目を離すとひたすら爪を噛んでいる我が子。
どうにかやめさせることはできないか…悩んだ末に思いついたのがジェルネイル!
ですが、子供でもジェルネイルをしてものなのでしょうか?
危険なら手を出すわけにはいきません…
ここでは噛み癖のある子供にジェルネイルをしていいのかをテーマにお話します。
この記事の目次
爪の噛み癖がある子供にジェルネイルをしてもいいのか
セルフネイラーのママ友で、自分の子供にジェルネイルをしている人はいませんか?
噛み癖対策なのかおしゃれ目的なのか、理由はわからなくとも、やっぱり子供にジェルネイルをするってためらいがありますよね。
結論からお伝えすると、あなたが思っている通り、子供の爪にジェルネイルをするのは危険です。
どんな理由であれど、ジェルネイルは子供には不適切です。
子供はアレルギーなどのトラブルを起こしかねない
ジェルネイルを塗る際に使う「ジェルクリーナー」やオフの時に使う「アセトン」などは、子供のデリケートな肌には刺激が強すぎます。
中でもアセトンは、皮膚や粘膜を乾燥・刺激させ、大人でも人によっては頭痛やめまい・嘔吐などの症状を引き起こしたり、アレルギーが出てしまい一生治らないこともあります。
発育途中の子供は抗体もできていないので、大人以上にそうしたトラブルが起きるリスクがあると考えられるでしょう。
【爪の噛み癖がある子供】いつからジェルネイルしてもいい?
では、いつ頃からジェルネイルをしてもいいのか…これには色んな考えがあり、発育ペースも個人差があるので断言はできませんが、中学生または高校生ぐらいになったら、その子の環境や成長する様子に合わせて、対策の一つとして取り入れていくのがいいと思います。
高校生にもなると、自分でネイルサロンに行けるようにもなりますので、噛み癖があれば提案してあげてもいいかもしれませんね。
【爪の噛み癖がある子供】ジェルネイル以外の対策は?
まだ中学生・高校生にも満たない子供には、次のような対策をしてあげましょう。
爪を短く切る
もうすでにされている方もいるでしょうが、まずは爪を短く切って、噛める部分を作らないようにすること。
それでも噛んでしまう子もいますが、こまめに子供の爪をチェックし様子を把握するだけでも十分やる意味があります。
子供用のマニキュアを塗る
女の子であれば子供用のマニキュアを塗って「可愛い爪を保ちたい」という思いを持たせてあげましょう。
水溶性のものや剥がれるマニキュアなどの子供用のマニキュアは、ジェルネイルで使うような溶剤や除光液を使わないので安心して使うことができます。
女の子ならではの楽しみが増え、その上噛み癖対策にもなるので一石二鳥ですね!
なぜ噛んではいけないのかを詳しく教える
幼稚園年中・年長さんくらいの子供であれば、なぜ爪を噛んではいけないかを噛み砕いてわかりやすく説明してあげてください。
例えば、わかりやすいのは衛生面です。
ただ「汚いから」だけで済ませるのではなく、
「手には大きいばい菌や小さなばい菌、色んなばい菌がウヨウヨいるんだよ」
「特に爪の間にはたくさん入りやすいんだって」
「爪を噛むとそのばい菌がベロや喉を通って、身体の中に入っていっちゃうんだよ」
脅かすようですが、そんな言葉をかけて細菌の写真や映像を見せてあげると、より本人に響くでしょう。
本人の中で問題意識が持てるようになるだけでも、大きな1歩です。
ネイルサロンで甘皮ケアや整爪だけをやる
ボロボロの爪の状態が、もう当たり前に思ってしまう子供もいます。
その場合は、ネイルサロンで甘皮ケアや爪の長さを整えてもらい、そこから爪に興味を持たせるのも一つです。
「ママも綺麗にしてもらうけど、〇〇もやってもらう?」などと、ママとできる安心感と新しいことをしてもらう好奇心をうまく利用して爪を綺麗にすると、爪に対し自然と意識がわいてくるでしょう。
もちろんその分お金はかかってしまいますが、何かをきっかけに子供は大きく変わってくれることがあるので、試す価値はありますよ。
苦い味がする専用のマニキュアを塗る
画像引用:Amazon
ここまでは主に子供の意識を変える対策をご紹介してきましたが、意識だけではどうにもならない子もいます。
その場合はこうした爪噛みや指しゃぶり予防として売られている専用のマニキュアを試してみましょう。
よくおもちゃに誤飲防止として使われている「安息香酸デナトニウム」などの苦味成分を含んでいます。
透明なので、男の子女の子問わず気軽に塗ることができますし、取りたいときは除菌シートでささっと拭き取ればOK!
中にはカラシを塗るママさんもいるようですが…できれば衛生的な方がいいですからね!
値段もそこまで高くなくネットで気軽に購入できます。
爪の噛み癖がある子供にはジェルネイルではない対策を!
残念ながらジェルネイルは子供に使用することをおすすめできませんが、ジェルネイル以外にもできることは色々あります。
よく「ストレスや愛情不足だから噛み癖が治らない」という話もありますが、今こうして子供のために一生懸命調べているあなたは、きっと愛情深いはず。
ストレスや愛情不足が原因とは言い切れないので、ぜひメゲずにお子さんと一緒にこの一難を乗り越えてください!