ネイリスト検定3級と2級の課題である赤ポリッシュオフは、限られた時間の中で、素早く、そして丁寧にお古する必要があります。
ここで時間を取られてしまうと、そのあとのケアやカラーリングやアートの時間が無くなってしまいます。
今回は、短時間で綺麗にオフができる赤ポリッシュオフのコツ・ポイント・注意点をご紹介いたします。
この記事の目次
赤ポリッシュ仕込み
ベースコートは必ず!
赤ポリッシュオフは、当日塗布した赤ポリッシュではなく、前日までに塗布を済ませておきます。
赤ポリッシュを塗布するときは、必ずベースコートを塗布しましょう。
ベースコートを塗らないと、赤ポリッシュの色素が爪に沈着してしまい、オフしても落ち切らない場合があります。
オフしやすいように磨いておく
地爪は磨いておくとつるんと落としやすくなります。
シャイナーなどを使って、ピカピカに磨き、その上からベースコート、赤ポリッシュを塗布しましょう。
手抜きはNG
オフする赤ポリッシュは、検定課題の赤ポリッシュカラーリングのようにキューティクルラインやサイドギリギリまで塗布する必要はありませんが、あまりに隙間がありすぎても減点となってしまいます。
手抜きと思われない程度に塗布しましょう。
短時間でできる赤ポリッシュオフのコツ
- コットンボールまたはコットンにポリッシュリムーバーをしみ込ませる
- リムーバーをしみ込ませた面を爪にあて、5秒程度時間を置きます
- コットンをまっすぐ爪先に向かってすべらせて赤ポリッシュを落とします
- 落としたポリッシュがついた面を内側に織り込み、残った赤ポリッシュをオフします
- 細かい部分に残った赤ポリッシュはコットンを巻き付けたウッドスティックで丁寧に拭き取ります
赤ポリッシュオフのポイントと注意点
汚れた面は二度と使わない
一度赤ポリッシュをオフしたコットンの面は、必ず内側に折り込むか新しいコットンを使用しましょう。
汚い面で拭いてしまうと皮膚に赤ポリッシュがうつって赤く染まってしまうことがあります。
皮膚についてしまった赤ポリッシュを落とす時間でタイムロスしてしまいますし、練習のときからコットンの使い方には注意をしましょう。
ウッドスティックは事前準備OK!
細かい部分に赤ポリッシュが残ってしまっても素早くオフができるように、コットンを巻きつけたウッドスティックを数本用意しておきましょう。
なお、使用したウッドスティックをウェットステリライザーに戻すと減点です。
容器のふたは使う度にしめる
セルフネイルやサロンワークでは、リムーバーの容器のふたは使用が終わるまで開けっ放しなことが多いですが、検定では、都度しめるようにしましょう。
開けっ放しにしてしまうと、衛生面で減点になってしまいます。
皮膚についた赤ポリッシュは素早く落とす
コットンにしみ込んだ赤ポリッシュが、モデルさんや自分の手の皮膚についてしまうこともあります。
当然、落とさなければなりませんので、焦らずきれいなコットン落としましょう。
時間がたってしまうと落ちにくくなってしまうので、気が付いたらすぐに落とすのがおすすめです。
ノンアセトンリムーバーに注意!
ノンアセトンリムーバーは、皮膚にやさしいのですが、その分、オフする力が弱いのが難点です。
ポリッシュオフに時間を取られてしまうと、その後の課題の時間に響きますので、オフの力の強いアセトン入りのリムーバーがおすすめです。
ネイル検定の赤ポリッシュオフの練習参考動画
まとめ
いかがでしたか?
赤ポリッシュオフは、ネイル検定の基本中の基本!
ここがスムーズに進まないと次にうまくすすめません。
短い時間でオフを完了させるには、仕込みも重要なポイントです。
検定を有利に進めることができるよう、しっかりと対策しておきましょう!