「どうしよう!爪が割れてしまった…!」
爪が割れると痛みや出血、残った爪をどう保護したらいいのか悩みますよね。
ここでは今すぐやるべき簡単な3つの対処法をご紹介!
家にあるものや100均で売ってるような身近なものを使った応急処置です。
この記事の目次
爪が割れたらやるべき対処法
爪割れ対処法①消毒・止血
まず必ずやるべきなのが消毒!
バイ菌が入って化膿しないように消毒をする必要があります。
ただ出血があるようなら、まずは圧迫止血から始めましょう。
圧迫止血〜消毒のやり方
〜必要なもの〜
- 石鹸
- 清潔なタオル
- 消毒液
- 医療用のガーゼかコットン
- ガーゼ用テープ
- 爪が割れた手(または足)をぬるま湯と石鹸で洗い、清潔なタオルで水気をふき取る
- 消毒液を垂らした医療用ガーゼかコットンを出血個所に当てて、しばらく圧力をかけるため強めに押す
- 止血できたら新しい医療用ガーゼかコットンに消毒液を垂らし、患部にあててガーゼ用テープで固定する
※消毒は1日2〜3回程度こまめに行い、その都度新しいガーゼに取り替えること!
また下記のような感染症の様子がないかもよく観察してください。
症状があればなるべく早めに病院に行きましょう。
感染症の症状
患部:赤み・ほてり・腫れ・痛み・化膿など
全身:発熱・知覚過敏など
爪割れ対処法②残った爪の形を整える
完全に爪が取れて残った爪がギザギザの場合、何かに引っ掛けたり肌を傷つけてしまう恐れがあるので、爪切り・爪切りばさみ・爪やすりなどを使って整えましょう。
もちろん短い爪の方がまた割れるようなことが起こりにくいので安心ですが、爪を伸ばしたい場合は上の写真のような「スクエアオフ」というなだらかな四角にすると○
ベーシックなラウンド型よりも強度が高く割れにくいのでおすすめです。
爪割れ対処法③爪を補修する
ヒビが入ったような割れ方をしているような爪は、切ったり引きちぎったりせず、新しい爪が伸びてくるまでその爪を補修して過ごしましょう。
補修の仕方には主に2種類あります。
1つは応急処置として行うテープでの補修、もう1つは爪割れ専用の補修キットで行う補修です。
補修キットは1,000円前後で売られている主にグルーや補修シートなどでくっつけるもので、テープよりも取れにくいので理想的な対処法ではあるのですが、「持っていない」「手に入るのに時間がかかる」ということであれば、ひとまずテープで対処しましょう。
テープで行う爪補修のやり方
〜必要なもの〜
- テープ類(透明テープ、絆創膏、マスキングテープなど)
※目立ちにくい透明テープがおすすめ - 小さめのハサミ
- トップコート
- 2cm角に切ったテープを割れ目にかぶせるように貼る
- 爪からはみ出た部分をハサミでカットする
- 爪全体にトップコートを塗り、乾くまで待つ
(トップコートは保護力・強度を上げます、爪が薄い人は2回塗ってもOK)
※私はこれだけでは不安なので、この上からさらに絆創膏を貼って水や衝撃をしのいでいました!
補修キットで行う爪補修のやり方
補修キットは物によってやり方が違うので、説明書の手順に沿って補修してください。
こちらでは参考までに、ある補修キットの使い方についてご紹介します。
〜補修キットに含まれているもの〜
- 繊維シート
- 爪やすり
- トップコート
- 爪補修用接着剤
(「修正液」「ネイルグルー」ともいう)
〜他必要なもの〜
- ハサミ
- 竹串または爪楊枝
- 繊維シートを割れ目の大きさに切る
- 爪補修用接着剤を割れ目に直接つけ、竹串または爪楊枝で割れ目に沿って塗る
- 2の上から繊維シートを貼ってなじませ、余った部分があればハサミでカットする。
(爪が長い人は爪の裏側までシートが貼れると補強力がUP!) - 貼り付けた繊維シートの上に接着剤を垂らし、竹串または爪楊枝で馴染ませる
- 爪やすりで表面、先端の形を整える
- トップコートを爪全体に塗り、乾くまで待つ
(2度塗りOK)
爪が割れたら病院へ行くべき?行くなら何科?
