セルフジェルネイルを始めてこんなことに悩んでいませんか?
- 筆を使う前や使った後はどうお手入れすべき?
- 筆の保管方法は?
- 筆が固くなってしまった時どうすればいいの?
- そもそも筆って何本必要なの?
- 使いやすいおすすめの筆は?
こちらではよくある筆のお悩みをまるっと解決!
特にセルフジェルネイル初心者の方は要チェックです!
この記事の目次
基本的な筆のお手入れ方法
まずセルフジェルネイル初心者で最も多い悩みが、筆のお手入れについてです。
それぞれの場面でどのようにお手入れをすべきかをお伝えしますね。
筆のおろし方
買ってすぐの状態の筆の穂先にはカビ防止のためのノリがついており、そのまま使ってしまうとうまくジェルに馴染まなかったり、硬化しにくくなったりしてしまいます。
未使用の場合は以下の手順に沿って筆をおろしてください。
1.キッチンぺーパーで筆先をほぐす
小さめにカットした清潔なキッチンペーパーで筆先を挟み、指先で上下に優しく動かしながら穂先をほぐしましょう。
この時、毛の根元から無理に動かしたり雑にほぐしてしまうと劣化の原因になってしまうので注意しましょう。
この時に出てくる白い粉のようなものがノリです。
キッチンペーパーで拭いたり息を吹きかけたりして落としましょう。。
2.ジェルで馴染ませる
粉が出てこなくなるまで落とせたら、小さく切ったアルミホイルやクッキングシートの上にクリアジェルを出し、筆につけて馴染ませましょう。
ある程度馴染んできたらキッチンペーパーでまた挟むように拭き取りをします。
この「クリアジェルで馴染ませる」→「キッチンペーパーで拭き取る」のを、2〜3回行い、最後に穂先を綺麗に揃えて完了です。
すぐに使用しない場合は、ホコリが付かないように専用のキャップをつけて保管しましょう。
筆を使った後のお手入れ方法&保管方法
使用後の筆は、ついたジェルをキッチンペーパーでよく拭き取って、穂先を整えた状態で専用のキャップをして保管します。
キャップをしないとホコリが付いてしまうのはもちろん、筆についたままのジェルが蛍光灯や窓から差し込む日光によって硬化し、穂先が固まってしまいます。
キャップがなければアルミホイルを巻くのでも構わないので、必ず筆をカバーするようにしましょう。
また、カラージェルやラメなどがうまく拭き取れない場合は、ジェルクリーナー(または無水エタノール)をつけたキッチンペーパーを挟むようにして拭き取ると綺麗に取ることができます。
ただ毎度ジェルクリーナーを使っていると毛が傷みやすくなってしまうので、基本的にはキッチンペーパーだけで拭き取るようにしてください。
ちなみに、ジェルと水は成分の相性がとても悪いので、水で洗い流してもうまく落とすこともできなければ筆に残った水分によってカビが生えやすくなってしまうので絶対NGです!
アセトンも筆を傷めてしまいやすいので使わないでくださいね。
もし筆の穂先が固まってしまった時の対処法
もし、穂先が固まってしまった場合、コットンにジェルクリーナーをたっぷり染み込ませ、筆に巻いてオフをする時のようにアルミホイルを巻きます。
この状態で30程度放置してキッチンペーパーで拭き取ると穂先が柔らかくなりますよ。
セルフジェルネイルに必要な筆の本数って?
良い状態の筆を長持ちさせる&セルフジェルネイルを上達させる上で大切なのは、ズバリ!筆の本数です!
セルフジェルネイル初心者の方だとキットで買うことが多いので、少なくて2本、多くても5本程度ではないでしょうか…
正直な話、それではジェルネイルを思う存分楽しむことは難しいです!
筆は最低7本必要!その理由とは
筆は最低でも7本必要です!
それぞれの筆にどんな役割があるのかを説明しましょう。
①クリアジェル用(1本)
ベース・トップ用、色混ざりを防ぐ為
②③カラージェル用(各1本/計2本)
濃い色用と薄い色用、色混ざりを防ぐ・筆の拭き取り時間を省く為
④フレンチ用(1本)
フレンチネイルをする為
⑤細ライナー用(1本)
極細ラインを描く為
⑥太ライナー用(1本)
アート、しっかりしたラインを描く為
⑦ラメラインを整える用(1本)
余分なラメを削ったり、歪んだラインを整える為
クリアジェルを付けないのであった方が修正しやすい
基本的にこの7本と、ドットのデザインが作りやすい「ドット棒」があれば一通りのデザインができます!
