ジェルネイルはアクリル絵の具が使える!?使い方と注意点

  • 今回だけこの色が使いたい!
  • アートにこんな色が使いたい!

など、セルフジェルネイルでいろんなデザインにチャレンジしていくと、カラージェルがたくさん欲しくなってきます。
とはいえ、いくらプチプラカラージェルでも何色もそろえるのはお金がかかるし、ちょっとだけ使いたいときに1個まるまるカラージェルを買うのはもったいないですよね。

そこでおすすめなのがアクリル絵の具を使ったジェルネイルです!
今回は、ジェルネイルでアクリル絵の具を使う方法と注意点についてご紹介します。

アクリル絵の具ってなに?

ジェルネイルはアクリル絵の具が使える!?使い方と注意点

アクリル絵の具とは、絵画で使われる絵の具の一種。
文房具屋さんや画材屋さん、最近では100円均一ショップでも販売されています。

アクリル絵の具がジェルネイルでも活躍できる理由は、水に強く、速乾性があること!
また、ジェルのようにセルフレベリング(自然になじみ広がる性質)しないので、細かいアートもとても描きやすいのでおすすめです。

ジェルネイルにアクリル絵の具を使う時に必要な道具

ジェルネイルはアクリル絵の具が使える!?使い方と注意点

下準備にしようするもの

  • スポンジバッファー
  • エタノール
  • キッチンペーパー
  • ダストブラシ

直接アートする場合

  • お好みのカラーのアクリル絵の具
  • パレット(アルミホイルなどでも可)

カラージェルにする場合

  • お好みのカラーのアクリル絵の具
  • クリアジェルまたは白のカラージェル
  • パレット(アルミホイルなどでも可)

ジェルネイルでアクリル絵の具を使う方法

ジェルネイルはアクリル絵の具が使える!?使い方と注意点

道具がそろったら、早速アクリル絵の具を使ってジェルネイルアートをしてみましょう!

① 下準備

アクリル絵の具で描く前に下準備をします。

  1. 未硬化ジェルを拭き取る
  2. スポンジバッファーでサンディングする
  3. ダストを取り除く

未硬化ジェルがついたままでは、アクリル絵の具がにじんでしまったり、絵の具がはじいてしまったりとうまく書くことができません。
未硬化ジェルをふきとったことでアートのあとにのせるトップジェルとの密着度も下がってしまうので、サンディングも必要になります。

② アクリル絵の具を準備する

直接アートする場合は、アクリル絵の具をパレット(アルミホイルなどでも可)に出し、少しだけ水を足して適度な硬さにします。
水の量は多すぎるとはじいたり、流れてしまいますし、少なすぎると絵の具が乾いた後に割れてしまいますので、適量を足してください。

カラージェルにして使う場合は、パレット(アルミホイルなどでも可)にアクリル絵の具とクリアジェルまたは白のカラージェルを出し、混ぜます。
この時、アクリル絵の具が多いとジェルが硬くなってしまうので、アクリル絵の具はほんの少し足すだけでOKです。

また、アクリル絵の具は速乾性なので、すぐにジェルと混ぜましょう。
アクリル絵の具とジェルがしっかり混ざったら準備OKです。

③ アクリル絵の具を使ってアートを描く

お好きなカラーが作れたら、筆でアートをします。

アクリル絵の具のみを使ってアートする場合は、アクリル絵の具が完全に乾いてから次の色を使います。
ジェルと混ぜた場合は、必ず硬化させてくださいね。

④ アートが完了したらトップジェルを塗布・硬化

アクリル絵の具を使ったアートが完成したら、トップジェルを塗布して硬化します。
ノンワイプトップジェル以外の場合は未硬化ジェルを拭き取り、これで、アクリル絵の具アートのジェルネイルが完成です!

ジェルネイルでアクリル絵の具を使う時の注意点

ジェルネイルはアクリル絵の具が使える!?使い方と注意点

未硬化ジェルには直接描かない

下準備で紹介した通り、未硬化ジェルが残ったままアートしてしまうと、せっかくの繊細な線もにじんでしまいます。
また、未硬化ジェルはベタベタしているので、非常に描きにくいです。

カラージェルはサンディングしない

カラージェルの上にアクリル絵の具を使ってアートする場合、カラージェルの未硬化ジェルを拭き取ってしまうとカラーも一緒に落ちてムラになってしまいます。
カラージェルの上にアートをしたい場合には、先にクリアジェルを塗り、未硬化ジェルの拭き取り、サンディングをしてからアートしましょう。

アクリル絵の具をカラージェルとして代用はしない

アクリル絵の具をそのままカラージェルとして代用することはできません。
ベースジェルを塗って、アクリル絵の具をそのまま爪全体に塗り、トップジェルでコーティングをしても、アクリル絵の具とジェルは密着しないので、すぐにはがれてきてしまいます。
アクリル絵の具はあくまで部分的なアートに使い、カラージェルとして使用する場合はクリアジェルや白のカラージェルと混ぜて使うようにしましょう。

アクリル絵の具をカラージェルに使用するのは自己責任

アクリル絵の具をジェルと混ぜることでカラージェルとして使うことができると紹介しましたが、この方法はメーカーが推奨する方法ではありません。
セルフジェルネイルではもちろん、プロのネイリストでもキャラクターネイルなどに使用しているとはいえ、メーカー推奨ではないので自己責任で使用するようにしましょう。

アクリル絵の具を使ったジェルネイルデザイン

たらしこみネイル

水彩画のようなたらしこみネイル!
ふんわりとした雰囲気が人気のデザインです。

  1. アクリル絵の具を多めの水でとく
  2. アクリル絵の具を筆に含ませてのせる
  3. 乾いてきたらキッチンペーパーや綿棒、ティッシュ、筆などで水分を吸収させる
  4. アクリル絵の具が完全に乾いたら、違う色のアクリル絵の具を重ねる
  5. 3と同様に水分を吸収させる
  6. 繰り返すことで花柄や水玉模様などお好みのデザインに

金魚ネイル

涼し気な金魚ネイル。
細かなアートもアクリル絵の具を使えば簡単です!

ボタニカルネイル

アクリル絵の具を使うことで、リアルな葉っぱの表現も簡単!
線が太くならないので、細い葉っぱも書きやすいです。
こちらの動画は、
ボタニカルネイル→31ネイル→大理石ネイル→バンダナネイル→しずくネイル
の5本立てです。

キャラクターネイル

アクリル絵の具なら多くの色をたくさん作ることができるので、色の種類が多いキャラクターネイルにはとくにおすすめです!
線がにじまないので顔が怖くなってしまった!なんてトラブルも少なくおすすめです。

千鳥柄ネイル

冬らしい千鳥柄のネイルも、アクリル絵の具なら簡単に表現することができます!
こちらの動画は、
千鳥柄ネイル→たらしこみネイル→糸を使ったネイル
の3本立てです。

まとめ

ジェルネイルはアクリル絵の具が使える!?使い方と注意点

いかがでしたか?

アクリル絵の具なら、安価でたくさんの色を作ることができ、セルフジェルネイルのデザインの幅もぐっとひろがります。

水の量など調節が必要な場面もありますが、コツをつかめばセルフジェルネイルがもっと楽しくなりますよ!

あなたも是非、アクリル絵の具を使ったセルフジェルネイルに挑戦してみてくださいね!