ジェルネイルの魅力といえば、思わず触りたくなるようなぷっくり感♪
しかし「思うように厚みが出ない」「ぷっくりしない」と悩んでいるセルフジェルネイラーさんも多い様子…。
そこで、なぜ厚みが出ないのか原因と対処法、さらには「〇〇するだけでぷっくりネイルになる!?」初心者必見の簡単ぷっくりジェルネイルのやり方をお伝えします!
この記事の目次
セルフジェルネイル厚みが出ない原因は?
まずは今のネイルのやり方を見直してみましょう。
ジェルの量が少なすぎる
厚みが出ない方に特に多いのが、全体的にジェルが薄いということ。
ジェルは「硬化すると膨らむ」という性質はないので、基本的に塗ったら塗った状態で固まります。
ですので、厚みが出ないのは、使っているジェルの量が少ないということです。
ジェルの量を多くしてもダメ!
しかし、安易にジェルの量を多くすればいいというものでもありません。
ジェルの量が多いと、硬化不良によってジェルが生焼けのような状態になったり、表面が凸凹したり、色ムラができたりと、ぷっくりにならないどころか様々なトラブルを招いてしまいます。
ただ、ベースジェルやカラージェルで厚みを出すと、全体的に野暮ったさが出て素人っぽくなってしまったり、色ムラが出たりしてデザインにまで影響が出てしまいます。
つまり、プロのようなぷっくり感を出すには「トップジェル」でぷっくり感・厚みを出すのです!
トップジェルの粘度が低い
ですが、その肝心なトップジェルの粘土が低い(ジェルが緩い・柔らかすぎる)と、爪の上でうまく形作っても硬化前にすぐに流れてしまい、厚みが出せないこともあります。
もしお持ちのトップジェルがサラサラしている場合はこれを機に買い替えを検討してもいいかもしれません。
ノンワイプトップジェルを使っている
「拭き取り不要で楽チン♪」と特にセルフジェルネイラーの間で話題のノンワイプトップジェルですが、残念ながらノンワイプトップジェルはサラサラした質感のものがほとんどのため、厚みを出すのには不向きです。
「それなら2度塗りしたら?」という発想にもなりそうですが、ベースジェル以外のジェルは基本的に未硬化ジェルに密着する性質があります。(厳密に言えば未硬化ジェルがなくてもつかなくはないですが、未硬化ジェルがあるときに比べると取れやすくなります)
ですので、ノンワイプの上にノンワイプを塗るのはあまりおすすめできません。
もしどうしてもノンワイプを使いたいのなら、ハードジェルのような形で一度ソフトのトップジェルかクリアのソフトジェルでぷっくり型を形成してから塗るのがいいでしょう。
詳しくは下記の塗り方を参考になさってくださいね♪
セルフジェルネイル「厚みが出ない問題」解決方法
それでは早速、厚みが出るトップジェルの塗り方をお伝えします。
ぷっくりトップジェルの塗り方
1.カラージェルの塗布も硬化も終えた爪にトップジェルを塗っていきます。
ここで使うジェルはソフトのトップジェル(またはトップジェルとして代用可能なクリアのソフトジェル)です。
まず筆にジェルを取ります。
写真の通り、ジェルを取るといっても筆に乗るくらいのジェルを取るわけではなく、筆表面がつるんとなるくらいの量でかまいません。
(これでも筆に十分なジェルが含まれています)
そして中心→サイド→キューティクル(根元)→エッジ(先端)の順で爪全体を塗ります。
2.硬化していない状態で再び筆にジェルを取ります。
この時のジェルの量は先程よりも少し多め。
そのジェルを爪の中央にのせて、ややサイドに流れかけたジェルを優しくならします。
根元から筆を引くように動かすと、ハケ圧をかけずにうまくならすことができます。
3.中央にのっているジェルを整えていきます。
筆の側面をジェルにつけ(爪にはつけない)、爪中心になだらかな山ができるようジェルを動かします。
他にもいろんな角度から見て、凸凹している箇所がないか、ジェルの量がまだらになっていないかをチェックし、筆の側面を使って修正しましょう。
4.綺麗にぷっくり感ができ、光の筋がまっすぐ入っていることが確認できたら(凸凹がなくなったら)、素早く硬化します。
3本や5本仕上がってから硬化する人もいますが、ジェルは時間が経つと流れてしまうので、慣れていないうちは1本ずつ硬化するのがおすすめです。
5.これ以上厚みはいらないという場合は完全硬化をして、拭き取りをして終了です。
もし、もう少し厚みがあってもいい・強度が欲しいという場合はハードジェルを用意し、全体的に薄く塗りましょう。
(ノンワイプジェルを使いたい方はここでノンワイプジェルを使用します)
6.完全硬化をし、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
初心者必見!簡単ぷっくりジェルネイルのコツ♪
上記の工程で最も重要な3の「整える作業」。
ただジェルの扱いが慣れていないと少し難しく感じるかもしれません…。
そこでおすすめなのが、手をひっくり返す方法♪
こうすることで、セルフレベリング(ジェルが移動する性質)と重力によって、ジェルが勝手に爪中心に集まってくれるんです!
