ピンクのジェルネイルを施した手元のイメージ

  • ジェルが固まらない…
  • やり方が間違ってるから固まらないの?
  • 固まっていない状態で直すことはできる?

など、セルフジェルネイルの「ジェルがうまく固まらない」とお悩みのあなたに、ジェルネイルが固まらない原因とその解決法についてご紹介します。

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原因は大きく4タイプに整理できる

いきなり原因を1つずつ読むのが大変な方のために、まずは全体像を整理しておきましょう。ジェルネイルが固まらない原因は、大きく分けると次の4タイプに分類できます。

  • 混ぜ方の問題(撹拌・ミキシング不足)
  • 光の問題(ジェルとライトの相性、ワット数不足、指の入れ方や角度)
  • 時間の問題(硬化時間が足りていない、顔料の多い色は時間がかかる)
  • ジェル自体の問題(厚塗りしすぎている、ジェルが不良品)

まずはご自身の使っているジェルとライトの組み合わせ、そして硬化時間を見直すところから確認していくのがおすすめです。特に、新しいジェルやライトに変えたタイミングで急に固まらなくなった場合は、光の相性を最初に疑ってみましょう。逆に、以前は問題なく硬化していたのに急に固まりにくくなった場合は、ライトの寿命や指の入れ方、ライト内部の汚れも見落としがちなポイントです。以下で、それぞれの原因を一つずつ詳しく解説していきます。

ジェルが固まらない原因と対策

撹拌・ミキシングが足りない

カラージェルが入った3色のジェルポット

ジェルネイルを使用する前、ジェルをしっかりと混ぜていますか?
撹拌、ミキシングが必要なジェルには、必ず「混ぜてから使用する」と注意書きが明記されています。
特にカラージェルなどは分離や沈殿がしやすいので、必ずスパチュラなどで混ぜてから使用するようにしましょう。
この時、勢いよく混ぜてしまうと気泡が入ってしまいますので、気泡が入らないようにゆっくり優しく混ぜることがポイントです。
また、撹拌不要のジェルの場合でも、混ぜてから使用することでジェルがしっかりと固まることもあります。

未硬化ジェルが残っている

どれだけ硬化しても表面がベタベタしてしまう場合には、硬化できていないのではなく、未硬化ジェルが残っているという場合があります。
ジェルと光が化学反応を起こして固まるジェルですが、固まりきらないジェルが残る場ことがあり、この固まりきらなかったジェルを未硬化ジェルと呼びます。
未硬化ジェルが表面に残っていても、その下のジェルはしっかりと硬化していますので、ジェルクリーナー等で拭き取れば、つやつやの表面になるので安心してください。
ノンワイプトップジェルなら、未硬化ジェルが出ずふき取りも不要なのでおすすめです。
ただし、カラージェルは完全硬化しません。必ず未硬化ジェルが残ってしまいます。そのため、ベースジェルの次にカラージェルを塗布、そして必ずトップジェルで仕上げるようにしましょう。

◆Point◆
未硬化ジェルのふき取りには、代用品を使っている方も多いですが、ツヤが出ず曇ってしまったり、よれてしまったりなど、仕上がりに差が出てしまいます。
ジェルのツヤをより美しく出すためにもご使用のトップジェル専用のものを使用することをおすすめします。

ジェルとライトがあっていない

筆で発色のよいカラージェルをすくう様子

セルフジェルネイルで一般的に使用されているソフトジェルネイルは、UV(紫外線)やLEDを使うことで硬化します。
光を当てれば固まると思っている方も多いですが、それぞれ光の波長が異なるため、ジェルにあったライトを使わなければ固まりません。
初めてジェルとライトを買う場合や新しいジェルを買う際には、ジェルとライトの種類に注意して購入しましょう。

ライトのワット数が足りない

ライトのワット数とは光の強さのこと。
この光が強ければ強いほど早く、弱ければ弱いほど遅くジェルは固まります。
規定時間照射しているのにジェルがなかなか固まらないという場合は、ワット数不足の可能性もあります。
安いセルフジェルネイルキットを購入すると、簡易的でワット数の低いライトがついていることがありますので、少し高くともワット数の大きいライトの購入をお勧めします。
ワット数が弱い(またはライトが弱ってきてしまっている)場合には、既定の硬化時間よりも長く照射してみましょう。

◆Point◆
UVライトの場合は、ライトの寿命がきてしまっている可能性もあります。
使用頻度にもよりますが、UVライトは3~6か月で交換が必要になります。全く使用していなくても1年ほどで紫外線の放出量が低くなってしまいますので、1年を目安にUVライトは交換しましょう。

ライトへの指の入れ方・角度が良くない

LEDライトで手元のジェルを硬化させている様子

ライトへ指を入れる際には、ジェルの乗っている爪の部分すべてに光が当たるよう、水平に指を入れる必要があります。
指が傾いてしまっていると隅々まで光が当たらないだけでなく、ジェルが流れてしまう、パーツが動いてしまうなどの失敗にもつながるので気を付けましょう。
硬化されにくいポイントは、爪の両サイドと親指です。
爪の両サイドをしっかり硬化するためには、水平状態で硬化した後に、左右に指を傾けてサイドにもしっかり光を当ててみましょう。
親指はどうしても斜めになってしまうので、人差し指~小指までとは別に親指のみで硬化してみましょう。

