JNECネイリスト検定のテーブルセッティングには規定があります。
この規定が守れていないと、事前審査の時点で失格になる場合もありますので、検定試験要項をしっかりと確認し、テーブルセッティングを行いましょう。
今回はJNECネイリスト検定3級のテーブルセッティングをご紹介いたします。
この記事の目次
JNECネイリスト検定3級のテーブルセッティング~必要な道具~
- フィンガーボウル
- 左トレイ(タオル・ガーゼ・ネイル専用ブラシ)
- 右トレイ(下記に詳細を記載)
- お湯(ポット)
- ケア用 水入れ
- アームレスト
- タオル
- ペーパータオル
- ゴミ袋
- タイマー
- アート用水入れ
右トレイの中身
- 消毒剤
- ポリッシュリムーバー
- ウェットステリライザー
- ファイル立て
- ネイルファイル
- ネイルポリッシュ・ベースコート・トップコート
- コットン容器
- キューティクルリムーバーまたはキューティクルクリーム
- 液体ソープ
- プレプライマー
- ダストブラシ
- アクリル絵の具
ウェットステリライザーの中身
- ウッドスティック
- ピンセット
- ニッパー類
- メタルプッシャー
ウェットステリライザーにはコットンまたはガーゼをしき、消毒用エタノールなどをニッパーの刃の先がひたる程度の量いれます。
品名ラベルを必ず貼る品目
下記の用品はすべて品名ラベルを張る必要があります。
必ずカタカナ表記にしましょう。
下記に記載のないものの品名ラベルは任意です。
- ウェットステリライザー
- コットン
- 消毒剤
- ポリッシュリムーバー
- 液体ソープ
- キューティクルリムーバーまたはキューティクルクリーム
- ベースコート
- カラーポリッシュ
- トップコート
- プレプライマー(使用する場合)
3級テーブルセッティング参考動画
3級テーブルセッティングの減点対象
- 用具、用材が整理整頓されていない
- 用具、用材が衛生的に処理、管理されていない
- 品名ラベル必須の用具、用材にラベルが貼っていない、またはアルファベット表記になっている
- 消毒が不適切
- ごみを持ち帰らない場合
ネイリスト検定3級の使用禁止用具、用材
上記は減点対象となる項目でしたが、使用禁止とされている用具や用材を使用した場合は失格となりますので注意しましょう。
ネイルケアにおいて使用禁止の用具、用材
- ストーンプッシャー
- セラミックプッシャー
- ネイルマシーン
- シャーミー(革製)バッファー
- 爪磨きシート
- オイル
- グリセリン
- 調理用具
- 台所用品全般
- その他規定外の用具、用材
カラーリングにおいて使用禁止の用具、用材
- オイル
- グリセリン
- 調理用具
- 台所用品全般
- その他規定外の用具、用材
ネイルアートにおいて使用禁止の用具、用材
- 規定外の用具、用材
- アート用ステッカー(アートシール)
- ドットペン(マーブルツール)
- グリセリン
- 調理用具
- 台所用品全般
ネイリスト3級テーブルセッティングのポイントと注意点
忘れやすいものに注意!
- 受験票(証明写真を貼る)
- 筆記用具、消しゴム
- セロファンテープ
- ビニール袋
- アームレスト
- 予備のキッチンペーパー
- タイマー
- 防寒具(冬)
ファイルはダストをしっかり落とす
ネイルファイルにダストが付いていると減点の対象となります。
しっかり除去するか、新しいものを用意しましょう。
背が高いものは奥、低いものを手前に置く
物をとりやすくするため、ひっかかって倒したり落としたりしないようにするためにも、手前には背の低いものを、奥には背の高いものを置くようにしましょう。
キッチンペーパーは黒がおすすめ
黒のキッチンペーパーを使用すると、爪の形が見えやすいのでおすすめです。
黒のキッチンペーパーでなくとも、モデルさんに黒い服を着てもらう、タオルを黒にするなどでもOKです。
試験要項はすみからすみまで読む
テーブルセッティングに大きな違いはありませんが、その年、その回によって規定が今までと異なる場合もあります。
必ず試験要項を隅から隅まで確認して、テーブルセッティングに間違いのないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ネイリスト検定3級の受験を決めたら、普段から検定通りのテーブルセッティングで施術を行うと、試験当日も動きがスムーズになります。
サロンワークの使いやすさとは異なるかもしれませんが、小さなタイムロスも積み重なれば大きな時間になるので、検定のテーブルセッティングに慣れて多くことも重要です。
要項をよく読み、間違いの内容に準備をして、試験に挑んでくださいね!