「ジェルが黄ばんでしまった!」
せっかくのお気に入りのネイルが変色しているとショックですよね…。
こうした変色、実はセルフだけでなくプロの施術でも起こりうることなのです。
ここではジェルネイルが黄ばむ原因と黄ばみの落とし方についてお伝えしています。
この記事の目次
ジェルネイル黄ばみ7つ原因とは
1.タバコ
タバコのヤニ・煙によって黄ばんでしまうことがあります。
特にタバコを持つ指のジェルネイルが変色していたらその可能性が高いです。
ただ、中にはヘビースモーカーなのにまったく黄ばまない人もいるので一概には言えません。
2.紫外線
またジェルは紫外線に弱いです。
普通に生活する分にはほとんど問題ありませんが、海や山といったアウトドアや運転など、長時間強い紫外線をたくさん浴びてしまうと変色します。
お出かけのために仕立てたネイルを紫外線カットの手袋で見えなくしてしまうのはもったいないですから、ある程度黄ばむことも覚悟して行く必要があります。
3.色移り
そもそもジェルネイルというのは合成樹脂、いわゆるプラスチックです。
プールに持っていくようなビニールのバックやエナメルのお財布に、ジーンズやレシートのインクが色移りした経験はありませんか?
あれと同じような現象がジェルネイルにも普通に起きます。
全く物に触れないようにすることはできないので防ぎようがないのですが、ジェルをする前にそういうこともありうると、あらかじめ心しておくべきですね。
4.洗剤・化粧品・カラー剤
当たり前ですが、薬品はジェルネイルにもダメージ与えます。
特に漂白剤のような強い薬品は、変色はもちろんですがジェルネイルを剥がす原因にもなりやすいので、ゴム手袋・ビニール手袋などをしてダメージから守ってあげなくてはなりません。
5.温泉・入浴剤
温泉や入浴剤には様々な成分が含まれているので、ネックレスや指輪などが変色するのと同じようにジェルネイルにも化学反応が起きて変色してしまうことがあります。
特に硫黄の成分が多い温泉は注意が必要です。
また汗をかくことはジェルが取れる原因にも繋がってしまうので、長湯はせずにさっと上がるのがおすすめです。
6.ジェル
稀にですがトップジェルとその下のカラージェルの相性が悪いと黄ばんでくることがあります。
同じメーカーのものを使っているとそのようなことは起きにくいですが、ネイルサロンは様々なメーカーのジェルを使う傾向にあるので、もしかするとそうした相性の問題があったのかもしれません。
またセルフネイラーであれば、変色した古いジェルを使ったことが原因かもしれません。
ネイルサロンほど使用頻度が少ないのにもかかわらずたくさんジェルを集めてしまい「使い切れずに変色させてしまった!」なんてことはよくある話です。
ちなみに、これらのジェルは最初から少し黄味がかっています。
- カルジェル(ベースジェル)
- パラジェルトップ(ナチュラルライン)
- ビューティーネイラークリア
ネイルサロンでの施術であれば、爪の状態を見て良かれと思って使った可能性もあるので、お気に入りのネイリストさんなら一度相談すると良いでしょう。
「なんだかクレームのようで気が引ける…」と思うかもしれませんが、お客様に満足してもらえない方がネイリストとしては辛いはずです。
お客様に合うものを一緒に築き上げていくのはネイリストとしても本望ですから、ぜひ素直に相談してくださいね。
7.施術のやり方
施術直後からジェルネイルが黄ばんでいる場合、ジェル以外に次のことも考えられます。
- ライトのワット数が高すぎた
- 硬化中、ライトと爪の距離が近すぎた
- 硬化時間が足りていなかった
- 未硬化ジェルの拭き取り不足
セルフネイラーであれば改善の余地がありますね。
ネイルサロンなら6と同様に相談してみるか、いっそのことネイルサロンを変えてもいいでしょう。
もちろん1〜5の過ごし方も見直してくださいね。
セルフでできるジェルネイルの黄ばみを落とす方法
ここからは黄ばんでしまったネイルの復活方法をお伝えします。
原因が何かにもよりますが、一度は試してみる価値アリですよ!
ノンアセトンの除光液もしくは消毒用エタノールで拭く
コットンに薬局などに売っているノンアセトン(もしくはアセトンフリー)の除光液、もしくは消毒用エタノールを染み込ませ、ジェルの表面を拭き取ると黄ばみ(汚れ)が綺麗に取れることがあります。
ファイルで表面を削って塗り直す
もしそれでも取れなかった場合は100Gのファイルで黄ばんだトップジェルだけを削り落とし、新たにトップジェルを塗って復活させます。
カラージェルも削らないようテクニックが必要になりますが、完全にオフをして最初からやり直すよりは楽に綺麗にできますよ♪
ジェルネイルの黄ばみ予防法
ジェルネイルを黄ばませることなく綺麗に維持するための予防法をまとめました!
濃い色を使う
白・クリア・淡い色味系のネイルは黄ばみがどうしても目立ってしまいます。
ですので赤・青・黄色など濃いはっきりとした色を使えば、もし黄ばんでしまったとしてもそこまで目立たせる事なく最後まで綺麗にデザインを維持することができます。
手袋を使う
- 紫外線カット手袋
- ゴム手袋
- ビニー手袋
こうした手袋類は美しい手元を守るのに欠かせないアイテムです。
ジェルだけでなく手そのものを傷ませないためにも、手袋をはめてしっかりと保護してあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
黄ばみの原因は様々ですが、今後もこうしたジェルネイルの特性を理解して、上手に付き合っていきましょう!