手の平をそのままひっくり返すのでもいいですし、机を掴むようにしてもいいです♪
(親指はグーの状態で床に対し爪表面が平行になるようにひっくり返して待ちます)
とにかく10秒〜20秒程逆さの状態にし、終わったら色んな角度から確認して綺麗な山が作れていたら硬化しましょう。
これなら誰でも簡単にできますよね♪
セルフジェルネイル厚みはどのくらいが理想?
ジェルネイルは「こうじゃなきゃいけない」という決まりや正解はありませんので、みんな言っていることはバラバラなはずです。
「ぷっくり感はあればあるほどいい!可愛い!」
と思う人もいれば
「ぷっくり感はいらない!ナチュラルな方がいい!」
という人もいるでしょう。
ですので、自分が「こういうのが好きだな」と思えるネイリストさんや先生のネイルの写真を真似して作るのがいいと思います。
また人にやる時は、事前にどれくらいの厚さがいいのか画像やサンプルなどを一緒に見て確認しておくといいですね。
厚みを出しやすいおすすめのトップジェル
同じトップジェルでもメーカーや成分の配合によって、厚みの出しやすさが違います。
ここでは特に厚みが出しやすいトップジェルをお伝えしますね。
プリジェル グロッシートップ(ソフトジェル)
引用:公式サイト
国産商品を扱う大手メーカー、プリジェルの大ヒット商品「グロッシートップ」。
少し硬めの扱いやすいテクスチャーで、1度塗ればガラス玉のような透明感とツヤが出るプロ・セルフともに人気の高いトップジェルです。
参考価格 4g 2,500円
グレースジェル クリア(ソフトジェル)
引用:公式サイト
グレースガーデンは元々セルフ向けに作られたメーカーで、手頃な価格で色んなバリエーションのジェルが手に入ります。
中でもこの「グレースジェル クリア」は伸びがよく、初心者でも扱いやすいトップジェルです。
参考価格 15ml 1,296円
クリストリオ(ハードジェル)
引用:公式サイト
ちなみに…
・水仕事が多いので頑丈にしたい
・プロのツヤツヤネイルにとことん近づけたい!
そんな方におすすめなのがクリストリオのハードジェルです。
誰もがうっとりするほど素晴らしい輝きを保ったまま、3週間〜4週間過ごすことができます。
ただ、扱いに若干癖があるため最初は戸惑うかもしれませんが、使い慣れてくると他のハードジェルが使えなくなるほどクリストリオの虜になってしまいます♪
参考価格 15ml 2,199円
さいごに
セルフジェルネイルの厚み出しは慣れれば意外と簡単です!
ただやはり、道具選び(不向きなジェルは使わない)や、正しいやり方を実践できないことには理想的なぷっくりネイルにはならないので、ぜひ最初は時間を気にせずに集中して作業できるような環境を作ってくださいね。