右利きの場合、左手のジェルネイルは自分でも簡単にできるけれど、利き手側の右手ってなかなかうまく塗れないですよね。
なんだかヨレちゃってムラになる。剥がれやすいというセルフジェルネイラーさん必見!
今回は、利き手側のセルフジェルネイルを上手に仕上げるコツとポイントについて解説致します。
この記事の目次
利き手のセルフジェルネイルは時間がかかる
器用になんでもこなす利き手。
細かい作業が得意な人なら、難しいアートも難なくやってしまう方も多いですが、それが反対の手となると難しさが数段アップ!
お箸や鉛筆などを利き手と反対の手で使うとものすごく時間がかかるのと同じく、ジェルネイルの場合も利き手を塗るときはものすごく時間がかかってしまいます。
また、ジェルネイルの工程には、甘皮処理や長さ、形調節などの下処理もあり、うまく塗れないだけではなく、総合的にみてもかなり時間がかかってしまうのが現実です。
デザインによっては3〜5時間
一般的にネイルサロンでジェルネイルをしてもらう場合、ワンカラーなどのシンプルなものでしたら1時間~1時間半、デザインネイルでも2時間~3時間で終わりますが、セルフジェルネイルの場合はそうはいきません。
デザインの難しさによっても異なりますが、最低でも3時間、長ければ5時間ほどかかってしまうこともあります。
利き手側のセルフジェルネイルを上手にするコツとポイント
セルフジェルネイルの最大の難所といっても課題ではない、利き手を塗る作業。
あまりにも時間がかかってしまう場合は、ジェルネイルをするのも億劫になってしまい、やってもシンプルなデザインばかり…
これではジェルネイルを楽しめませんよね。
そこで、利き手のセルフジェルネイルを上手に塗るコツとポイントを紹介します!
利き手のセルフジェルネイルを上手に塗るコツ!
焦らずゆっくり丁寧に
ジェルネイルはマニキュアと異なり間違ってしまってももう一度やり直すことができますが、ジェルを拭き取ってもう一度やり直しとなるとかなり時間がかかります。
難しいアートとなると、1度やり直しになるだけで心が折れてしまいそうになりますよね…
利き手を塗るときには、塗り直し、やり直しになることのないよう、できるだけ慎重にゆっくり丁寧に塗るようにしましょう。
ゆっくり丁寧に塗ったとしても、何度もやり直すよりは結果的に早く終わりますし、やり直しで拭くたびに未硬化ジェルが落ちてその前の段階からやり直さなければいけなくなってしまうこともあります。
特に爪のキワやアートなどは、集中してゆっくり仕上げましょう。
手元を明るくする
利き手を塗ると聞きに限りませんが、ベースジェル、クリアジェル、トップジェルは無色透明で、はみ出しが非常に分かりにくいため、手元は明るくしてやりましょう。
はみ出したままで硬化してしまうと、そこから浮いてきてしまうので、はみ出した部分はしっかりとふき取りをしてくださいね。
明るくしておけば、ほこりや気泡など、ジェルに異物が入った時もわかりやすいので、どちらの手を塗る場合でも、手元を明るくしておいて損はありません。
筆を短くもつ
ジェルネイルを塗るときは、筆を短く持ってしまうと力が入りやすくなってしまうため、ある程度の長さを保って優しく力を入れずに塗るのが基本です。
ですが、利き手を塗るときはどうしても手がぶれてしまうので、ぶれにくくするためにも筆は短くもつのがコツです。
短く持つことで筆圧が高くなりムラができやすくなるので、いつも以上に力を入れ過ぎないよう注意し、筆でそっとなでるようなイメージで動かしてジェルを塗布するようにしましょう。
爪と筆の角度を意識する
塗る箇所に合わせて、爪と筆の角度をかえることでも、塗りやすさは変わります。
キューティクルライン(甘皮のライン)、爪の先は45°くらいの角度をつけて、それ以外の部分は筆を寝かせると塗りやすくなります。
手は固定する
利き手でジェルを塗布する場合でも、手を固定することは丁寧に塗るための大きなポイントです。
利き手を塗る場合も同じく、手を固定することでより塗りやすくなります。
両肘はテーブルにつけるのが基本。
それに加えて筆を持つ手の小指を、塗る手に当てて固定することでより安定感が増します。
筆を手前に引いて塗るのがスタンダードなジェルネイルですが、利き手を塗る場合には、手をパーにして机の上にのせ、筆を持つ手は机の上にのせて固定するのも安定して塗りやすいです。
筆の角度調整が少々難しくはなりますが、初心者の場合にはこの方法がおすすめです。
スキンダウンする
スキンダウンとは、皮膚を引っ張って塗りやすくするテクニックです。
爪の両サイドのキワを塗るときは、このスキンダウンが必須!