爪割れ対処法①にもあったように、感染症が疑われる場合や痛みや赤みなどが一向に治らないこともあります。
そのような場合は、皮膚科・形成外科・整形外科・爪外来などで診てもらい、適切な処置を受けるようにしましょう。
爪を再生!爪を強くする対策とは
- 元々爪が弱い体質
- ギターを弾くからすぐ爪がダメになってしまう
- 加齢のせいか爪がもろくなった
- ジェルネイルのしすぎで爪がペラペラ
など、爪が弱くなる原因は様々。
では、そんなもろい爪を割れにくくする方法とは一体なんなのでしょう。
手軽にできる対策法をまとめました!
爪の乾燥を予防する
画像出典:Amazon商品詳細ページ
手が乾燥した時はハンドクリームを使いますよね?
それとは別に爪の乾燥を防ぐ「ネイルオイル」というものがあるんです。
爪が割れる原因としてまず考えられるのが乾燥と栄養不足。
ネイルオイルは水分・油分の浸透力が高く爪の育成をサポートする働きがあります。
またネイルオイルを塗る際、爪の根元をマッサージするように塗り込めば、血行が良くなって爪の健康に必要な栄養や酸素が指先まで届きやすくなります。
ハンドクリームでも多少効果はあるでしょうが、ネイルオイルのような浸透力というよりも保護力に優れているため、ネイルオイルを塗って染み込ませてからハンドクリームで膜を張ってあげるというWケアが理想的です。
爪切りNG!爪は爪やすりで整える
パチン!パチン!と大きな音を鳴らす爪切り。
実は爪というのは元々3層構造になっていて、爪切りはその3層を一気に切っています。
直接見てもよくわからないでしょうが、安い爪切りや古い爪切りだと実はかなり荒い切り方に、ひどければ引きちぎったような切り方をしていることも。
(それがヒビ割れや二枚爪などの原因になってしまいます)
ですから爪は爪やすりで徐々に削ると◎
そうすることで、1層1層にかかる衝撃を最小限に抑えらますし、滑らかな仕上がりにもできます。
形については爪割れ対処法②でもお伝えしたように、白い伸びた部分を完全に削るか、伸ばしたい場合は強度の高いスクエアオフにすると良いでしょう。
爪補強のマニキュア・ジェルネイルをする
「爪が弱いのにマニキュア?ジェル?余計に弱くなりそう…!」と思われるかもしれませんが、マニキュアに関しては地爪を強くするための「補強コート」というのがあります。
爪をサポートするビタミンEや爪の乾燥を防ぐ植物エキス、衝撃を吸収しやすい樹脂のコート成分など、いろんな役割を果たしてくれるのでおすすめです。
1,000円以内で薬局や雑貨店などで手軽に購入できますよ。
またジェルネイルは「女性が指先を華やかにするもの、オシャレを楽しむもの」と周知されがちですが、アートではなく補強用のジェルネイルは透明の合成樹脂を分厚く地爪に塗ることで地爪を保護する働きがあるので、男性にもおすすめなんです。
プロのギタリストさんもジェルネイルで補強する方が多いんですよ!
マニキュアよりもジェルネイルの方が強度が高く持ちもいいのですが、実際にやるにはマニキュアの方が手軽です。(セルフでジェルネイルもできますが、様々な道具やテクニックがいるため最初はネイルサロンでする方が良いでしょう)
指先を使う機会が多い方は補強ジェルネイルで爪を守りましょう!
まとめ
爪が割れると、髪を洗ったり物に触れるのに何かと不便なことが多いですよね。
しばらくの間は爪の健康状態を気遣うことが大切です。
健やかな爪が早く戻りますように!