派手なネイルは仕事上できないけれど、爪先はいつだって綺麗にしておきたいですよね。
また、爪が割れやすく、ジェルネイルで補強したい!なんて人にもおすすめなのがクリアジェルネイル。
今回は、セルフでも簡単に行えるクリアジェルネイルのやり方とコツをご紹介!おすすめのメーカーや、クリアベースの簡単可愛いデザインもあわせてご紹介いたします。
この記事の目次
クリアジェルネイルとトップジェルは別物?
ジェルの種類には、様々なものがありますが、その中でよく見かけるものは、ベースジェル、カラージェル、クリアジェル、トップジェルの4種類ですよね。
ベースジェルは爪との密着度が高いジェルで、ジェルネイルがリフトしにくいジェル。
カラージェルはその名の通り、色のついたジェル。
クリアジェルはカラージェルと混ぜたり、厚み出しに使うジェル。
トップジェルは仕上げに使うジェル。
というのが一般的な認識ですが、メーカーによってはトップジェルがない場合もありますよね。
それはなぜか…?
結論として、クリアジェルとトップジェルは呼び方が違うだけであって基本的に同じものだからです。
ベース、カラーを塗布した後は、クリアジェルを塗布して未硬化ジェルを拭き取れば、ジェルネイルは完成します!
ですが、トップジェル、クリアジェルとして別で販売しているメーカーでは、違いがある場合もあります。
例としてグレースガーデンのホームページに掲載されていた、トップジェルの比較表を見てみましょう。
引用:グレースガーデン
表をご覧の通り、名前は
- スーパーハードジェル
- スカルプチュアジェル
- クリアジェル
- クリスタルワイプレストップ
- ワイプレストップ
と様々ですが、すべてトップジェルとして使うことができます。
ですがそれぞれに特徴があります。
右から2つの「クリスタルワイプレストップ」と「ワイプレストップ」トップジェル専用です。
ワイプレスなので未硬化ジェルのふき取りが不要で、完全硬化すればなにもしなくてもそのままつやつやになります。
また、他のジェルに比べてツヤが出やすいということもわかります。
そのかわり、柔らかいので厚み出しはできません。
左からみ3つの「スーパーハードジェル」と「スカルプチュアジェル」と「クリアジェル」は、クリアジェルで、どれも未硬化ジェルのふき取りが必要になりますがトップジェルとしても使うことができます。
スーパーハードジェルはアセトンでオフができないジェルですが、ロングの長さ出しができる硬度の高いジェル。
スカルプチュアジェルは、アセトンでオフできる固めのジェル。
このふたつに関しては特徴がありますが、クリアジェルはカラージェルと混ぜて使う普通のクリアジェルです。
グレースガーデンに限らず、クリアジェルには、スカルプチュアジェルやビルダージェルなど、特徴のあるジェルもあります。
使用用途によって選ぶ必要はありますが、どのクリアジェルもトップジェルとして使用することができるのです。
クリアジェル→トップジェルとして兼用できる
トップジェル→トップジェル専用
という認識で、クリアジェル、トップジェルを使い分けてください。
使用するジェルを減らしたいという方は、トップジェルにも兼用できるクリアジェルが便利ですが、グレースガーデンで販売されている未硬化ジェルのふき取りが不要なワイプレストップジェルは、ふき取り時の曇りなどのトラブルを避けることもできますし時短にもなるので便利です!
セルフで行うクリアジェルネイルのやり方
まずはプレパレーション
まずは、ジェルを塗布する前に下準備、プレパレーションを行います。
このプレパレーションを丁寧に施すことで、ジェルネイルのもちがぐっと良くなるので、省略せずきちんとした処理してくださいね。
筆にエタノールを染み込ませる
エタノールをしみ込ませたキッチンペーパーに筆をのせ、エタノールをしみ込ませ、筆を柔らかくほぐします。
ファイリング
エメリーボードで爪の形を整えます。
左右に動かすのではなく、一方方向に動かすことで、二枚爪や削りすぎを避けることができます。
キューティクルリムーバー
キューティクルリムーバーを爪の根元の甘皮、ルーススキンにのせ、甘皮を柔らかくして落としやすくします。
甘皮が厚い場合は、キューティクルリムーバーをのせたあとに、38~40℃くらいのお湯を張ったボウルに指を付けるとさらに落としやすくなります。
メタルプッシャー
メタルプッシャーで余分な甘皮を押し上げます。
キューティクルニッパー
メタルプッシャーで押し上げ余った甘皮をニッパーで除去します。
ささくれなど、爪周りにある余分な皮は、すべてカットしましょう。
セラミックプッシャー
セラミックプッシャーを使って、残っている甘皮やルーススキンを除去します。
根元のサンディングもできるので便利なアイテムです!
