爪が割れて血が出た時の応急処置と対処法まとめ

爪が割れて、血がにじんできた…そんなとき、痛みと同時に「このまま様子を見ていいのかな」「病院に行った方がいいのかな」と不安になりますよね。
まずは落ち着いて、出血や痛みの程度を確認しながら、今すぐできる応急処置から始めましょう。
ここでは家にあるものや100均でも手に入るような身近なアイテムを使った応急処置に加えて、病院へ行く目安や再発を防ぐケア方法まで、ネイリスト監修のもとまとめてご紹介します。

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まず確認!痛み・出血があるときの緊急チェック

爪が割れて血が出た時の緊急チェックフローチャート(自宅ケアか受診か)

爪が割れてしまったとき、まず確認したいのが出血と痛みの程度です。次のいずれかに当てはまる場合は、このあとご紹介する応急処置で様子を見ながら、症状が続くようなら早めに医療機関へ相談することをおすすめします。

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  • 血がにじむ程度で、圧迫すれば数分ほどで止まる
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  • 割れた部分にズキズキとした強い痛みがある
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  • 爪の根元近くまで深く割れている
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  • 割れた爪の下から出血が続いている

出血がなかなか止まらない場合や、爪が半分以上剥がれてしまった場合は、応急処置と並行して早めに病院を受診してください。

爪が割れたらやるべき対処法

爪割れ対処法①消毒・止血

圧迫止血のやり方

まず必ずやるべきなのが消毒!
バイ菌が入って化膿しないように消毒をする必要があります。
ただ出血があるようなら、まずは圧迫止血から始めましょう。

圧迫止血〜消毒のやり方

〜必要なもの〜

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  • 石鹸
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  • 清潔なタオル
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  • 消毒液
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  • 医療用のガーゼかコットン
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  • ガーゼ用テープ
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  1. 爪が割れた手(または足)をぬるま湯と石鹸で洗い、清潔なタオルで水気をふき取る
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  3. 消毒液を垂らした医療用ガーゼかコットンを出血個所に当てて、しばらく圧力をかけるため強めに押す
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  5. 止血できたら新しい医療用ガーゼかコットンに消毒液を垂らし、患部にあててガーゼ用テープで固定する

※消毒は1日2〜3回程度こまめに行い、その都度新しいガーゼに取り替えること!
また下記のような感染症の様子がないかもよく観察してください。
症状があればなるべく早めに病院に行きましょう。

感染症の症状

患部:赤み・ほてり・腫れ・痛み・化膿など
全身:発熱・知覚過敏など

 

爪割れ対処法②残った爪の形を整える

爪の形をスクエアオフに整えるイメージ

完全に爪が取れて残った爪がギザギザの場合、何かに引っ掛けたり肌を傷つけてしまう恐れがあるので、爪切り・爪切りばさみ・爪やすりなどを使って整えましょう。
もちろん短い爪の方がまた割れるようなことが起こりにくいので安心ですが、爪を伸ばしたい場合は上の写真のような「スクエアオフ」というなだらかな四角にすると○
ベーシックなラウンド型よりも強度が高く割れにくいのでおすすめです。

爪割れ対処法③爪を補修する

テープで爪を補修する手順

ヒビが入ったような割れ方をしているような爪は、切ったり引きちぎったりせず、新しい爪が伸びてくるまでその爪を補修して過ごしましょう。
補修の仕方には主に2種類あります。
1つは応急処置として行うテープでの補修、もう1つは爪割れ専用の補修キットで行う補修です。
補修キットは1,000円前後で売られている主にグルーや補修シートなどでくっつけるもので、テープよりも取れにくいので理想的な対処法ではあるのですが、「持っていない」「手に入るのに時間がかかる」ということであれば、ひとまずテープで対処しましょう。

テープで行う爪補修のやり方

〜必要なもの〜

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  • テープ類(透明テープ、絆創膏、マスキングテープなど)※目立ちにくい透明テープがおすすめ
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  • 小さめのハサミ
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  • トップコート
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  1. 2cm角に切ったテープを割れ目にかぶせるように貼る
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  3. 爪からはみ出た部分をハサミでカットする
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  5. 爪全体にトップコートを塗り、乾くまで待つ(トップコートは保護力・強度を上げます、爪が薄い人は2回塗ってもOK)

※私はこれだけでは不安なので、この上からさらに絆創膏を貼って水や衝撃をしのいでいました!

