セルフジェルネイル用品の中でも必需品といえるのが、ウッドスティックです。
ウッドスティックは買ったままの状態では使いにくいので、仕込みをする必要があります。
今回は、ウッドスティックの作り方と使い方についてご紹介いたします。
この記事の目次
ウッドスティック・コットンスティックの作り方の基本
ウッドスティックは、先が丸いラウンド型、斜めの三角型の2種類の形に削り上げておくのがおすすめです!
1本のウッドスティックの片側を丸型、もう反対側を三角型に削り、使いやすくしましょう。
使い古しのネイルファイルを使いましょう
ウッドスティックを削るのには、使い古したネイルファイルを使用しましょう。
消耗品のネイルファイルですが、80G、100G、200Gなどワンセットで捨てずに残しておくと便利です。
ウッドスティックを削る際には、粗めの100Gのネイルファイルとバッファーを使います。
ウッドスティックの作り方(削り方)
ラウンド型のウッドスティック
①まずは裏表を粗目のファイルで削って薄くする
②角を削り落として丸くする
③薄く削ることができました!
④バッファーのネイルファイルで磨き上げたら完成です!
細かい箇所の修正に使用します。
三角型のウッドスティック
①まずは斜めに削って三角の形にして、さらに裏表を削って薄くします
②三角型の形に整いました!
③バッファーのネイルファイルで仕上げたら完成です。
根元などの細かい部分の修正に便利です。
コットンスティックの作り方(巻き方)
コットンスティックは、ウッドスティックにコットンを巻き付けたものです。
大まかな修正がしやすい太めに巻いたコットンスティックと細かい修正に向いている薄めにコットンを巻き付けたコットンスティックの2種類をがあります。
コットンスティックには、先の丸いラウンド型のものを使用します。
コットンスティックには、端が加工されていない、コットンがおすすめです!
コットンは割いて使用します。
コットンは何でも構いませんが、割きやすく、ほぐれやすいものを選びましょう。
太めのコットンスティックの作り方(巻き方)
①ウッドスティックをポリッシュリムーバーやエタノール、水などで湿らせます
②ウッドスティックをコットンの上で転がしてコットンを巻き付けます
③手のひらの上で転がしながらコットンをしめます
④もう一度、ポリッシュリムーバー等につけて湿らせます
⑤もう一度、手のひらで転がしてコットンをしめます
⑥太めのコットンスティックの完成です!
薄めのコットンスティックの作り方(巻き方)
①ウッドスティックをポリッシュリムーバー等で湿らせます
②少しだけコットンを取って薄く巻き付けます
③手のひらでウッドスティックを転がして、コットンをしめます
④もう一度、ポリッシュリムーバー等で湿らせます
⑤もう一度、手のひらで転がしてコットンをしめます
⑥薄くコットンを巻いたウッドスティックの完成です!
検定用のウッドスティックの作り方!何本必要?
検定用のウッドスティックの作り方は、上記でご紹介したウッドスティックの作り方、コットンスティックの作り方と同じです。
コットンスティックはポリッシュ修正には活躍しますが、コットンがジェルについてしまうので、コットン無しのものを使用する場合もあります。
コットンスティックを5本、ウッドスティックのままのものを3本、最低でも合計8本ほど用意しておくと安心です。
準備する本数などに決まりはありませんので、使いやすい、必要な本数を用意しておきましょう。
検定用のウッドスティックの仕込みは、当日ではなくても大丈夫ですので、事前に仕込んでおきましょう!
汚れたウッドスティックも削ればOK!
ウッドスティックを使っていると、汚れていってしまいますよね。
そんな汚れたウッドスティックも、削れば新品同様になります。
削り方は、上記の削り方と同様です。
持ち手部分も汚れるので、一緒に削っておくときれいになります。
削ることでこんなにきれいになりました!
長いウッドスティックだと何度も削って使えるので、ウッドスティックを購入する際は長いものを選ぶのがおすすめです。
【大活躍!】ウッドスティックの使い方
はみ出したポリッシュ(マニキュア)の修正
はみ出したポリッシュ(マニキュア)は、コットンを巻き付けたコットンスティックで修正します。
サイドのように指の肉が盛り上がっているところは、皮膚を下に引っ張って(スキンダウン)、修正しましょう。
コットンの量が多すぎると、必要以上にポリッシュ(マニキュア)を落としてしまうので、薄いウッドスティックにコットンを薄く巻き付けて使用しましょう。
甘皮処理
ジェルネイルの下準備に必要な甘皮処理をウッドスティックで行うこともできます。
準備するもの
・液体ソープ
・コットン
・ハンドクリーム
・ボウル
・ウッドスティック
やり方
1.ハンドクリームを甘皮に塗る
2.ボウルにお湯・液体ソープをいれてウッドスティックでよく混ぜる
3.指先をお湯につける
4.コットンスティックを作る
5.コットンスティックにお湯を含ませる
6.コットンスティックで甘皮を押し上げ、くるくるとはりついた甘皮を除去する
7.甘皮処理ができたら保湿をして完了です!
さいごに
いかがでしたか?
ウッドスティックは、セルフジェルネイルの修正やパーツの配置に欠かせないアイテムです。
削って形を整えたウッドスティックなら、より丁寧に、細かい部分でも美しく仕上げることができます。
少し手間ではありますが、ウッドスティックを使う前は形を整えて、使いやすい形に仕込んでくださいね!