スポンジバッファー
180Gのスポンジバッファーで爪全体を削り、傷をつけます。
傷をつけることで、ジェルの密着度が高まります。
爪の艶がなくなる程度にとどめ、削りすぎないように注意しましょう。
ダスト除去
ダストブラシを爪の根元から爪先にむかってかけ、ダストを除去します。
皮膚に入り込んだダストもしっかりと除去しましょう。
ダストを除去しきれていないと、ジェル塗布のときにダストが混ざり、表面がブツブツしてしまいます。
拭き取り
ダスト除去が終わったら、プレプライマーやエタノールをキッチンペーパーにしみ込ませ、爪を拭きとり、油分と水分を除去します。
油分・水分が残っていると、ジェルネイルの浮きや剥がれの原因になるので隅々までふき取り、拭き取った後は触らないようにしましょう。
セルフで行うときのポイント
下準備が終わったら早速ジェルを塗布!と言いたいところですが、その前にセルフでジェルを上手に塗るポイントをおさえておきましょう♪
指を固定する
塗布する指は、隣の指で固定しましょう。
この時、両サイドの皮膚を下に引っ張るようにして抑える(スキンダウンする)とサイドも塗りやすくなります。
ブラシ側の手を小指で支える
ブラシを持つ手は、塗布する手の平に小指をのせて固定させることで、震えず安定して塗ることができます。
両脇をしめて安定させる
ジェルを塗布する際は、両脇をしめましょう。
写真を撮るとき、脇をしめるとぶれにくくなりますよね!
同じ要領で、ジェルネイルの際も脇をしめると安定して塗りやすくなりますよ。
筆は寝かせる
筆はなるべく寝かせて塗ると、筆跡が残らずきれいに塗ることができます。
ベースジェル塗布
ジェルネイル塗布のポイントがわかったところで、早速ジェルを塗っていきましょう!
米粒程の少量をとり、塗布
筆先に米粒大のベースジェルを爪の中央にのせ、中央に置いたジェルを爪先にのばすようにして塗布します。
爪先のエッジも忘れずに塗りましょう。
次に、キューティクルラインは筆をスタンプのようにして、キューティクルラインに沿ってポンポンと少しずつずらしながらジェルをのせていきます。
キューティクルラインぎりぎりまで、塗りましょう。
キューティクルに塗らないよう注意
ジェルを塗る際は、キューティクル(皮膚)につかないように注意してください。
キューティクルにジェルが付いてしまうと、浮きや剥がれの原因となります。
キューティクルにジェルが付いてしまった場合は、ウッドスティックなどで除去してから硬化しましょう。
セルフレベリング
ジェルはセルフレベリングといって、なじむ性質があり、筆の跡や多少のでこぼこも、このセルフレベリングを利用すればつるんとなだらかな表面になります。
塗布した後はすぐに硬化せず、セルフレベリングを待って表面がなじんでから硬化しょう。
ベースジェルをライトで硬化
ベースジェルを塗り、セルフレベリングをして表面がなだらかになったら、ライトで硬化します。
クリアジェル塗布
ジェルらしいぷっくりとしたジェルネイルにしたい場合には、クリアジェルを塗布します。
薄付きにしたい場合には、クリアジェルは塗布せず、ベースジェルの次にトップジェルでOKです。
ぷっくりさせるためにたっぷりとる
厚みを出すために、筆先には少し多めにジェルをとります。
この時もベースジェルと同じく、ジェルは爪の中央にのせましょう。
中央にのせたジェルを伸ばすようにして爪先、エッジまで塗布。
そしてキューティクルライン、サイドもしっかり塗っていきます。
透明で分かりづらいかとは思いますが、ベースジェルからはみ出ないように注意しましょう。
指をひっくり返してハイポイントを作る
手のひらをひっくり返して爪を下にすると、ジェルが爪の中央にたまってハイポイントを作ることができます。
こうすることで、ぷっくりしているけど、ぼてっとはしない、美しいジェルの仕上がりになります。
もちろん、ジェルを中央にのせハイポイントを作ってもOKです!
