セルフジェルネイル【中浮き問題】原因5つと3週間長持ちさせる対策私もセルフジェルネイルを始めた頃、中浮きすることがよくありました。
ジェルが悪いとばかり思っていましたが、今思えば単に私の知識不足なだけでした。

おそらく中浮きで悩んでいる方も、この中浮きを防ぐ方法さえ知れば、今ある道具でジェルネイルを長持ちさせられるはずです。

今回はジェルネイルが中浮きする原因とその対策をお伝えします。

セルフジェルネイルが中浮きしてしまう原因5つ

まず、セルフジェルネイルが中浮きしてしまう原因は主に下記の5つです。

1.サンディング不足

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サンディングとは、ジェルを密着させるためにスポンジバッファーを使い自爪に細かな傷をつける作業のことを言います。

これが満遍なくできていないと、できていないところから浮いて取れてしまいます。

ちなみに、爪先や根元から欠けたり剥がれたりするのは、サンディングだけでなく甘皮処理が不十分だったということも考えられます。

もし中浮きだけでなく端から欠けてしまうこともあるようなら、サンディングと甘皮処理のどちらも見直す必要がありますね。

2.水分油分除去不足

ジェルを塗布する前に、キッチンペーパーにエタノールもしくはジェルネイルクリーナーをつけて、自爪と自爪周りを拭く作業を「水分油分除去」といいます。

ジェルは水分や油分に弱いので、これもしっかり満遍なく拭き取りできていないと水分や油分が残っているところから浮いてきてします。

3.硬化不足

セルフネイルの仮硬化とは?完全硬化との違いと正しいライトの使い方ネイルライトでの硬化時、時間が足りていなかったり、ライトの効力が弱かったりして硬化不足だったのではないでしょうか?

硬化不足=固まっていないということですので、ジェル本来の強度や密着力が発揮できなかったということも考えられます。

4.爪に合った施術ではなかった

実はジェルネイルが長持ちする方法は人それぞれ違います。
厚めに塗ったほうが持ちがいい人もいれば、少し薄めに塗った方が持ちがいい人もいるんです。

不特定多数の人が訪れるネイルサロンでも、そのお客様の爪の状態や生活スタイルなどに合わせて、施術を変えたり道具を変えたりしています。

5.爪に負担のかかる生活スタイルだった

セルフジェルネイルがすぐはげる!プロが教える剥げない欠けないコツとは?シールを剥がしたり、ガムテープを切ったり、爪で強くタイピングをしたり…
これらはジェルネイルの強度に頼って、ついやってしまう行動ですよね。

確かに自爪よりも強度があるので使いたくもなってしまいますが、ジェルネイルは無敵なわけではありません。
指先を使うたびに爪にはかなりの衝撃が走ります。

セルフジェルネイルの中浮きを防ぐ対策

それではここから具体的な中浮きを防ぐ方法をお伝えします。
ちょっとの工夫で持ちがガラリと変わることもあるので、ぜひ試してみてくださいね。

1.サンディングのやり方を見直す

ジェルネイルが浮く9つの原因と対策!長持ちさせる方法とは
サンディングありのジェルを使う方は、まずサンディングのやり方を見直しましょう。
多くの方は爪の真上しかサンディングできていないことが多いです。

「爪のキワまで満遍なく」!
バッファーをいろんな角度から当ててみましょう。

2.入念に水分油分除去をする

キューティクルリムーバー最強人気おすすめランキング!使い方とコツ水分油分除去も同様です。
施術する手とは反対の親指にキッチンペーパーを巻き、エタノールかクレンザーをつけ親指の爪までも使って表面と溝を拭き取ります。
根元・右・左・エッジまでしっかりと…。

また、拭いた後の指は絶対に何かに触れてはいけません!
「爪に支障がなければ大丈夫」とスマホをいじったり、リモコンを触ったり、顔を掻いたりするのもダメです。
そこから水分油分が付いてしまう可能性がありますので、施術が終わるまでは何にも触れないようにしましょう。

3.ジェルの塗り方を変える

セルフジェルネイルがすぐはげる!プロが教える剥げない欠けないコツとは?大きく分けて2つの塗り方があります。
「固定するか」「柔軟性を持たせるか」です。

爪を固定する塗り方

ベース 1回か2回
トップ 1回目はソフトジェル・2回目はハードジェルの合計2回

爪に柔軟性を持たせる塗り方

ベース 薄めに1回か2回
(柔らかいカルジェルやパラジェルが理想)
トップ 1回か2回
(パラジェルやハードジェル以外の柔らかめのジェルが理想)

どちらが自分の爪に合っているかわからない方は、とりあえず固定する塗り方をやってみて、もしダメだったら柔軟性を持たせる塗り方をやってみてください。

4.ネイルライトが正常機能しているか・使い方は合っているか確認

セルフジェルネイルに必要なもの【道具の役割と基本のやり方】ライトが正常に働くのかを確認してみましょう。
中を覗いてみて…全てのライトがついているでしょうか?
また、ライトに当てる秒数は適切ですか?(これまで意識していた秒数が、実は自分の思い過ごしだったというの可能性もありまます)

そしてライトの当て方も重要です。
硬化熱が出ると嫌だからと、出入り口付近で硬化している方もいますが、硬化熱が出たら我慢せずに抜いてしまって大丈夫ですので、基本的にはライトの真ん中あたりに手を置くようにしましょう。
(爪がライトから近すぎるとジェルが黄ばんでしまうことがあるので注意してくださいね)

5.ジェルなど道具を変える

セルフネイル安いジェル【まとめ】後悔しない道具選びのコツとは1〜4をやってみて、それでもダメだったという方は思い切って他の道具を試してみましょう。

試してみるべき道具はスポンジバッファーとベースジェルです。

まずおすすめしたいのは「バイオスカルプジェル」のスポンジバッファーです。
ネイルサロンでも使われている優秀なスポンジバッファーで、適度な硬さとしなりがあり、目の細かさも絶妙なのでムラなくサンディングができます。

そしてベースジェルでおすすめなのは「パラジェルクリアEX」と「プリジェルエクセレテントベース」です。
どちらも密着力が高く、特にパラジェルEXは水仕事が多い主婦や美容師さんにも心強いベースジェルです。

ただ、安易にこれらの道具を使っても1〜4の基本ができていなければ、また中浮きしてしまいます。
基本はしっかりできるようになってくださいね。

6.爪を使わない生活を心がける

セルフジェルネイルで人気の最新デザイン【初心者にもおすすめ簡単】
極力爪に頼らない生活を心がけましょう。
これまで爪を頻繁に使っていた人は、最初は生活しにくいかもしれませんが、慣れてしまえばなんてことありません。
また、そうした生活をしていると落ち着いた指使いになり、女性としての品格も養うことができます。

綺麗なネイルと上品な指使いで、周囲の人を魅了しましょう♪

セルフジェルネイル中浮き撲滅まであと一歩!

中浮きはセルフネイル初心者なら誰もが通る道です。
そこで悩んで新たなやり方を試して解決して…を繰り返してみんな上手くなっていくのです。

ジェルの新たな1面を知れたということで気を落とさず、ぜひ色々試しながらジェルネイルの幅を広げてくださいね!