セルフジェルネイルにかかる費用は?お金をかけない私のネイル術

サロンでネイルをしてもらうと、安くても5,000円、高いと12,000円くらいしませんか?
ですが、私のようにセルフでできれば、サロン代が浮いて大きな節約になります!

ここでは私がセルフジェルネイルにかけている費用や、ネイリストさん助言による道具の選び方、さらに初心者さんがハマりやすいスターターキットの落とし穴などについてお伝えします。

セルフジェルネイルにかかる費用は?

セルフジェルネイルにかかる費用は?お金をかけない私のネイル術
セルフジェルネイルをやるにあたり、特に気になるのがネイル道具の費用。
私が最初にかかった費用(初期費用)は11,390円でした!

ちなみに、道具は知り合いのネイリストさんやセルフジェルネイラーの先輩に聞いたりして選んだので、セルフネイラー向けのスターターキットは買っていません♪

買ったもの・内訳は下記の通りです。

・LEDライト 7,500円
・ファイル80G 140円
・ファイル100G 140円
・エメリーボード 60円
・スポンジファイル 100円
・メタルプッシャー 200円
・ベースジェルとトップジェルのセット 2,000円
・カラージェル5個セット 500円
・ラウンド筆2本 300円
・平筆 150円
・ジェルクリーナー、リムーバーセット各60ml 300円

アルミホイル・コットン・キッチンペーパー・爪楊枝は家にあったものを使うので、これだけでした。
ご覧の通り、ランプ以外は恥ずかしいくらいかなりのプチプラ品です(笑)

これらを約1年前に購入したのですが、今でもこの道具を使って3週間長持ちする、我ながら可愛いネイルが楽しめています♪

実際の写真はこちら!
↓↓↓
セルフジェルネイルにかかる費用は?お金をかけない私のネイル術

「始めるならスターターキット!」その落とし穴とは

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おそらくセルフジェルネイルを始めようとしている多くの方が「まずはスターターキットを買おう」と思っているのではないでしょうか。

ですが、スターターキット=「必要なものは全部揃っている」「初心者でも扱いやすい道具が揃っている」と都合の良いように解釈してはいませんか?

これはネイリストさんやセルフジェルネイラーの先輩から教えてもらったのですが、スターターキットは“数勝負”なところがあり、不要なもの(他でも代用できるもの)も含まれていたり、原価が安いもの集めてごっそりセットにしていたりするので、あまりおすすめできないと…。

もちろんそうでないものもあると思いますが、こうしてセルフジェルネイルの知識や経験が身についているが今、改めて色んなスターターキットを見ていると、確かに「これでお金を払うのはもったいないなー」と正直思ってしまいます。

「全300点!」「マシン付!」「カラージェル30個プレゼント!」などセルフジェルネイル初心者なら誰しもが目を引くスターターキットが多いですが「他にも買い足さなきゃいけないものあるよー」「これがおもちゃクオリティーだったらゴミ箱行きだよー」「必要性のあるものだけを買えば安く済むよー」 とできることなら横から伝えてあげたいです(笑)

届いたら届いで量に圧倒されて満足度が上がるんでしょうが…。
数百の道具をプロのネイリストならともかく、ド素人の自分がこんなにたくさんの道具を使いこなせるのか…?今の私でもできる気がしません。

同じお金を払うなら、きちんと吟味し、本当に必要なもの・きちんと使えるもの・長く使えるものにお金をかけるべきだと思います。
私はそう思いながら上記の道具を揃えました。

素人だからこそ道具の力に頼ることも大事

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またこれは実際にセルフジェルネイルをやってみて思ったのですが、節約のために安いネイル道具で済ませる…のもいいですが、素人だからこそクオリティーを求めて道具の力に頼ることも大事だと思いました。

例えば私は筆を買うのに、知り合いのネイリストさんなどの意見を聞かずに1本150円の筆を買いました。

使いやすさはまあまあだと思い半年くらい使っていたのですが、途中で持ち手が壊れてしまったので(つまり6回程度しか使っていません)少し奮発してネイリストさんがおすすめする1本1,000円近くの筆を買ってみたのです。