ただし、ジェルをのせすぎるとサイドにはみ出てしまうので注意してください。
セルフレベリング
ハイポイントベースジェル同様、セルフレベリングを利用してジェルがなじむのを待ちます。
クリアジェルをライトで硬化
クリアジェルを塗り、セルフレベリングをして表面がなだらかになったら、ライトで硬化します。
トップジェル塗布・硬化
ベースジェルと同様の手順でトップジェルを塗布し硬化させます。
未硬化ジェルの拭き取り
トップジェルの硬化が終わったら未硬化ジェルを拭き取ります。
未硬化ジェルのふき取りには、ジェルメーカー指定の方法でふき取りをしましょう。
ノンワイプトップジェルの場合には、ふき取りは不要です。
完成!
これで、クリアネイルの完成です!
クリアジェルネイル後の道具のケアの仕方
クリアジェルネイルが終わったら、道具のケアもきちんと行いましょう。
筆のケアは、エタノールをたっぷり含ませたキッチンペーパーに、筆を挟むようにして、筆に残ったジェルを拭き取るだけでOKです。
毎回きちんとケアすることで、道具は長持ちします!
特に筆はケアを怠ってしまうと、筆先が割れたり、硬くなったりとジェルの塗布もしにくく、仕上がりも悪くなってしまうので、必ずケアしてくださいね。
クリアジェルネイルにおすすめのメーカー
クリアジェルネイルをするのにおすすめのメーカーをご紹介します!
グレースガーデン
クリアジェルとベースジェルの違いでもでてきた、グレースガーデンは、ジェルの種類が豊富なだけでなく、大容量なのに低価格、そして質もいいと、セルフネイリストにもってこいのおすすめのジェルネイルメーカーです。
グレースベースジェル
引用:グレースガーデン
サンディング不要のベースジェルなので、地爪の負担を最小限にすることができます。
ノンアセトンのリムーバーでも除去ができるので、オフでの皮膚や爪への負担が心配な方にもおすすめです。
グレースジェルクリア
引用:グレースガーデン
無色透明で黄ばまない、ハードジェルのような透明感とつやがあると評判のグレースジェルクリア。
透明感がずっと続くので、トップジェルとしても使える万能クリアジェルです。
グレースジェルスカルプチュア
引用:グレースガーデン
ハードジェルと同等の硬さがあるにも関わらず、リムーバーで簡単にオフができるグレースガーデンのスカルプチュアジェル。
時間がたつと平らになってしまいやすいスカルプチュアジェルですが、グレースジェルスカルプチュアは形状記憶に優れ、美しいカーブを保つことができます。
グレースジェルワイプレストップ
引用:グレースガーデン
ふき取り不要でガラスのように美しいつやがでる、グレースガーデンのワイプレストップジェル。
硬化後のふき取り作業がないのでセルフジェルネイルの時短にもなります。
注意点として、ふき取り不要のワイプレストップジェルは厚みをだすと黄ばみやひびわれの原因になるので、薄く塗る必要があります。
グレースジェル新マットトップ
引用:グレースガーデン
流行りのマットネイルが簡単にできる、マット仕上げ専用のトップジェルです。
マットジェルは汚れが付きやすいというデメリットがありますが、グレースガーデンのマットトップは表面がきめ細かいので汚れが付着しにくく、きれい、可愛いネイルを長い期間楽しむことができます。
セルフ初心者におすすめのクリアカラージェル
仕事で派手なネイルはしたくないけれど、爪の白い部分(フリーエッジ)が見えるのは嫌!という方におすすめなのが、ヌーディーネイルです。
ヌーディーネイルならフリーエッジを隠しつつも、自然な女性らしい指先を手に入れることができます。
ヌーディーネイルをするのにおすすめなのが、クリアカラージェルです。
半透明のカラージェルで発色が薄く、爪の色となじませやすいのが特徴。
グラデーションも通常のカラージェルに比べて初心者でも簡単にできちゃいます。
もちろん、お手持ちのカラージェルにクリアジェルを混ぜてクリアカラージェルにしてもOKです!
セルフ初心者にもおすすめの簡単可愛い♡クリアジェルネイルデザイン
クリアネイルはしたいけど、クリアだけじゃ物足りない!
そんな方におすすめの、初心者でも簡単にできるクリアジェルネイルデザインをご紹介します!
ラメを使ったクリアジェルネイル
シールを使ったクリアジェルネイル
ストーンを使ったクリアジェルネイル
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シーンを選ばず楽しめる、クリアジェルネイルはさりげない女性らしさを演出するにもおすすめです!
ジェルネイルのポイントをおさえて、ふんわり優しいクリアジェルネイルを楽しんでくださいね♪