セルフジェルネイル【簡単&長持ち】甘皮処理のやり方とコツ

「せっかくセルフジェルネイルを始めたのに、たった数日でリフトしちゃう(浮く・剥がれる)…」

ジェルが安物だから?塗り方が問題?など色々考えられることはありますが、プロのネイルのように長持ちさせるポイントは、“なんとなく”で済ませてしまいがちな下処理(プレパレーション)にあるんです!

ここでは初心者でも簡単にできる【正しい甘皮処理のやり方】をお伝えします。

甘皮ってどこの部分?

セルフジェルネイル【簡単&長持ち】甘皮処理のやり方とコツ

甘皮とは、爪の根元にある薄い皮のことです。
爪にくっついているので、爪の成長とともに一緒に伸びてきます。

甘皮の本来の役割は、爪の中に雑菌が入らないようにすること。
そのため、甘皮をすべて除去してしまうのは指にとって良くないことなのですが、ジェルネイルではこの甘皮がリフト(ジェルが浮く)の原因になってしまうので、必要最低限を残して除去する必要があるのです。

処理をするのはルーススキンと呼ばれる薄皮の部分。爪に張り付いているのでわかりやすいです。
甘皮は必要に応じて一部を除去します。

甘皮処理(プレパレーション)をするメリット

セルフジェルネイル【簡単&長持ち】甘皮処理のやり方とコツ

ジェルネイルが綺麗に仕上がる

甘皮処理を丁寧にすることで、ジェルを施したときに爪の付け根のラインであるキューティクルラインがきれいに出ます。
ジェルネイルは、このキューティクルラインを意識して仕上げると形が美しく見えるので、仕上がりも一段と良くなります。

長持ちしやすくなる

すでに紹介した通り、甘皮はジェルネイルのリフトの原因になります。
少しでもジェルが甘皮にかぶってしまうと、その部分から浮いてきてしまうのです。
甘皮処理をして、ジェルが爪にしっかり密着するようにすることで、セルフジェルネイルも長持ちしやすくなります。

セルフジェルネイルの甘皮処理に必要な道具

セルフジェルネイル【簡単&長持ち】甘皮処理のやり方とコツ

  • ウッドステックとコットン
  • キューティクルニッパー
  • ハンドボウル(100均のボウルでも◯)
  • 38〜40度くらいのお湯
  • ガーゼまたはウェットティッシュ
  • 手を拭く用のタオル

セルフジェルネイル甘皮処理のやり方

1. 指先をふやかす

まずはお湯を張ったボウルに指を入れて、甘皮をふやかします。

5~10分、つけておけばOKです。

2. 甘皮を押し上げる

コットンを巻き付けたウッドスティックを使って甘皮を押し上げます。
ウッドスティックは濡らしてから使用しましょう。

3. 薄皮(ルーススキン)を除去する

薄皮(ルーススキン)を除去します。
ガーゼ(ウェットティッシュ)、コットンを巻き付けたウッドスティック、綿棒など地除去します。
ガーゼ、ウッドスティック、綿棒、どれを使う場合も必ず濡らしてから使用します。

爪の根元と両サイドに張り付いている薄皮をこするようにして落としてください。

4. 余分な甘皮を取り除く

甘皮を押し上げ、ルーススキンの除去が完了したら、浮いている余分な甘皮をキューティクルニッパーで切り取ります。
切り取る部分は、あくまで、爪から浮いている無駄な部分のみです。

より時短で綺麗に!おすすめ甘皮処理グッズ

メタルプッシャー

セルフジェルネイル【簡単&長持ち】甘皮処理のやり方とコツ

メタルプッシャーは甘皮を押し上げるのに便利な道具です。
ジェルネイルのオフにも使えるので、1本持っていると便利ですよ♪

メタルプッシャーを使って甘皮を押し上げるときは、強く爪に押し付けすぎてしまうと爪や皮膚を傷つけてしまいますので、力は入れ過ぎないように注意しましょう。

キューティクルリムーバー

キューティクルリムーバーは、甘皮やルーススキンを柔らかくしてくれるアイテムです。
キューティクルリムーバーを付けてからお湯に指をつけることで、少ない力で簡単に甘皮を処理することができます。

セラミックプッシャー(ストーンプッシャー)

セラミックプッシャーは、甘皮の押し上げに使えるアイテムで、水を使わないので甘皮処理の時短になります。
メタルプッシャーよりも、爪への負担が少ないので初心者の方にもおすすめです。

また、ジェルネイル塗布前のサンディングにも使うことができるので、1本2役で非常に便利なアイテムです。

サンディングできる、ということは爪が削れるということですので、使い過ぎ、削りすぎには気を付けてください。

セルフジェルネイルの甘皮処理におすすめの参考動画!

文章で見るだけでは難しい…という方のために、おすすめの参考動画をご紹介します!

セルフジェルネイルの甘皮処理が終わったら…

セルフジェルネイル【簡単&長持ち】甘皮処理のやり方とコツ

甘皮処理後はしっかりとダストを除去します。
ジェルをしない場合はキューティクルオイル、ハンドクリームでしっかり保湿をしましょう。

ジェルをする場合には、ダスト除去後、プレプライマーやエタノールを使用して、爪の油分。水分を除去します。

まとめ

セルフジェルネイル【簡単&長持ち】甘皮処理のやり方とコツ

いかがでしたか?

セルフジェルネイルを長持ちさせるポイントは、甘皮処理を含む丁寧なプレパレーションにあります。
甘皮処理には様々なやり方があり自己流でやっている方も多いですが、爪や皮膚にダメージを与えないようにしながら、除去する必要があります。

自己流の甘皮処理は、爪を傷めたり、皮膚を傷つけ化膿してしまうリスクもあります。

指先の健康を保ちながらジェルネイルを楽しむためにも、正しい甘皮処理を学び実践しましょう!