補修キットで行う爪補修のやり方

補修キットは物によってやり方が違うので、説明書の手順に沿って補修してください。
こちらでは参考までに、ある補修キットの使い方についてご紹介します。
〜補修キットに含まれているもの〜

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  • 繊維シート
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  • 爪やすり
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  • トップコート
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  • 爪補修用接着剤(「修正液」「ネイルグルー」ともいう)

〜他必要なもの〜

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  • ハサミ
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  • 竹串または爪楊枝
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  1. 繊維シートを割れ目の大きさに切る
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  3. 爪補修用接着剤を割れ目に直接つけ、竹串または爪楊枝で割れ目に沿って塗る
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  5. 2の上から繊維シートを貼ってなじませ、余った部分があればハサミでカットする。(爪が長い人は爪の裏側までシートが貼れると補強力がUP!)
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  7. 貼り付けた繊維シートの上に接着剤を垂らし、竹串または爪楊枝で馴染ませる
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  9. 爪やすりで表面、先端の形を整える
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  11. トップコートを爪全体に塗り、乾くまで待つ(2度塗りOK)

これはNG!やってはいけない応急処置

爪が割れたときのNG対処法と正しい応急処置の比較イラスト

焦っているときほどやってしまいがちなNG行動もあります。次のようなことは避けましょう。

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  • ぶら下がった爪を無理に引っ張って完全に剥がす
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  • 消毒をせず絆創膏だけで済ませる
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  • 瞬間接着剤を直接爪に垂らしてくっつける
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  • 割れた部分をそのままにジェルネイルを重ね塗りする

無理に引っ張って剥がすと、爪の下の皮膚(爪床)を傷つけて治りが遅くなったり、感染症のリスクが高まったりするといわれています。
また皮膚用ではない瞬間接着剤はかぶれの原因になることがあるため、爪の補修専用に作られたグルーやトップコートを使うようにしましょう。
ジェルネイルが浮いた状態を放置している場合の注意点は、関連記事「ジェルネイルが浮いてきたときの応急処置」もあわせてご確認ください。

爪が割れたら病院へ行くべき?行くなら何科?

爪が割れたときに病院へ行く目安

爪割れ対処法①にもあったように、感染症が疑われる場合や痛みや赤みなどが一向に治らないこともあります。
そのような場合は、皮膚科・形成外科・整形外科・爪外来などで診てもらい、適切な処置を受けるようにしましょう。
どこで診てもらうか迷ったときの目安です。

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  • 皮膚科:赤み・腫れ・化膿・かゆみなど、割れた部分以外にも皮膚症状が心配なとき
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  • 整形外科・形成外科:物を挟んだ、強くぶつけたなど、爪の下の骨や組織へのダメージが疑われるとき
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  • 爪外来(ネイル外来):爪の変形や繰り返す割れなど、爪そのものについて専門的に相談したいとき

何日で治る?爪が生え変わるまでの期間の目安

割れた部分が気にならなくなるまでの期間は、爪が根元から生え変わるまでの期間とほぼ同じと考えるとわかりやすいです。一般的に、手の爪は生え変わりに3〜6か月程度、足の爪は6か月〜1年程度かかるといわれています。
ただし成長スピードには個人差があり、年齢や栄養状態、日々の爪への負担のかけ方によっても変わります。割れた部分が先端まで伸びるまでは、この記事で紹介した補修やケアを続けながら、無理な負担をかけないようにしましょう。

爪を再生!爪を強くする対策とは

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  • 元々爪が弱い体質
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  • ギターを弾くからすぐ爪がダメになってしまう
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  • 加齢のせいか爪がもろくなった
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  • ジェルネイルのしすぎで爪がペラペラ

など、爪が弱くなる原因は様々。爪が割れやすくなる原因をもっと詳しく知りたい方は「爪が割れるのは病気?縦割れ・横割れ・二枚爪の原因と対処法」もあわせてご覧ください。
では、そんなもろい爪を割れにくくする方法とは一体なんなのでしょう。手軽にできる対策法をまとめました!

