セルフネイルでは“すぐ取れる”という悩みが一番多いですよね。
なぜ、すぐ取れてしまうのか、原因を知るとともに、取れにくいはがれにくい方法を知ることが重要です。
今回はセルフネイルがすぐ取れしまう時の原因の対処法をご紹介いたします!
この記事の目次
セルフネイルがすぐ取れる原因と対処法!
では早速、セルフネイルがすぐ取れる原因と対処法について紹介していきます!
【すぐ取れる原因①】プレパレーションが甘い!丁寧な下処理を!
プレパレーションとは、ジェルを塗布する前の下準備のこと。
- 手の消毒
- ファイリング
- 甘皮ケア
- サンディング
- ダスト除去
- 表面の消毒
この一連の流れをまとめてプレパレーションといいます。
セルフネイルがすぐ取れるという方は、プレパレーションを簡単にすませていませんか?
プレパレーションをいかに丁寧にできるかによって、セルフネイルのもちはかわります!
取れない欠けないプレパレーションのやり方をご紹介します!
取れない欠けないプレパレーションのやり方!
- 爪の形を180~240Gのエメリーボードで整え、スポンジバッファーでバリを落とす
- セラミックプッシャーで爪の根元にはりついているルースキューティクルを除去する
- この時、キューティクル(角質)も一緒に押し上げる
- ブラシでダストを除去する
- もう一度、セラミックプッシャーでルースキューティクルを除去します
- ブラシでダストを除去する
- ニッパーをお持ちの場合は、押し上げたキューティクルをカットする
- キューティクルに隠れていたルースキューティクルをセラミックプッシャーで除去する
- ブラシでダストを除去する
- エタノールなどで水分、油分、ダストを除去する
プレパレーションのポイント
セラミックプッシャーを使うことで、甘皮処理とサンディングが同時にできます。
セルフネイルが取れやすいという方は、150~180のスポンジバッファーでさらにサンディングするとジェルとの密着が良くなり取れにくくなります。
面倒でも、2回セラミックプッシャーでの除去とブラシがけを繰り返すことで、ルースキューティクルを残さず除去することができます。
ルースキューティクルが残っているとセルフネイルがすぐ取れてしまうので、念入りに、そして丁寧に除去するようにしましょう。
ニッパーをお持ちでない場合は、セルフネイルの持ちには影響がないのでキューティクルのカット以降の工程は省いて構いません。
カットする場合は、必ずもう一度ルースキューティクルの除去をします。
キューティクルをカットすることで隠れていたルースキューティクルが出てくるためです。
油分水分除去をしたあとは、爪に触ったり、髪を触ったりしないようにしましょう。
再び油分等がついてしまい、すぐ取れる原因となってしまいます。
爪の根元を正面から見て、根元部分(ポッケ)がスッキリと何もなくなればプレパレーション完了です!
【すぐ取れる原因②】ベースジェルの塗り方が悪い!?持ちがよくなる塗り方!
ベースジェルは、爪と直接つく唯一のジェルです。
クリアなのではみ出しなども気になりにくいので、塗り方も雑になりがちですが、ジェルと爪が剥がれにくくする役割をもっているので、ベースジェルの塗り方は持ちに影響します。
セルフネイルをしている方はどうしてもデザインなどにこだわりがちですが、一番こだわるべきとも過言ではないくらいベースジェルは非常に重要です!
取れない欠けないベースジェルの塗り方!
ジェルは2つの性質を持っています。
1つ目は、枠の中にしか流れていかないという性質です。
その性質がわかる実験の様子をみてみましょう。
はじめに少ない量で枠を作ります。
そこに液を追加しても、表面張力で枠は大きくなりません。
枠を作らずに一気に多い量を流すと液はどんどん広がってしまいます。
ジェルでもこれと同じような現象がおきます。
一度でたくさんの量を爪にのせてしまうとどんどん広がりはみ出してしまうのです。
2つ目は、放っておくと均等になる性質です。
これはセルフレベリングと呼ばれ、ジェルネイルを塗る上で重要になる性質の一つです。
この2つの性質を利用して、取れない欠けないセルフネイルにしましょう!
- ベースジェルをカサカサ、ペタペタくらいの量を筆にとり、爪に塗布し、枠(せきとめ)を作る
- 少なめにベースジェルをとり、爪の中心にジェルをおいて筆を引くようにして全体に塗布する
- このとき、筆の形が変わらない程度の力で優しく塗布しましょう。
- 10~20秒、セルフレベリングさせてベースジェルが均等になるのを待ちます
- 爪に反射した光がまっすぐになったら、ライトで硬化します
ベースジェル塗布のポイント
ジェルの量を極力少なくすることで、コントロールできるように、はみ出しなどをしなくなります。
はじめは塗る範囲の目印の意味でカサカサ筆でベースジェルを塗布しましょう。
一度枠をつくったら、ジェルをのせすぎない限り枠をはみ出してしまうことはジェルの性質上ありません。
ジェルは少なめの量からとり、足りなかったら足すようにします。
2回目の塗布のときのポイントは、ジェルを触りすぎず、力を入れずに塗布するということです。
特に粘度が高いベースジェルの場合はセルフレベリングにも時間がかかるため、デコボコが気になりやすいです。
この時、なだらかにしようと何度も筆でさわってしまいがちですが、どんなジェルでも時間をおくことで均一になりますので、大きなデコボコだけ修正して、セルフレベリングで均一になるのを待ちましょう!
普段のケアですぐ取れるセルフネイルを予防!
セルフネイルがすぐ取れる原因とその対処法について技術的な面でのご紹介をしました。
次は普段の生活の中でできるすぐ取れるセルフネイルを防ぐ予防策をご紹介します!
家事をするときはゴム手袋を着用!
水仕事などの家事をするときは、できるだけゴム手袋を着用しましょう。
ジェルが水に弱いだけではなく、水仕事は手の水分油分を奪い乾燥させてしまいます。
乾燥はお肌とジェルの大敵!ゴム手袋できれいな指先を維持しましょう!
爪ではなく、指の腹を使う!
キーボードを打つ、缶をあける、シールを剥がすなど、指先を使う機会は多いですよね。
この時に爪をガシガシ使っていては当然セルフネイルも取れやすくなってしまいます。
できるだけ指の腹を使い、必要であれば道具を使って爪に負担がかからないようにしましょう。
こまめに保湿をする!
ジェルを塗布する前は油分水分厳禁ですが、セルフネイルを施した後はこまめに保湿をしましょう。
乾燥していると取れやすくなりますし、割れなどの原因にもなります。
ハンドクリームとネイルオイルを併用するとベストです。
まとめ
いかがでしたか?
セルフネイルがすぐ取れる原因は、
- プレパレーション
- ベースジェルの塗り方
の2つが原因になっていることが多いです。
逆にこの2つをしっかりマスターすることで、セルフネイルも長持ちしてもっと楽しめるようになります!
何度も練習を重ねて、長く楽しめるセルフネイルにしましょう!