トップジェルはジェルネイルの仕上がりを決める、かなり重要な働きを担っています。
そんなトップジェルも最近では色んな種類が出ていて、初心者さんにとっては少し複雑に思えるかもしれません。
そこでここでは、トップジェルの種類やおすすめメーカーをご紹介します!
目的に沿ってトップジェルを選んで、賢くジェルネイルを楽しみましょう♪
この記事の目次
トップジェルの種類は5種類!
トップジェルというのは大きく分けて5種類あります。
これを理解しないことには、長持ちジェルネイルは成功しないといっても過言ではありません!
ここで各トップジェルの特徴をしっかりおさえましょう!
1.ソフトジェル
画像引用:公式サイト
ソフトジェルは、アセトンやアセトンを含んだ溶剤で溶かすことのできるジェルのことです。
最もベーシックなジェルで、トップだけでなくベースジェルもカラージェルもソフトジェルでできています。
また、その名の通り柔らかく柔軟性に優れているため、物をつかんだりするときの動きに柔軟に対応し、物にぶつかったときの衝撃などもうまく吸収してネイルを長持ちさせてくれます。
オフがしやすく扱いやすいので、ネイル初心者におすすめです。
2.ハードジェル
画像引用:公式サイト
ハードジェルはソフトジェルとは逆で、アセトンやアセトンを含む溶剤では溶かせないジェルのことです。
ハードジェルを自爪から取るときは、溶かすのではなくネイルファイルで削って取ります。
この削りの作業は、やりすぎると自爪を傷ませてしまう可能性があるため、基本的にトップジェルでしか売られていません。
そして、ハードジェルの魅力は、ソフトジェルにはない「強度」があることです。
衝撃に強く割れや欠けがおきにくいので、パソコン作業の多い人や美容師さんなど、指先をよく使う人におすすめです。
さらにソフトジェルよりも艶・光沢が出やすいので「ジェルらしいぷるんとした輝きのある見た目にしたい」という人にも向いています。
3.ノンワイプトップジェル
画像引用:ジェルネイルショップ プリモール
通常、ソフトジェルのトップジェル でもハードジェルのトップジェル でも性質上、硬化後に「未硬化ジェル」という少量のジェルが爪表面に残るので、これを拭き取る(ワイプする)必要があります。
この拭き取りの作業がいらないのが、ノンワイプトップジェルです!
マニキュアのようにボトルタイプのものが多く、ささっと手軽に塗ることができるので、セルフネイラーの間では画期的なネイルアイテムとして人気があります。
ただし、粘度が低くサラサラしているので、ぷっくり感(厚み)を出す=形成するのには不向きです。
また性質上2度塗りをしてしまうと取れやすくなってしまうので、もし厚みが欲しい場合は、ベースジェルかクリアジェルで厚みを出してから、ノンワイプトップジェルで仕上げるのがおすすめです。
4.マットトップジェル
画像引用:プリジェル公式サイト
マットトップジェルは最後の拭き取り後、表面がザラザラする不思議なトップジェルです。
触り心地だけでなく色味もぐっと落ち着くので、スモーキーカラーやアースカラーなどのネイルとの相性抜群。
また、ヒョウ柄やダルメシアン柄などのアニマルネイルなら、よりリアルな質感にみせてくれるので、個性的な一癖二癖もあるネイルデザインを楽しみたい人にぴったりです。
5.オールインワンジェル
- 2in1(ベース&トップ)
- 3in1(ベース、トップ、ビジュージェル兼用)
などと1個でマルチに活躍してくれるのが、オールインワンジェルです。
化粧水と乳液、シャンプーとコンディショナーなどと同じように「極力手間をかけたくない」「手軽にジェルを楽しみたい」という人に人気があります。
ただ、実際の使いやすさ・見た目の良さ・持ちの良さというのは、未だ専用ジェルより乏しいのが現状です。
専用ジェルは、ベースジェルなら「自爪に密着しやすいように」、トップジェルなら「艶や透明感が出るように」などと、目的に特化したもが作られています。
もちろん、それが一つのジェルでできるなら、楽だし塗り間違えも防げるので便利ですが、ジェルネイルの魅力である持ちや美しさを楽しめないのは、せっかくやっても意味がありません。
ですので、個人的にはきちんとそれぞれ買い揃えることをおすすめします。
見た目や持ちの原因はトップジェルだけじゃない!
ネイル初心者に多いのが「見た目が悪い・持ちが悪いのはトップジェルのせい」という考え方。
実はこれは正解なようで不正解。
見た目や持ちを左右するのは、トップジェルだけでなく、塗る前の作業(プレパレーション)とベースの塗り方にあります!
家でいうなら地盤と骨組みの部分。
いくら外壁の色や模様が綺麗にできても、地盤や骨組みが不十分だったら…?
下の無料公式講座では、ジェルネイルの基本となる取れない・欠けない・長持ちするジェルネイルのやり方をお伝えしています。
ぜひネイルサロンでやるような取れない美しいネイルを、お家で再現してください!