なぜたくさんの筆が必要なのか
早くネイル技術が向上するから
「7本も多くない!?」と思われるでしょうが、フレンチ・チェック・ツイード・マーブルなど…これらのデザインをプロのネイリストが1〜2本の筆でやろうとしても、そう簡単にはできません。
しかも他人の爪でなく自分の爪にやるとなれば、利き手が使えないのでなおさら難しいはず。
色を変えたりアートをするたびに色が混ざらないよう拭き取りもしなくちゃならないので、時間と手間が異常にかかってしまいます。
お伝えした7本の筆はそれぞれの目的にあった型になっているのでとても扱いやすく、見た目も綺麗ですしなによりスピーディーに仕上げることができます!
お金はかかりますが、数千円で7本揃えれば、1〜2本で技術をつけるよりも数倍・数十倍早くクオリティーの高いネイルができる上、うまくできる楽しさからジェルネイルを長く続けることができるので、惜しむものではありません!
つまり、高価な筆を数本使い回すより、安くても用途にあった筆をいくつも持っている方が良いということですね!^^
しかも、ジェルネイルの筆は金額と使いやすさがそこまで比例しないので、高ければいいというものでもないんです。
自分にとって使いやすいものが安くで手に入ることも多いんですよ◎
筆が長持ちするから
また1〜2本に色んな仕事をさせるより、7本を役割ごとに使う方が1本あたりにかかるダメージを減らすことができ、筆自体長持ちしやすいというメリットがあります。
ジェルネイルを始めると「早く色んなカラージェルを集めたい!」「沢山パーツが欲しい!」という気持ちになりますが、技術が伴わずにうまく仕上げられないのなら買っても意味がありません…
まだテクニックがないうちは、素直に物に頼ることが大切です^^
セルフジェルネイルは筆の選び方が肝心!
ですが、いざ筆を買い足すにもサイトや本などにはジェルやライトのメーカー情報・デザイン集ばかり…
「どのような筆がいいのか」「どんな筆を選ぶべきなのか」など筆に関しての情報はそこまでありませんよね。
数百種類の筆の中から、セルフジェルネイル初心者が筆を選ぶなんて難易度高すぎっ!
そこで筆の買い足しに役立つ【筆の選び方】と【実際にプロのネイリストが使っている愛用の筆】を特別にご紹介したいと思います。
必ずしも「コレじゃなきゃダメ!」というのではありませんが、どのような時にどの筆を使うのかがはっきりすれば、買い足すべきものが明確に分かると思います!
参考までにどうぞ^^
①クリアジェル用(1本)
画像出典:SHINIGEL OFFICIAL ONLINE SHOP
※イメージ
ベーシックなナイロン毛のブラシです。
たくさんのクリアジェルを掬ったり細く量を調節するには、穂先が丸いオーバルよりも穂先が四角いスクエアの方が使いやすいですよ。
【ネイリスト愛用品:ネイルパートナー#4(四角4mm)】
②③カラージェル用(各1本/計2本)
画像出典:Amazon
※イメージ
濃い色用と薄い色用の2本必要なカラージェル用ジェルブラシは、滑らかな質感の動物毛タイプを選ぶのが理想です。
形は爪のラインにフィットしやすいオーバルがおすすめ。
【ネイリスト愛用品:ネイルパートナー#4】
④フレンチ用(1本)
画像出典:SHINIGEL OFFICIAL ONLINE SHOP
※イメージ
独特のカーブを描くので、穂先がしなりやすい厚みのないフレンチ用ブラシを選びましょう。
【ネイリスト愛用品:シャイニージェル#クマノ筆】
⑤細ライナー用(1本)
画像出典:SHINIGEL OFFICIAL ONLINE SHOP
※イメージ
毛が長く毛量が少ないものを選ぶと、細いラインが書きやすいです。
【ネイリスト愛用品:ネイルパートナー×マナネイルアートブラシ】
⑥太ライナー用(1本)
画像出典:SHINIGEL OFFICIAL ONLINE SHOP
※イメージ
細ライン用とは違い、毛が短く毛量が普通〜多いものを選ぶとくっきりとした太いラインが描けます。
ネイリスト愛用品:ラピジェル
⑦ラメラインを整える用(1本)
画像出典:楽天市場
※イメージ
歪んだラインを整えるのに使うので、穂先がまっすぐのスクエアやフラットが適しています。
使い古しの筆でも構いません。
【ネイリスト愛用品:バイオスカルプチュアジェルブラシ #4 フラット】
ネイルパートナーは、ネイルサロン勤務者・ネイリスト資格取得者・ネイルスクールの学生などネイルサービスに携わる会員制のメーカーです。一般の方は利用できません。
また、ラピジェルの全商品はすでに販売が終了しています。
まとめ
「簡単」「スピーディー」「美しく」の3拍子を叶えてくれる筆!
自分にフィットする筆で楽しいジェルネイル生活を過ごしましょう♪