硬化時間が足りていない

ジェルにはそれぞれワット数別に硬化時間が決まっています。すべてのジェルが同じ硬化時間ではないので、複数種類のジェルを使用する場合には、それぞれ必要な硬化時間を把握しておく必要があります。
また前述の通り、ワット数が少ないと長く照射する必要があるので、ライトの数が少ない、ライトが小さいなど、コンパクトなタイプのライトをお使いの場合には、規定時間よりも長く硬化する必要があります。
硬化時間は、ジェルとライトの相性でかわりますので、お使いのジェルとライトでどのくらい硬化時間が必要なのか見極めてみてください。

顔料が多いジェルは固まりにくい

ジェルネイルの発色を確認できるカラーチップ見本

カラージェルには顔料が含まれていますが、この顔料の含有量によって固まりにくくなることがあります。
黒、白、原色系(青、黄色、赤など)、マット色は硬化するまでに時間がかかる傾向があります。
固まりにくい顔料の多いジェルの場合は、規定時間×2回の硬化をすることで、解決できる場合が多いです。

ジェルを乗せすぎると固まらない

ラインストーン付きの筆でカラージェルをすくう様子

ジェルを多く乗せてしまうと、光が下まで届かず、表面だけ固まったような状態になってしまうため、ジェルの乗せすぎには要注意です。
発色が悪い場合には、一度でたくさんのジェルを乗せるのではなく、重ね塗りをするようにしましょう。
ただし、重ね塗りをし過ぎるとジェルがはがれやすくなってしまうので、重ね塗りの目安は3度まで。3度塗りでも発色に満足ができない場合には発色のいいジェルネイルへの買い替えをおすすめします。

ジェルが不良品で固まらない

様々な対策をしてもジェルが固まらない場合には、ジェル自体が不良品の場合もあります。この場合は購入店に返品、交換ができないか相談してみましょう。

固まらないジェルはどう直す?今すぐできる対処ステップ


ジェルネイルライトへの正しい指の入れ方と悪い例の比較


固まらないジェルネイルの状態別対処フローチャート


ジェルネイルが固まらない原因を4タイプに分類した図解

原因に心当たりがついたら、次は状態に応じた直し方を確認しましょう。

硬化前(まだ塗ってライトに入れていない)の場合

気になる厚みやムラがあれば、ジェルクリーナーや専用リムーバーでその部分を拭き取り、塗り直してから硬化するのが確実です。

一部だけ固まっていない(表面がベタベタする)場合

未硬化ジェルが残っているだけであれば、その下はしっかり硬化していることがほとんどです。ジェルクリーナーで拭き取ってつやを出しましょう。ただし、拭き取っても内部までふにゃふにゃと柔らかい場合は、ワット数不足や硬化時間不足の可能性が高いため、正しいライトと時間で規定時間×2回を目安に再硬化してみてください。

何度直してもまったく固まらない場合

ジェルとライトの組み合わせが合っていないか、ジェル自体が不良品の可能性があります。無理に使い続けず、購入店に相談して交換や返品ができないか確認してみましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. ジェルネイルが固まらないとき、どのくらい待てば固まりますか?

A. 待つだけで固まるとは限りません。まずは規定の硬化時間を守れているか、ジェルとライトの組み合わせが合っているかを確認しましょう。ワット数が弱い場合や顔料の多い色の場合は、規定時間×2回を目安に硬化することで改善することがあります。それでも変化がない場合は、光の相性やライトの寿命など、別の原因も疑ってみてください。

Q. UVライトはどれくらいで買い替えが必要ですか?

A. 使用頻度にもよりますが、UVライトはおよそ3〜6か月で交換が必要になるといわれています。まったく使用していなくても、1年ほどで紫外線の放出量が低下してしまうため、1年を目安に交換を検討しましょう。急に硬化が甘くなったと感じたら、ライトの寿命を疑ってみるのもひとつの方法です。ライトは消耗品として考えておきましょう。

Q. 固まらなかったジェルはそのままオフしていいですか?

A. 硬化前の状態であれば、ジェルクリーナーなどで拭き取ってから塗り直すことができます。すでに硬化させてしまっている場合は、無理に爪から剥がそうとせず、原因を確認したうえで正しいライトと硬化時間で再硬化を試してみましょう。それでもうまくいかない場合は、その部分だけファイルで削り、塗り直すことも検討してください。

Q. 何度対策しても固まらない場合はどうすればいいですか?

A. 撹拌・硬化時間・ライトとの相性など一通りの原因を確認しても改善しない場合は、ジェル自体が不良品である可能性があります。購入店に相談し、交換や返品ができるか確認してみましょう。あわせてライト自体の寿命が来ていないか、電源やコンセントに問題がないかもチェックしておくと、今後の失敗を減らすことにつながります。

公開日:2018年8月16日/最終更新日:2026年9月7日

この記事の監修:なな先生(ネイリスト)|プロフィールはこちら

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まとめ

ラインストーンを使ったジェルネイルデザインの仕上がり例

いかがでしたか?

セルフジェルネイルが固まらない原因に当てはまることはありましたでしょうか?
塗って光を当てるだけの簡単なジェルネイルですが、正しく行わなければ失敗やトラブルにもつながります。

せっかく頑張ったアートが、硬化不足でぐちゃぐちゃに…なんて悲しい思いをしないためにも、正しい知識で長持ちするジェルネイルを楽しみましょう!