すると「これまでの筆はなんだったの!?」っていうくらい、とっても柔らかくてしなやかさがあって嘘みたいに塗りやすいんです…!
今まで悩んでいた“ムラ・気泡問題”が、筆を変えただけで一気に解決されました。

ネイリストさんは「高いからいい・安いから悪いというわけではないんですよー」と言っていましたが、やっぱり必要なものにお金を出すことは大事なんだと思いました。

これを最初から買っていれば、悩むことなかったわけだし、150円を無駄にすることもなかった。(たかが150円ですが笑)

 

おそらく道具を買い揃えた後というのは、ほとんどの人が次に「どうやったらうまく塗れるのか」とスキル・技術の部分を求めるようになります。

ですが、私のように良い道具を使えば、それだけでまるっと解決できることもあるんです。
さらに道具の力に頼れば悩まず簡単にスキルアップできるので、その分時間も大幅に節約もできます。

ですのでくれぐれも皆さんは私のように安さだけで飛びつくことのないよう、気をつけてくださいね!!

【セルフジェルネイル】費用公開!必要な道具と選び方

これまで色々成功も失敗もしてきた私ですが、そんな私が考える最低限必要だなと思うものをまとめました。

◎ネイルライト
◎ネイルファイル類(4種)
◎プッシャー(1種or2種)
◎ジェル類(3種)
◎筆(4種、できれば8種)
◎消毒用エタノール
◎アセトン
◯テーブルライト
◯コットン
◯アルミホイル
◯キッチンペーパー

◯はすでに家にあるという方も多いと思うので、それ以外の◎の道具の各費用、選び方のポイント、そして具体的なおすすめアイテムなどをご紹介します。

ぜひこれから道具を集める方は参考になさってくださいね!

【セルフジェルネイルの費用】ネイルライト

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費用:7,500円位〜(LEDライト)

ネイルライトはジェルネイルを固める重要な機材です。
また大きく分けて2種類のネイルライトがあります。

・LEDライト
・UVライト

本当はもっとありますが、メジャーで初心者におすすめなのはこの2種類です。

ネイルライトの選び方

主に販売されているジェルはLEDライト用のものが多いですし、UVライトよりもLEDライトの方が固まる時間が早いので、これから買う方にはLEDライトをおすすめします。

また、同じLEDライトでも36Wや48Wなどワット数が高いものと、9Wや16Wなどワット数が低いものがありますが、あまり高すぎるとジェルが黄ばむことがあり、低すぎると硬化力が弱すぎることがありますので、間くらいの16W〜32Wのライトがおすすめです。

おすすめのネイルライト

シャイニージェル ジェルネイル用 LEDランプ 16W
セルフネイル安いジェル【まとめ】後悔しない道具選びのコツとは

画像引用:楽天市場

これは私が使っているライトなのですが、全体的に満足しているものの、唯一惜しいのがタイマー表示の向きが逆になるということ(笑)
おそらくネイルサロンなどプロの人が他の人に施術をする時、見やすいようにあっち向きになっているんだと思います。

ただ、数字が反対になっていても特に見えないこともないですし、中が鏡ばりになっていて、どんな角度の爪でもしっかり光が届くような構造になっているので毎回カチカチにしっかり硬化してくれる安心感があります◎

またフットネイルなどに多い“少し横向きの爪”でも安心して使えるのでおすすめです。

【セルフジェルネイルの費用】ネイルファイル類

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費用:計500円位〜

ネイルファイルとは俗にいう「爪やすり」のことです。
ジェルネイルは、自爪専用のネイルファイルとジェル専用のファイルを使い分けしなければなりません。
また同じジェル用ファイルでも目の荒いものかた目が細かいものまであり、それを数字+グリット(G)という表記で表しています。
このグリット数が大きいと目が細かいので徐々に削れ、グリット数が小さいと目が荒いので大胆に削ることができます。

必要なファイルは下記の通りです。
・エメリーボード
主な用途:自爪の長さを調節する
・アクリルファイル
主な用途:オフしやすくするためにジェルネイルを薄くする
・スポンジバッファー
主な用途:自爪の表面に細かな傷をつける
(自爪の表面に細かな傷をつけてジェルを密着させるサンディングありのジェルのみ使用)
・シャイナー
主な用途:自爪を削りツヤを出す用

