
- ジェルネイルのオフで爪が傷む…
- どこまで削ればいいからわからない…
- オフに時間がかかる…
など、セルフネイルをしている方にとってオフの悩みや疑問は非常に多いですよね。
そこで今回は爪を傷めない!ジェルネイルオフの基本のやり方をご紹介します!
この記事の目次
爪を傷める1番の原因はジェルネイルオフではない!

ジェルネイルオフのせいで爪が傷んでいると思っていませんか?
実は、正しくジェルをつけられておらず、ジェルがすぐに取れてジェルと一緒に爪の表面が剥がれてしまうことが爪を傷める一番の原因になっています。
爪を傷めないためには、正しくジェルをつけること、そして正しくオフすることが大切なのです。
ジェルネイルオフのやり方~仕組みを知る~
ジェルネイルはどこまで削るの?

ジェルネイルは、基本「ベースジェル・カラージェル・トップジェル」の3層になっています。
ジェルネイルのオフでは、基本的にトップジェル・カラージェルまで削ります。

ベースジェルだけを残した状態で、アルミホイルを巻きます。
アセトンで溶かすジェルをできるかぎり少なくすることで、短い時間、かつ爪への負担を少なくオフすることができます!
この時、ベースジェルまで削ってしまった状態でアセトンオフをすると、アセトンが直接地爪にしみ込んでしまい、地爪を傷めてしまうので注意しましょう。
正しいオフならハードジェルネイルマシンも爪を傷めない!

ハードジェルを使うとオフが大変になるとよく言いますがハードジェルが使われるのはトップジェルのみ。
カラージェルやベースジェルはソフトジェル(ソークオフジェル)なので、削り落としてしまうトップジェルをハードジェルにしても、オフが大変、なかなか落ちない、爪が傷む、といったことはありません。
また、ネイルマシンを使う場合も、ネイルマシンでトップジェル、カラージェルのみを削るので、ネイルファイルを使ったオフと全く同じ!
そのため、ネイルマシンを使ったからといって、爪が傷みやすいということはありません。
ただし、ネイルマシンは簡単にジェルが削れてしまうため、知識や技術が足りないとベースジェルや地爪まで削ってしまうリスクがあります。
ベースジェルだけを残す削り方ができるよう、慎重に練習を重ねる必要があります。
ベースジェルを残して削れば、ジェルネイルオフで爪傷まない!

上記で説明をした通り、3層になっているジェルネイルの上2層のトップジェル、カラージェルのみを削りアセトンオフをすれば、爪が傷んでしまうということはありません!
ベースジェルは透明で、見極めが難しいかとは思いますが、ベースジェルのみを爪に残したままオフができるようになれば、爪を傷めないオフができるように、ジェルネイルオフも怖くなくなります!
ジェルネイルオフの基本のやり方~実践編~
ジェルネイルオフに必要な道具
80~100Gのアクリルファイル(初心者の方は150G)

スポンジバッファー

メタルプッシャー

ダストブラシ

アルミホイルとコットン

アセトン(アセトン100%がベスト)

オフ前に確認したいポイント
ベースジェルをどのくらい塗布したか覚えていますか?
ベースジェルだけを残して削るためには、自分がどのくらいベースジェルを塗布したか覚えておくことがポイントとなります。
塗布したベースジェルの厚みを覚えておくことで、どこまで削ればいいのかの目安になります。
特に地爪が透けるようなデザインの場合は、ベースジェルの厚みに注目しましょう。
ジェルネイルオフの基本のやり方
100Gのアクリルファイル(ウォッシャブルファイル)でトップジェル、カラージェルを削ります。

カラージェルもソフトジェル(ソークオフジェル)のため、カラージェルが残った状態でアルミホイルを巻いてオフしてもOKです。
ですが、カラージェルが多く残っているとオフに時間がかかるのでもう少し削るのが理想です。
メーカーによってはカラージェルでも溶けにくい場合もあるので、溶けにくいカラージェルの場合は、カラージェルすべてをファイルで削り落とすようにしましょう。

半透明のベースジェルだけが残っている状態まで消することができるとオフの時間を短縮できます。

ただし、削りすぎて地爪が出てしまうことのないよう、ベースジェルの厚みを考慮しながら削りましょう。

削り終えたらダストブラシでダストをはらい、アセトンをしみ込ませたコットンを爪の上にのせて、アルミホイルで巻きます。



アルミホイルをきつく巻きすぎてしまうとアセトンが流れ出てしまうので軽く余裕をもたせて巻きます。
放置時間は
- 夏…5~10分
- 冬…10~15分
が目安です。
放置時間を延ばすと地爪が傷みやすくなるため、放置時間は守りましょう!
時間を置いたら、アルミホイルをはがし、メタルプッシャーでこすり落とします。



このとき、すばやくこすることがポイントです。
時間がたつとアセトンが揮発して、溶けたジェルが固まりまた爪に張り付いてしまいます。
アルミホイルを外したら10秒以内くらいで、すぐにメタルプッシャーでこするようにしましょう。

ジェルネイルのオフはこれで完了です。
サンディングありのジェルネイルで付け替える場合は、スポンジバッファーでサンディングをします。
サンディングなしのジェルネイルで付け替える場合は、このままプレパレーションをします。
ガサガサしているところは、ケアやサンディングでなめらかになりますので安心してください!
ジェルが少しだけ残った時は?
ジェルがほんの少しだけ爪にのこってしまった場合は、
①もう一度オフの工程を繰り返す
②180Gのウォッシャブルファイルを軽く当てる
以上どちらかの方法で落とします。
残ったジェルの量が多い場合は①、少しの場合は②の方法がおすすめです!
ジェルネイルオフに使うコットンの大きさ

ジェルネイルオフに使うコットンは、使う前にあらかじめカットしておきます。

コットンは9等分くらいの大きさが使いやすいですが、使用するコットンの大きさによっても変わるので、使いやすいサイズにカットしましょう。

あまり小さいとアセトンがしっかりとジェルにしみ込まないので爪がすっぽりと覆えるような大き目がおすすめです。

カットして瓶などに保存しておくと便利です。
使用頻度が高い場合は、アセトンをしみ込ませた状態で、密閉できる容器で保管するのがおすすめです!
ジェルネイルオフをするときのアセトンの量

コットンにしみ込ませるアセトンの量は、絞ってもぼたぼた垂れてこない位のひたひた状態がベストです。
アセトンの量が少ないとジェルがうまく溶けないので、少ないよりは多めの方が短い時間でジェルネイルオフができます。
ジェルネイルオフのアルミホイルの巻き方

アルミホイルは大きめにカットしましょう。

端を1回折っておくと、アルミホイルでけがをするリスクを減らすことができます。

アルミホイルの上に指を置き、コットンをのせます。

手前から巻いていきます。

コットンがずれないように、指に巻き付けます。

反対側からも指に巻き付けます。

先をねじってとめれば、完了です。
アセトンが流れ出さないよう、あまりきつく巻きすぎたり、巻いた後にぎゅっとにぎったりしないようにしましょう。
また、揮発性の高いアセトンができるだけ揮発しないよう、アルミホイルは指の第2関節くらいまで覆える大きさがおすすめです。
さいごに
いかがでしたか?
ジェルネイルオフの基本のやり方をご紹介いたしました!
ジェルネイルオフは、爪を傷めるというイメージをお持ちの方が多いですが、今回ご紹介した方法なら、爪へのダメージを少なくオフすることができます!
いかに爪にのっているジェルの厚みを撮ることができるか!がポイントです!
つらいオフの時間がらくらくな時間になるように、ぜひ参考になさってくださいね♪
