セルフネイルの技術を向上させたいと思っても自分自身の指は10本!
それに一度ジェルネイルを施したら、しばらくはオフもしないのでなかなか練習ができませんよね。
そんなときに活用してほしいのがネイルチップです。
そこで今回は、ネイルップを使った練習法と作り方、使い方をご紹介いたします。
この記事の目次
ネイルチップでの練習と人の手での練習の違いは?
セルフネイルの練習をするにあたって、人の手にするか、ネイルチップにするか、2種類の方法がありますよね!
ネイルケア関係の練習をするのであれば“人の手”
色やデザインを練習するのであれば“ネイルチップ”
で練習するようにしましょう。
【人の手で練習できること】
- サンディング
- 甘皮ケア
- ファイリング
- 甘皮カット
- サイドやキューティクルギリギリにジェル塗布をする
【ネイルチップで練習できること】
- ジェル塗布
- ムラなくカラーを塗布する
- トップジェルに厚みを出す
- フレンチやアート(デザイン)
キューティクルのケアや個人個人の爪の形に合わせた塗り方などは、人の手でしかできない練習です。
アートやブラシワークの練習は、ネイルチップでもできますし、何度も練習することが技術力向上につながるので、たくさんのネイルチップをどんどん使って練習しましょう!
【セルフネイル】ネイルチップで練習するときの注意点
チップをまわしながら塗布しない
ネイルチップでセルフネイルの練習をするとき、つい塗りやすい方向にチップを回してしまっていませんか?
他人や自分の手にジェルネイルを施すとき、爪を塗りやすい向きにぐるぐると回すことはできませんよね。
いくら練習を重ねても、塗りやすい方向で練習していては、実際に人の手に塗ろうとしてもうまくできません。
ネイルチップに練習するときは、ネイルチップを一方向から塗るようにしましょう。
デザインを確認するときはチップをまわして見てOKです!
ネイルチップにはサンディングしてから塗布する
ネイルチップにジェルを塗布するときは、180G程度のスポンジファイルでサンディングをしましょう。
表面がつるつるのままジェルを塗布しても、時間がたつとぺろっと剥がれてしまいます。
特にサンプル用など長持ちさせたい場合には、しっかりサンディングしましょう。
ベースジェルは塗らなくてOK!
人の手にジェルネイルを施すときは必ずベースジェルから塗布しますが、ネイルチップにジェルを塗るときは、ベースジェルは不要です。
ベースジェルを塗った後のカラーから塗り始めましょう。
人の手につける用のネイルチップの選び方
ネイルチップのサイズの選び方
作成したネイルチップを爪につける場合は、とにかく爪のサイズに合わせたチップ選びが重要です。
もちろん、100%爪に合った形のネイルチップは見つからないと思いますので、地爪と同じまたは少し大きめの横幅のネイルチップを選び、微妙なサイズ調整はファイルで削って行います。
甘皮を処理した状態でチップを合わせる
キューティクルケアをしていない状態でネイルチップをのせてしまうとネイルチップの耐久性が下がってしまいます。
また、甘皮がある状態でネイルチップのサイズ合わせをしてしまうと、甘皮を処理した後にぴったりと合わなくなってしまいます。
ほんの数ミリの差が仕上がりの質を下げてしまうので、ネイルケアをしっかりと済ませてからチップのサイズ合わせを行いましょう。
ネイルチップは薄めのものがおすすめ
ネイルチップが厚いと柔軟性が低く、爪にフィットせずすぐに取れてしまいます。
100円ショップを使用している方も多いですが、100円ショップのチップはあくまで練習用。
実際に人の手につけて使うには不向きです。
ネイルチップ装着用シールは厳選したものを
どんなにネイルチップが爪にフィットしていても、ネイルチップをつけるシールがだめだとぽろぽろとすぐ取れてしまいます。
おすすめはアネックスネイルシールです。
画像引用:Amazon
絶対剥がれたくない成人式などでも使用できる、強力なネイルシールです。
練習用ハンドのネイルチップの付け方のコツ
ネイルチップで練習をするときは、ネイルスタンドで練習する方法もありますが、練習用ハンドにつけて練習するのが現実の施術に近いのでおすすめです。
練習用ハンドにネイルチップをつける方法をご紹介しますね!
必要な道具
練習用ハンド
メーカーはどこでもOKです。
一度購入すれば、長い間練習に使うことができます。
ネイルチップ
練習用ハンドとネイルチップにはサイズが合わないものがあります。
対応しているチップサイズはメーカーなどに表記されていますので、サイズが合うものを購入してください。
ケースのふたに、チップのサイズを記入しておくと便利です。
ネイルグルーとアクティベーター
ネイルチップを外しやすくするために、使用します。
クリアジェルまたはアクリルリキッド&アクリルパウダー
チップカッター
チップの長さを調整します。
ネイルチップをつける下準備
ネイルグルーをネイルチップをつける部分に塗布します。
アクティベーターを吹きかけ、1分ほど待ちます。
グルーが固まったら、もう一度グルーを塗布、アクティベーターを吹きかけます。
こうすることで、表面がつるつるになり、取り付けたネイルチップで練習が終わった後、簡単に外すことができるようになります。
ネイルチップを練習用ハンドにネイルチップを合わせて、サイズが合ったものを探します。
練習用ハンドに、ぴったりのチップサイズの番号を書いておくと、次ネイルチップをつけるときも便利です。
直接書き込んでもいいですし、シールなどで貼ってわかるようにしてもOKです。
チップの付け方~ジェル~
クリアジェルをネイルチップをのせる爪の中心にのせます。
ジェルを広げるとはみ出してきてしまうので、中心にのせたら伸ばさなくてOKです。
ネイルチップを貼り付けます。
正面、横から見て、正しい角度で装着されているか確認します。
ネイルチップがずれないように指で押さえながらライトに入れ、完全硬化します。
ネイルチップがつきました!
チップの付け方~アクリルリキッド&アクリルパウダー~
ミクスチュアを作ります。
ジェルと同じ要領で、爪の中心にのせます。
ネイルチップを貼り付けます。
アクリルの場合は、時間の経過とともに固まっていくので、しばらくこのまま抑えて固まるのを待ちます。
すべてのネイルチップをつけ終わったら、完全にくっつくまで20分程度待ちましょう。
ネイルチップがつきました!
ネイルチップが長い場合はチップカッターでカットします。
この時必ず根元を支えましょう。チップが外れてしまいます。
ネイルチップの外し方
ネイルチップを外すときはネイルニッパーを使います。
これはキューティクルニッパーではなく、ニッパー型の爪きりです。
キューティクルニッパーを使ってしまうと刃が傷むので絶対にやめましょう。
ネイルニッパーでネイルチップを挟んで…
ひねるようにネイルニッパーをまわすと簡単に外れます。
まとめ
いかがでしたか?
ネイルチップはセルフネイルの技術を向上させる相棒のようなものです。
是非たくさん活用して練習を重ねてください!
技術力がアップすると、セルフネイルがもっともっと楽しくなりますよ!