セルフジェルネイルでうまく固まらない原因と解決法!

  • ジェルが固まらない…
  • やり方が間違ってるから固まらないの?
  • 固まっていない状態で直すことはできる?

など、セルフジェルネイルの「ジェルがうまく固まらない」とお悩みのあなたに、ジェルネイルが固まらない原因とその解決法についてご紹介します。

ジェルが固まらない原因と対策

撹拌・ミキシングが足りない

セルフジェルネイルでうまく固まらない原因と解決法!

ジェルネイルを使用する前、ジェルをしっかりと混ぜていますか?
撹拌、ミキシングが必要なジェルには、必ず「混ぜてから使用する」と注意書きが明記されています。
特にカラージェルなどは分離や沈殿がしやすいので、必ずスパチュラなどで混ぜてから使用するようにしましょう。
この時、勢いよく混ぜてしまうと気泡が入ってしまいますので、気泡が入らないようにゆっくり優しく混ぜることがポイントです。
また、撹拌不要のジェルの場合でも、混ぜてから使用することでジェルがしっかりと固まることもあります。

未硬化ジェルが残っている

どれだけ硬化しても表面がベタベタしてしまう場合には、硬化できていないのではなく、未硬化ジェルが残っているという場合があります。
ジェルと光が化学反応を起こして固まるジェルですが、固まりきらないジェルが残る場ことがあり、この固まりきらなかったジェルを未硬化ジェルと呼びます。
未硬化ジェルが表面に残っていても、その下のジェルはしっかりと硬化していますので、ジェルクリーナー等で拭き取れば、つやつやの表面になるので安心してください。
ノンワイプトップジェルなら、未硬化ジェルが出ずふき取りも不要なのでおすすめです。
ただし、カラージェルは完全硬化しません。必ず未硬化ジェルが残ってしまいます。そのため、ベースジェルの次にカラージェルを塗布、そして必ずトップジェルで仕上げるようにしましょう。

◆Point◆
未硬化ジェルのふき取りには、代用品を使っている方も多いですが、ツヤが出ず曇ってしまったり、よれてしまったりなど、仕上がりに差が出てしまいます。
ジェルのツヤをより美しく出すためにもご使用のトップジェル専用のものを使用することをおすすめします。

ジェルとライトがあっていない

セルフジェルネイルでうまく固まらない原因と解決法!

セルフジェルネイルで一般的に使用されているソフトジェルネイルは、UV(紫外線)やLEDを使うことで硬化します。
光を当てれば固まると思っている方も多いですが、それぞれ光の波長が異なるため、ジェルにあったライトを使わなければ固まりません。
初めてジェルとライトを買う場合や新しいジェルを買う際には、ジェルとライトの種類に注意して購入しましょう。

ライトのワット数が足りない

ライトのワット数とは光の強さのこと。
この光が強ければ強いほど早く、弱ければ弱いほど遅くジェルは固まります。
規定時間照射しているのにジェルがなかなか固まらないという場合は、ワット数不足の可能性もあります。
安いセルフジェルネイルキットを購入すると、簡易的でワット数の低いライトがついていることがありますので、少し高くともワット数の大きいライトの購入をお勧めします。
ワット数が弱い(またはライトが弱ってきてしまっている)場合には、既定の硬化時間よりも長く照射してみましょう。

◆Point◆
UVライトの場合は、ライトの寿命がきてしまっている可能性もあります。
使用頻度にもよりますが、UVライトは3~6か月で交換が必要になります。全く使用していなくても1年ほどで紫外線の放出量が低くなってしまいますので、1年を目安にUVライトは交換しましょう。

ライトへの指の入れ方・角度が良くない

セルフジェルネイルでうまく固まらない原因と解決法!

ライトへ指を入れる際には、ジェルの乗っている爪の部分すべてに光が当たるよう、水平に指を入れる必要があります。
指が傾いてしまっていると隅々まで光が当たらないだけでなく、ジェルが流れてしまう、パーツが動いてしまうなどの失敗にもつながるので気を付けましょう。
硬化されにくいポイントは、爪の両サイドと親指です。
爪の両サイドをしっかり硬化するためには、水平状態で硬化した後に、左右に指を傾けてサイドにもしっかり光を当ててみましょう。
親指はどうしても斜めになってしまうので、人差し指~小指までとは別に親指のみで硬化してみましょう。

硬化時間が足りていない

ジェルにはそれぞれワット数別に硬化時間が決まっています。すべてのジェルが同じ硬化時間ではないので、複数種類のジェルを使用する場合には、それぞれ必要な硬化時間を把握しておく必要があります。
また前述の通り、ワット数が少ないと長く照射する必要があるので、ライトの数が少ない、ライトが小さいなど、コンパクトなタイプのライトをお使いの場合には、規定時間よりも長く硬化する必要があります。
硬化時間は、ジェルとライトの相性でかわりますので、お使いのジェルとライトでどのくらい硬化時間が必要なのか見極めてみてください。

顔料が多いジェルは固まりにくい

セルフジェルネイルでうまく固まらない原因と解決法!

カラージェルには顔料が含まれていますが、この顔料の含有量によって固まりにくくなることがあります。
黒、白、原色系(青、黄色、赤など)、マット色は硬化するまでに時間がかかる傾向があります。
固まりにくい顔料の多いジェルの場合は、規定時間×2回の硬化をすることで、解決できる場合が多いです。

ジェルを乗せすぎると固まらない

セルフジェルネイルでうまく固まらない原因と解決法!

ジェルを多く乗せてしまうと、光が下まで届かず、表面だけ固まったような状態になってしまうため、ジェルの乗せすぎには要注意です。
発色が悪い場合には、一度でたくさんのジェルを乗せるのではなく、重ね塗りをするようにしましょう。
ただし、重ね塗りをし過ぎるとジェルがはがれやすくなってしまうので、重ね塗りの目安は3度まで。3度塗りでも発色に満足ができない場合には発色のいいジェルネイルへの買い替えをおすすめします。

ジェルが不良品で固まらない

様々な対策をしてもジェルが固まらない場合には、ジェル自体が不良品の場合もあります。この場合は購入店に返品、交換ができないか相談してみましょう。

まとめ

セルフジェルネイルでうまく固まらない原因と解決法!

いかがでしたか?

セルフジェルネイルが固まらない原因に当てはまることはありましたでしょうか?
塗って光を当てるだけの簡単なジェルネイルですが、正しく行わなければ失敗やトラブルにもつながります。

せっかく頑張ったアートが、硬化不足でぐちゃぐちゃに…なんて悲しい思いをしないためにも、正しい知識で長持ちするジェルネイルを楽しみましょう!