爪の乾燥を予防する

爪の乾燥予防のためのネイルオイル

画像出典:Amazon商品詳細ページ

手が乾燥した時はハンドクリームを使いますよね?
それとは別に爪の乾燥を防ぐ「ネイルオイル」というものがあるんです。
爪が割れる原因としてまず考えられるのが乾燥と栄養不足。爪に必要な栄養についてもっと知りたい方は「爪に必要な栄養」の記事もご参考ください。
ネイルオイルは水分・油分の浸透力が高く爪の育成をサポートする働きがあります。
またネイルオイルを塗る際、爪の根元をマッサージするように塗り込めば、血行が良くなって爪の健康に必要な栄養や酸素が指先まで届きやすくなります。
ハンドクリームでも多少効果はあるでしょうが、ネイルオイルのような浸透力というよりも保護力に優れているため、ネイルオイルを塗って染み込ませてからハンドクリームで膜を張ってあげるというWケアが理想的です。

爪切りNG!爪は爪やすりで整える

爪をやすりで整える手順

パチン!パチン!と大きな音を鳴らす爪切り。
実は爪というのは元々3層構造になっていて、爪切りはその3層を一気に切っています。
直接見てもよくわからないでしょうが、安い爪切りや古い爪切りだと実はかなり荒い切り方に、ひどければ引きちぎったような切り方をしていることも。(それがヒビ割れや二枚爪などの原因になってしまいます)
ですから爪は爪やすりで徐々に削ると◎
そうすることで、1層1層にかかる衝撃を最小限に抑えらますし、滑らかな仕上がりにもできます。
形については爪割れ対処法②でもお伝えしたように、白い伸びた部分を完全に削るか、伸ばしたい場合は強度の高いスクエアオフにすると良いでしょう。

爪補強のマニキュア・ジェルネイルをする

爪を補強するジェルネイル

「爪が弱いのにマニキュア?ジェル?余計に弱くなりそう…!」と思われるかもしれませんが、マニキュアに関しては地爪を強くするための「補強コート」というのがあります。
爪をサポートするビタミンEや爪の乾燥を防ぐ植物エキス、衝撃を吸収しやすい樹脂のコート成分など、いろんな役割を果たしてくれるのでおすすめです。
1,000円以内で薬局や雑貨店などで手軽に購入できますよ。
またジェルネイルは「女性が指先を華やかにするもの、オシャレを楽しむもの」と周知されがちですが、アートではなく補強用のジェルネイルは透明の合成樹脂を分厚く地爪に塗ることで地爪を保護する働きがあるので、男性にもおすすめなんです。
プロのギタリストさんもジェルネイルで補強する方が多いんですよ!
マニキュアよりもジェルネイルの方が強度が高く持ちもいいのですが、実際にやるにはマニキュアの方が手軽です。(セルフでジェルネイルもできますが、様々な道具やテクニックがいるため最初はネイルサロンでする方が良いでしょう)
指先を使う機会が多い方は補強ジェルネイルで爪を守りましょう!

よくある質問(FAQ)

Q. 割れた爪はテープだけで様子を見てもいいですか?
A. 出血がなく割れが浅い場合は、テープでの応急処置を続けながら様子を見て問題ないことが多いです。ただし数日経っても状態が改善しない、痛みが続くという場合は皮膚科などへの相談を検討してください。
Q. 瞬間接着剤で直接くっつけてもいいですか?
A. 皮膚用ではない瞬間接着剤は刺激が強く、かぶれや炎症の原因になることがあるためおすすめできません。爪の補修専用に作られたネイルグルーや補修キットを使いましょう。
Q. 爪が割れやすい人の特徴はありますか?
A. 乾燥している爪、ジェルネイルの付け替えを繰り返している爪、爪切りで一気に切る習慣がある方は割れやすい傾向があるといわれます。日頃の保湿と爪やすりでのお手入れが予防につながります。
Q. ピアノやスポーツなど爪をよく使う場合、割れを予防する方法はありますか?
A. 爪先に負担がかかりやすい方は、あらかじめ爪を短めに整えておく、補強コートやジェルネイルで爪表面をコーティングしておくといった対策が有効といわれています。
Q. 出血していなくても病院に行ったほうがいい場合はありますか?
A. 出血がなくても、割れた部分から膿が出ている、赤みや腫れが引かない、爪の根元近くまで深く割れているといった場合は、自己判断せず皮膚科など医療機関に相談することをおすすめします。

まとめ

健やかな爪を育てるためのケア

爪が割れると、髪を洗ったり物に触れるのに何かと不便なことが多いですよね。
しばらくの間は爪の健康状態を気遣うことが大切です。健やかな爪が早く戻りますように!
※本記事はネイリスト監修の一般的なセルフケア情報であり、診断・治療は医療機関で受けてください。

この記事の監修:なな先生(ネイリスト)|プロフィールはこちら

初回公開日:2018年9月18日/最終更新日:2026年8月3日