検定試験で使用するポリッシュ。
ジェルとは違って時間とともに固まるので、10本塗っているだけでもどんどんドロドロになってしまって困っていませんか?
ドロドロになってしまったポリッシュを復活してくれるのが、うすめ液です!
今回は、うすめ液の使い方と注意点をご紹介いたします。
この記事の目次
うすめ液をポリッシュに使う前に…
ポリッシュがドロドロになってしまったらうすめ液を入れればいいや!と安易にうすめ液を使うのはおすすめできません。
確かにうすめ液でポリッシュはサラサラになりますが、うすめ液を使うことで、さらにどろどろになりやすくなってしまいます。
ポリッシュがドロドロになってしまうのは、揮発してしまっていることも原因の一つですが、顔料などがしっかり混ざっていないことが原因の場合もあります。
うすめ液を使う前に、まず撹拌してみましょう。
ポリッシュを拡販するときは、ガチャガチャとマラカスのように振るのではなく、手のひらの上で転がすようにして優しく撹拌します。
こうやって撹拌してもドロドロしていて塗りにくい場合にはうすめ液を使いましょう。
ポリッシュのうすめ液の使い方
うすめ液はポリッシュのボトルに直接入れます。
一度に入れるのは3~4滴ほど。ドバドバたくさん入れなくても、十分効果を発揮します。
むしろ、入れ過ぎてしまうと品質が落ち、発色などにも影響するので、入れ過ぎには注意しましょう。
うすめ液を入れたら、撹拌するときと同じようにコロコロと転がすようにしてうすめ液とポリッシュを混ぜます。
全体にしっかり混ざるように、時間をかけて撹拌しましょう。
ポリッシュにうすめ液を使う時の注意点
うすめ液を使うポリッシュは基本的に顔料が含まれているポリッシュです。
ラメやパール系のポリッシュなどにも使用することができます。
ただし、ベースコートやトップコートなど、顔料の含まれていないポリッシュには、うすめ液を使用しないでください。
ポリッシュが劣化し、ひび割れ、黄ばみ、ツヤがなくなる、曇るなどの原因になります。
ベースコートやトップコートなどは、撹拌するのみで対応してください。
ポリッシュにうすめ液を使う時の応用編
ドロドロになったポリッシュをサラサラにしてくれるうすめ液ですが、この仕組みを利用して、使いやすいポリッシュの硬さに調整するということも可能です。
1度塗り目は固め、2度塗り目は柔らかめがいい、など、塗りやすいポリッシュの硬さには好みがありますよね!
そこで、ドロドロになったポリッシュすべてにうすめ液を使うのではなく、うすめ液を使うものと使わないものを用意して使い分けします。
特に検定試験は、限られた時間の中で仕上げなければならないので、使う道具の使いやすさはとても重要です。
施術時間にダイレクトに影響するので、うすめ液を使って好みの硬さに調整するのはとってもおすすめです。
もちろん、試験中に調整する時間はないので、事前に用意しておいてくださいね!
さいごに
いかがでしたか?
うすめ液の使い方や注意点をご紹介いたしました。
うすめ液は多用するものではありませんが、うまく使えばポリッシュをより塗りやすくしてくれる便利なアイテムです!
正しい使い方で、うすめ液をもっと活用させてみてくださいね♪