ネイルファイルの選び方

ファイルは特にこれ!というよりも、どの場面でどのファイルを使うかが大事です。
本来はエメリーボードを使わなければならないところでアクリルファイルを使ってしまうと、ジェルネイルができなくなるほど爪がひどく傷んだり思わぬトラブルを招いてしまいます。
逆にジェルネイルにエメリーボードを使ってしまうと、使うべきところではないところで使ってしまっているがゆえ、エメリーボードの目が壊れて使えなくなってしまいます。

きちんと道具を確実に揃え、適材適所で使用しましょう。

おすすめのネイルファイル

BioSculpture 2 WAYバッファー100/180
ジェルネイルはサンディングで持ちが変わる!長持ちする基本のやり方

画像引用:Amazon

これはネイルサロンでも使われているスポンジバッファーで、私はこれに変えただけでジェルネイルが以前よりも長持ちするようになりました。
今では3週間も余裕です♪

サンディングなしのジェルにすれば用意する必要はないのですが、サンディングをした方がジェルを塗る前の下準備(プレパレーション)が多少不十分であっても持ってくれるので、プレパレーションに慣れていない初心者さんはサンディングありで臨まれた方がいいと思います。

【セルフジェルネイルの費用】プッシャー類

セルフジェルネイルに必要なもの【道具の役割と基本のやり方】
セルフジェルネイルに必要なもの【道具の役割と基本のやり方】
費用:計200円位〜(施術による)

プッシャーにも種類があります。

・セラミックプッシャー
主な用途:ドライケア(サンディングありのジェルを塗る前にする甘皮処理)で使う
・メタルプッシャー
主な用途:ウォーターケア(サンディングなしのジェルを塗る前にする甘皮処理)、オフの時に剥がれかけたジェルを完全に剥がす

プッシャーの選び方

メタルプッシャーはオフ(ジェルネイルを自爪から取る作業)で使うので、ジェルネイルをする上で必ず必要になります。

そしてサンディングありのジェルの場合は、メタルプッシャーだけでなくセラミックプッシャーも必要です。
なぜならセラミックプッシャーは、メタルプッシャーではできない「ドライな(乾いた)状態で甘皮を剥がす」ということができるからです。

同じプッシャーですが、構造・用途が全く違いますので気をつけてくださいね。

【セルフジェルネイルの費用】ジェル

ジェルネイルとUVレジンの違いとは【地爪にレジンは危険!!】
費用:計3000円位〜(施術による)

基本的にジェルネイルには3種類のジェルが必要です。
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル

ジェルの選び方

注意点としては、ベースジェルとトップジェルは同じクリア系ですが、それぞれ目的が違います。

ベースジェル:自爪に密着する
トップジェル:ツヤや透明感を出す

つまり、それを考慮し作られているので、よく「オールインワンジェル」という「ジェル1つで3つや4つの働きができる!」というのがありますが正直おすすめできません。
また、オールインワンジェルは自爪に塗布すると硬化した時にものすごい硬化熱を感じやすく、それが原因でジェルネイルができなくなってしまったという人もいるので、そういった点からもおすすめしません。

おすすめジェル

・グレースジェル(ベースジェル・トップジェル)
【安くて高品質】セルフジェルネイルでおすすめのプチプラメーカー!

画像引用:Amazon

セルフネイラー向けに作られたジェルなのでお値段も据え置きで、きちんとプレパレーションできれば3〜4週間しっかり長持ちしてくれる優秀なジェルです。

・プティール(カラージェル)
セルフネイル安いジェル【まとめ】後悔しない道具選びのコツとは

 

画像引用:プティール公式サイト

100円程度でもカラージェルは売られていますが、そういったものは粘度が高く凸凹しやすかったり逆にゆるすぎたりと、当たり外れが多い傾向があります。

私も数多くそのラインのカラージェルを買い試しましたが、ジェルネイルに慣れてからやっと使いこなせているかな?という感じです。

道具の力に頼り、手っ取り早く上手にネイルを楽しみたいなら、プティールがおすすめです。
絶妙な硬さで扱いやすく、カラーのラインナップも流行りのヌーディー系からくすみ系まで種類が豊富なので、見ているだけでウキウキしてきます♪

