ネイル検定2級ナチュラルスキンカラーとの塗り方のコツと合格ポイント

ネイリスト検定2級のカラーリング課題で規定となる「ナチュラルスキンカラー」
赤ポリッシュよりも実際にサロンワークでも選ばれることの多いカラーなので、検定で合格点がもらえれば、今後のお仕事でも活躍する技術です。

今回はネイル検定2級課題のナチュラルスキンカラーの塗り方のコツをご紹介いたします。

ナチュラルスキンカラーの塗り方のコツ

ネイル検定2級ナチュラルスキンカラーとの塗り方のコツと合格ポイント

ナチュラルスキンカラーはムラやハケ跡が残りやすいカラーです。
ネイル検定3級の赤ポリッシュカラーリングのように誤魔化しがきかないので、慎重に塗布をしましょう。

1回目の塗布量はやや多めに

ナチュラルスキンカラーはハケ跡が残りやすいので、ポリッシュの量はやや多めがきれいに塗れるコツです。
ハケの片面はボトルの口でしっかりしごいて落としましょう。

一方方向に塗る

赤ポリッシュでカラーリングでは、中心から左・右へカラーリングしていきますが、ナチュラルスキンカラーの場合は端から塗っていった方がきれいに塗れます。
右利きの方は左から右へ、左利きの方は、右から左へ塗布していきましょう。

2回目は1回目より多い量で塗布する

2度塗りのときは、1回目より多い量を塗布しましょう。
たっぷりのポリッシュとハケが広がらないくらいの力加減で塗布することで、ハケ跡を残さず仕上げることができます。

ネイル検定2級課題ナチュラルスキンカラーおすすめポリッシュ

TiNS P008

ネイル検定2級ナチュラルスキンカラーとの塗り方のコツと合格ポイント

画像引用:Amazon

ハケがしなやかで柔らかく広がりやすいので、広範囲を一気に塗ることができます。
速乾性には欠けますが、その分修正がしやすく、ハケ筋もできにくいです。

シャレドワ 52

ネイル検定2級ナチュラルスキンカラーとの塗り方のコツと合格ポイント

画像引用:Amazon

焼けた肌のモデルさんにおすすめのマットなカラーです。
速乾性も高く、フレーエッジも全く透けません。
ただ、速乾性が高いため、ハケ跡が残りやすいので、TiNS 503と混ぜて使用すると塗りやすくなります。
また、使い込むごとにべったりしてくるので、薄め液などを使用して調整しましょう。

OPI P61

ネイル検定2級ナチュラルスキンカラーとの塗り方のコツと合格ポイント

画像引用:Amazon

透明感があり、色白のモデルさんにおすすめです。
ポリッシュはサラサラなので塗りやすいと評判ですが、その分村もできやすいので注意が必要です。
ハケは大きく広がって安定したカラーリングができます。サラサラのポリッシュになれればネイル検定2級でも活躍するおすすめポリッシュメーカーです。

おすすめボトル

ナチュラルスキンカラーはハケ圧を極力かけないようにして塗ることがきれいに塗るコツです。
ハケが硬いとハケ跡が残ってしまうので、ハケ圧のかかりにくいもので塗るのがベストです。

少々高価ではありますが、オリエントのボトルについているハケは非常に塗りやすいのでお勧めです。
カラーはいいのにうまく塗れない…という方は別のボトルを試してみてはいかがでしょうか?

ネイル検定2級ナチュラルスキンカラーで合格する塗り方

ネイル検定2級ナチュラルスキンカラーとの塗り方のコツと合格ポイント

ネームプレートの色が透けていない

ハーフムンやフリーエッジ、イエローラインが透けてしまっているのは減点です。
透明感のあるカラーはあ肌つやよく見えますが、検定だけを考えるのであれば不向きかもしれません。

モデルの肌色に合わせたカラーを選ぶ

ファンデーションを選ぶときのように、モデルの肌がイエロー系なのかピンク系なのかを見極めて、肌の色に合わせたナチュラルスキンカラーを選びましょう。

肌がイエロー系の場合は黄色みのあるカラー、ピン系の場合は青みのあるカラーがおすすめ。
できれば自然光の下で、肌がくすんでみえてしまっていないか、血色が悪く見えてしまっていないかチェックしましょう!
ナチュラルスキンカラーがモデルの肌に合っているかどうかも採点基準なので、色選びも大切です。

しっかり修正する

ウッドスティックを薄く削り、サイドやキューティクル周りを修正します。
赤ポリッシュよりは修正が難しくないナチュラルスキンカラーですが、肌に合わせたカラーの上、カラーも薄いので、はみ出しに気が付かないことがあります。
隅々までしっかりと確認をしましょう。

トップコートもハケ圧をかけない

トップコートでハケ圧をかけてしまうと、せっかくきれいに塗れたナチュラルスキンカラーにハケ跡が残ってしまう可能性もあります。
ハケを押し付けることないように、スッと引っ張るようにハケを動かして塗布しましょう。

トップコートは中央→左・右の順番で塗布してOKです。

モデルの爪はしっかり磨いておく

ナチュラルスキンカラーはムラやハケ跡ができやすい難しいカラーです。
そのため、モデルの地爪を整えておくことも美しく仕上げるポイントです。

スポンジバッファーとシャイナーを使って、表面を滑らかに磨き上げておきましょう。

もし凹みがある場合には、リッジフィラーを使って表面を埋めて、凹凸をなくしておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?
一見塗布しやすそうに見えるナチュラルスキンカラーですが、実は非常に難しいカラーです。
チップでの練習はもちろん、不規則な人の手での練習はよりあなたの技術力を高めてくれます。

本番モデルだけでなく、いろいろな人の手をお借りして、ナチュラルスキンカラーの塗り方の練習を重ねて、ネイル検定2級を突破しましょう!