイルで必須の道具の筆。

筆なんてなんでもいいや…と思ったら大間違い!
品質の悪い筆は硬く、毛先も整っておらずムラができやすくなってしまいます。

ムラなくきれいに塗るためには、柔らかく、そして毛先がきれいに整った品質の良い筆を使うようにしましょう。

セルフジェルネイルをする頻度にもよりますが、筆は正しいお手入れをすれば頻繁に変える必要はありません。
少し高くても、良いものを長く大切に使うことをおすすめします。

ジェルはのせてから広げる

ジェルネイルはマニキュアや絵の具のように筆で直接塗るよりも、まとまったジェルを爪にのせ、山を崩すようにして広げていくように塗布するとムラになりにくくなります。

これはムラが出やすいカラージェルだけでなく、ベースジェル、クリアジェル、トップジェルでも同じです。
特に爪のボコボコを平らにしたい場合やぷっくりと盛りたい場合などには多めのジェルを爪のハイポイント(横から見て爪の一番高い部分)にのせ、広げるときれいに塗ることができます。

爪全体にジェルを厚塗りするよりも、爪の中心が一番高く、縁にいくほど薄く塗るようにすることで、厚塗りになりすぎず仕上がりも美しくなります。

セレフレベリングを活用する

セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

ムラができてしまうからと何度も何度もいじるのは、はみ出してしまったり、ジェルが乗りすぎてしまったりといいことはありません。

多少のムラは、ジェルネイルの持つセレフレベリングを利用して、なだらかになるのを待ってみましょう。

塗布後、10秒ほど待つことで、ジェルは自然になだらかになっていきます。
何度も触らず、塗って待つ、塗って待つ、を繰り返してムラなく塗るようにしましょう。
カラージェルだけでなく、すべてのジェルでこのセレフレベリングを利用しましょう。

特にベースジェルで爪の凸凹を失くす場合も、この方法を使えばなだらかになり、その後のカラージェルも塗りやすくなります。

ジェルならではこの性質を生かして、なめらかなカーブを描くようなジェルネイルを目指しましょう。

コツをつかんでムラのないセルフジェルネイルを楽しもう!

セルフジェルネイルでムラができる原因とつるんときれいに塗るコツ

いかがでしたか?

ジェルネイルは簡単そうに見えて、コツを知らないとなかなかきれいに塗ることができません。

色のムラは仕上がりにも影響しますので、やり方は間違っていないか、きれいに塗るコツはなにか、しっかり学んで練習することが大切です。

セルフとは思えない、プロのような仕上がりを目指して、研究、練習を重ねましょう!