ネイルファイルは、セルフジェルネイルに欠かせないアイテムのひとつ!
ネイルファイルには様々な種類があり、どのネイルファイルをなにに使うのか悩んでしまいますよね。
そこで今回はネイルファイルの種類や使い方、そしてセルフジェルネイルでおすすめのネイルファイルをご紹介します!
この記事の目次
ネイルファイルとは?
ネイルファイルとは、爪やすりのことです。
名前の通り、爪を削るために使います。
グリット数とは?
グリット数(G)とは、ネイルファイルのやすりの目の粗さを表す数字です。
- グリット数が大きい=目が細かい
- グリッド数が小さい=目が粗い
となっており、目が細かいほどなめらかに仕上がり、目が粗いほどたくさん削れます。
ネイルファイルによっては、表と裏のグリッド数が異なる場合があります。
このように180/180と書かれているものは表も裏も180G。
このように600/4000と書かれているものは、表が600G、裏が4000Gです。
印字がされている方が表であることがほとんどです。
ネイルファイルの種類
ネイルファイルには様々な種類がありますが、セルフジェルネイルで使用するネイルファイルの種類は4種類!
- エメリーボード
- アクリルファイル
- スポンジバッファー
- シャイナー
以上の4種類になります。
それぞれのネイルファイルに特徴があり、その使用用途も変わります。
早速、それぞれのネイルファイルの特徴や使用用途を見ていきましょう!
エメリーボード
エメリーボードは、爪の長さ調節に使うネイルファイルです。
板のように薄いネイルファイルなので爪と皮膚の間に入れることができ、爪の両サイドなどの細かい部分もファイリングが可能です。
エメリーボードのグリット数は、180Gくらいがおすすめ!
180Gのエメリーボードはガンガン削れるため、地爪が薄く、割れやすいという方は200G~240Gくらいの少し目の細かいグリッド数のエメリーボードがおすすめです。
アクリルファイル
アクリルファイルは、ジェルオフのサンディングや人工爪(スカルプチュア)などの表面、形を整えるのに使われるネイルファイルです。
ウォッシャブルファイルやゼブラファイルという名でも売られていますが、形が違うだけでアクリルファイルと同じです。
ジェルオフで使用する場合は150~180G、人工爪に使う場合は180Gくらいがおすすめです。
80~100Gの目の粗いアクリルファイルもありますが、かなり削れてしまい地爪まで削ってしまうリスクがあるので、セルフジェルネイルの場合には180Gくらいがベストです。
逆にあまり目の細かいアクリルファイルにしてしまうとなかなかジェルが削れずオフに時間がかかってしまいます。
スポンジバッファー
スポンジバッファーは、スポンジでできている柔らかいネイルファイルです。
ジェルを塗布する前のプレパレーション(下準備)の工程の必つである、ジェルと地爪の密着度を上げるためのサンディングで使用します。
おすすめのグリッド数は180G。
エメリーボードやアクリルファイルと同じ180Gでも、柔らかいスポンジバッファーの場合はたくさん削れないので、安心です。
シャイナー
シャイナーは地爪や人工爪の表面をピカピカに磨き上げるのに使うネイルファイルです。
グリッド数が書かれていないものが多いですが、目の粗いシャイナーから目の細かいシャイナーにしていくことで、表面がピカピカツヤツヤになります。
地爪やスカルプチュアのみで過ごす方はあまりいないので、セルフジェルネイルをする方にはあまり必要のないネイルファイルかもしれませn。
ネイルファイルの使い方
ネイルファイルの種類はわかりましたか?
では次に、それぞれのネイルファイルの使い方をみていきましょう!
エメリーボードの使い方
親指と人差し指で軽く持ち、残りの中指から小指を優しく添えて使います。
エメリーボードでは、
- 爪の長さ
- 爪の形(左右のサイド)
を整えます。
まずは、爪の長さを整えます。
エメリーボードは、爪に当てたら同じ方向に動かして削ります。
左右に動かしてしまうと二枚爪など爪が割れる原因になってしまいます。
また、強く押し付けても爪への負担が大きくなります。
爪に当てて動かすだけで十分削れるので押し付けないように注意しましょう。
次に爪のサイドをまっすぐに整えます。
この時もネイルファイルを押し付けてしまうと皮膚を傷つけてしまうので、エメリーボードを当てて動かすだけです。
エメリーボードで爪の形を整えた後は、スポンジバッファーでバリを落としましょう。
エメリーボードを使った爪の整え方おすすめ動画
アクリルファイル
セルフジェルネイルでアクリルファイルを使う場面は、ジェルオフ!