【セルフジェルネイルの費用】筆

セルフジェルネイルに必要なもの【道具の役割と基本のやり方】
費用:数百円〜数千円(施術内容による)

筆はセルフジェルネイルをやる上では相棒的な存在で、仕上がりにかなり影響してきます。
ここで失敗すると散々な目にあいます(笑)

必要な筆は下記の通りです。

・オーバル筆or平筆 1本
主な用途:ベース・トップ用
・オーバル筆or平筆 2本
主な用途:カラージェルの濃い色用と薄い色用1本ずつ
・オーバル筆or平筆 1本
主な用途:ラメを使う時用
・フレンチ筆 1本
主な用途:フレンチ用
・ライナー筆(太) 1本
主な用途:ボーダーなど太い線を描く用
・ライナー筆(細) 1本
主な用途:ツイードなど細い線を描く用
・ドット棒 1本
主な用途:ドット柄などを描く用

筆の選び方

ご覧いただくとわかる通り、どういうデザインを楽しむかによって必要な本数が決まってきます。

「オーバルか平筆で済ませればいいんじゃないの?」と思う方もいるでしょうが、アートに失敗したり5時間や6時間平気で時間がかかってしまうなどの悩みを持っている方というのは、筆1〜2本でやっているケースが多いです。

確かに、筆を集めたら集めた分だけお金はかかってしまいますが、その分1本にかかる負担が少なくなるので、結果的に筆が長持ちします。

そして何と言っても、筆を使い分けるとアートはうまくいきやすいです。
料理でいう「卵焼きはやっぱりフライパンよりも卵焼き器の方が焼きやすいよね」というのと一緒ですね(笑)

ネイルファイル同様、適材適所で道具をうまく使いこなしましょう。

おすすめの筆

・シャイニージェル熊野筆
セルフネイル安いジェル【まとめ】後悔しない道具選びのコツとは

画像引用:シャイニージェル公式サイト

始めた当初は買ってなかったのですが、後になってフレンチネイルがやりたくなったので購入しました♪
筆の厚みがそこまでなく、フレンチ独特のカーブが描きやすい筆です。

・フルーリア ウルトラライナー
セルフジェルネイルにかかる費用は?お金をかけない私のネイル術

画像引用:楽天市場

このライナーは穂先が少し長めなので、レース系やツイードなど細かいアートに大活躍します♪
繊細なアートもチョチョイのチョイ!

【セルフジェルネイルの費用】エタノール

【ジェルネイル】ブラシクリーナーの代用品と正しい筆のお手入れ方法
費用:300円位〜(500ml)

エタノールはジェルネイルの最後に行う未硬化ジェルの拭き取り、ジェル塗布前の水分・油分除去、道具のお手入れなどに使用するので、必ず必要です。
という作業に必要な液体です。
水など他の身近な液体では代用できません。

「ジェルネイルクリーナー」として売られていることもありますが、ネイル用でなくてもエタノールで十分です。
エタノールなら薬局などで手軽に買えます。

エタノールの選び方

色々種類がありますが、消毒用エタノール(濃度76.9~81.4%)ならOKです。

【セルフジェルネイルの費用】アセトン

セルフジェルネイルは難しい?ネイルサロンとの比較と上達するコツ!
費用:300円位〜(500ml)

アセトンは、ジェルネイルを自爪から取る時(オフ)に使う液体です。

アセトンの選び方

アセトンと香料などを混ぜた「ジェルネイルリムーバー」もありますが、アセトン100%の方がジェルネイルは落としやすいです。

セルフジェルネイルの費用の総額は?

ジェルネイルアートのやり方!初心者も簡単にできる7つ道具
ここまでを最低価格で合算すると、費用は総額11,800円でした!
(この中に筆、テーブルライト、コットン、アルミホイル、キッチンペーパーは含まれていません)

ネイルサロン1〜2回分に相当しますね!!

ただ、これはあくまでも私の中での最低限の道具ラインナップの最低価格。

人によってはもっと安く収まるかもしれないし、倍くらいに膨れ上がる方もいると思います。

あくまでも目安として、参考になれば嬉しいです!