スキンダウンと併せて手の角度を変えることで、死角になるサイドもきれいに塗ることができます。
ジェルのとりすぎには注意!
うす付きにすると筆の線が出てしまったり、ボコボコしてしまったりと塗りにくいので、不慣れな利き手と反対の手で塗るときは多めにジェルを取ってしまう方が多いのですが、ジェルネイルは、多すぎても塗布することができません。
多すぎるジェルが皮膚まで流れてしまったり、硬化不足になってしまったりと、直す必要が出てきてしまうようでは余計に時間がかかってしまいます。
利き手と反対の手では適量のジェルがとれないという場合は、利き手でジェルを筆にのせてから持ち帰るという方法もあります。
うまくジェルの量を調節し、適量を塗布するようにしましょう。
硬化前に要チェック!
硬化する前には、はみ出しがないか、でこぼこはないか、塗れていないところはないか、しっかりとチェックしましょう。
ミスがあっても直しがきくのがジェルネイルの魅力!
はみ出しがあった場合にはウッドスティックなどで除去、塗り残しがあった場合にはもう一度ゆっくり丁寧に塗りなおしましょう。
細部までチェックしてから硬化することで、仕上りの質が変わります。
片手ずつ完成させる
セルフジェルネイルは両手を同時進行するのは至難の業!
ほこりが付いてしまった、きずつけてしまったとなると、リテイクしている時間が無駄になってしまいます。
セルフジェルネイルでは、必ず片手ずつ完成させるようにしましょう。
この時、先に完成させるのは利き手と反対の手!右利きの場合には左手から完成させます。
利き手で一度完成させることで、デザインのコツをつかむことができるので、利き手と反対の手で塗布する際もスムーズにすすめることができます。
利き手のセルフジェルネイルで便利なネイルグッズ!
利き手を塗るのが難しく、アートはあきらめてしまっている…という方も多いですよね。
でも、せっかくならいろんなアートを楽しみたい!
そんな時におすすめのネイルグッズをご紹介します!
ストーン
キラキラのストーンからスタッズ、パーツとして完成しているものもあります。
アートとはちょっと異なるかもしれませんが、ストーンを活用することでワンランク上のセルフジェルネイルが完成します!
のせて固めるだけなのでとても簡単ですし、おすすめです。
ネイルシール
手書きでアートは難しくても、ネイルシールなら貼るだけで難しいアートネイルできちゃいます!
手書きアートは時間がかかりますが、シールなら左右両方の時短にもなるので、時間はあまりないけどアートがしたい!という方にもおすすめです。
ネイルシールには、文字、お花、イラスト…などなど様々なものがありますので、お気に入りのものを見つけてアートに活用しましょう。
ネイルスタンプ
画像引用:Amazon
最近注目されているネイルスタンプ!
100円ショップでも購入することができます。
ネイルスタンプは、好きな柄プレートに塗料をぬり、それをスタンプに転写してネイルにおすだけ!
最初はちょっとコツが必要ですが、ポンポンと簡単に難しいアートができるので、おすすめです。
コツをつかんで利き手のセルフジェルネイルも美しく!
いかがでしたか?
利き手のセルフジェルネイルは難しいですが、コツをつかめば仕上がりはぐっと良くなります!
また、慣れることも大事なので、積極的に様々なデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか?
回数を重ねるごとに、左右とも差のないセルフジェルネイルになっていきます。
利き手のセルフジェルネイルを上手に塗るコツは、利き手でジェルネイルをきれいにぬるコツとも一緒ですので、ぜひポイントを押さえて美しいジェルネイルを目指してくださいね!