正しく使えば爪を傷めることなくジェルオフすることができます。
アクリルファイルの持ち方は、エメリーボードのときと同じく軽く持ちます。
力を入れて持ってしまうと削れ過ぎたり、皮膚を傷つけてしまいます。
ジェルが落ちにくい場所は、先端、サイド、根元の爪の端です。
アクリルファイルを軽く当て、同じ方向に動かして削ります。
オフのときは地爪が伸びている状態なので、根元のオフをする際は地爪を削らないように注意が必要です。
ジェルを厚く塗っている場合は、180Gのアクリルファイルではなかなかジェルが削り落とせないため、80~100Gのアクリルファイルを使用しましょう。
アクリルファイルを使ったオフのおすすめ動画
スポンジバッファー
スポンジバッファーは、エメリーボードで爪を整えた後にも使いますが、一番活躍するのはプレパレーション(下準備)です。
プレパレーションでは爪とジェルを密着させるために、爪に傷をつけるサンディングという工程があります。
この時、地爪を傷つけすげずにやすがけができる、スポンジバッファーを使用します。
スポンジバッファーで傷入れすることで、セルフジェルネイルの持ちもよくなります。
サンディングは剥がれやすい根元、サイド、先端を中心におこないます。
スポンジバッファーを使ったサンディングのおすすめ動画
シャイナー
シャイナーは地爪やスカルプチュアの表面を磨き上げるときに使います。
シャイナーはグリッド数が書かれていませんが、目が粗い面→目が細かい面で磨くことでツヤを出すことができます。
シャイナーはかなりグリット数が高く細かいので、少し力を入れてやすらないとなかなかツヤが出ません。
他のネイルファイと異なり、シャイナーの場合は押し付けるように磨き上げましょう。
シャイナーを使ったネイルケアのおすすめ動画
ネイルファイルの面取り
新しく使うネイルファイルをそのまま使ってしまうと皮膚を傷つけてしまいます。
ネイルファイルをおろすときは必ず面取りをしましょう。
面取りに使うものは、使い古したネイルファイルです。
古いネイルファイルを使って、新しいネイルファイルのすべての角を削りましょう。
指で触ってなめらかになればOKです。
ネイルファイルの面取りおすすめ動画
セルフジェルネイルにおすすめのネイルファイル
ネイルファイルの種類、そして使い方がわかりましたね!
ではセルフジェルネイルにおすすめのネイルファイルをご紹介します!
おすすめエメリーボード
グレースガーデン コンパクトエメリーボード
画像引用:グレースガーデン
非常に薄く、細かい部分まで削りやすいエメリーボードです。
また、価格も65円(税込)というセルフジェルネイルをする人にうれしい値段!
使用頻度が高く頻繁に交換することが多いエメリーボードは、安く使いやすいものが一番です!
おすすめアクリルファイル
OMD ウォッシャブルファイル
画像引用:Amazon
OMDのアクリルファイルです。
ダイヤ型で持ちやすく、グリッド数が150Gと180Gの2種類なので、用途に合わせて使い分けできるのも非常に便利です。
また、ウォッシャブルファイルなので、水洗いが可能!
清潔に使い続けることができます。
おすすめスポンジバッファー
YOLO スポンジファイル
画像引用:Amazon
YOLOのスポンジファイルは、100Gと180Gの2種類のグリット数となっています。
サンディングでは180Gのスポンジバッファーを使うのがおすすめですが、爪先や根本などはがれやすい場所は100Gで削ることでよりはがれにくくなります。
アクリルファイルなどで削る方法もありますが、地爪を削りすぎてしまうリスクがあるので、柔らかいスポンジバッファーの100Gは非常に使い勝手がよいのでおすすめです。
おすすめシャイナー
Fleurir 2Wayシャイナー
画像引用:Amazon
グレーの面→白の面の順に爪の表面をファイリングすることで、まるでジェルを塗ったようなピカピカツヤツヤに仕上げることができます。
もちろん、スカルプチュアの表面にも使用できます。
ネイリスト検定でも使用されるプロにも人気のシャイナーです。
まとめ
いかがでしたか?
削れればいいや!とネイルファイルの種類や用途を知らずに使ってしまうと、オフにすごく時間がかかってしまったり、地爪を傷つけてしまったりと、ジェルネイルを楽しむうえでの妨げになってしまいます。
これからセルフジェルネイルを始めるという方もすでにセルフジェルネイルをしているという方も、ネイルファイルの種類、使い方について学び、ネイルファイルをうまく使いこなしてより楽しいセルフジェルネイルライフを過ごしましょう♪