爪に必要な栄養って何？割れる・縦線・でこぼこなどの対処法とは | ネイルぷるん-セルフジェルネイラーのためのWEBマガジン

爪が割れる・縦線が入る・でこぼこになる・薄い・ボロボロになる…などといった様々な爪のトラブルに大きく関連しているのが、食事です。
爪は「健康のバロメーター」とも言われるくらいその人の健康状態を表す箇所なので、乱れた食生活を送っていると異変が起きやすいんです。

では、実際に何を食べれば丈夫で綺麗な爪に戻るのでしょうか？

この記事の目次

健康的な爪に必要な栄養とは

基本的には「コレをひたすら食べる！」というよりも栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。

好き嫌いが多くて偏食気味
ダイエット中なのであまりご飯を食べない
忙しいので食事は手軽な菓子パンやお菓子

そうした食生活を過ごしていては、どれだけ時間が経っても健康的な爪は生えてきません。

そもそも栄養バランスの良い食事って何？

では実際に栄養バランスの良い食事ってどんな食事なのでしょう。
魚？やっぱり野菜？お肉は食べない方が良い？

一つの考え方として、古くから「まごわやさしい」という献立の合言葉があります。

ま…豆（納豆・黒豆など）
ご…ゴマ（白ゴマ・黒ゴマなど）
わ…わかめ（ひじき・海苔など）
や…野菜（緑黄色野菜・根菜類など）
さ…魚（アジ・サバなど）
し…しいたけ（舞茸・なめこなどキノコ類）
い…芋（さつまいも・コンニャクなど）

これらに当てはまる食材を使った料理を毎日満遍なく食べることが健康的な体づくりに役立つんですね。
これを1食ではなく1日で食べればいいわけですから、そう難しくはないと思います。

何度も言うようですが「コレは栄養価が高いからたくさん食べる！」と特定の物を集中してガツガツ食べるのではなく、“栄養価の高いものをバランス良く食べる”ことが、健康的な爪を作る第一歩です。

それでも知りたい！摂るべき栄養・食べ物は？

そうは言っても今食べるべき食材は何なのか、やっぱり気になるところですよね。
自分の爪の悩みに合わせて「どの食べ物を摂るべきなのか」を意識することもとても大事です。

タンパク質

まず基本として抑えておきたいのが、爪や髪の毛の主成分はタンパク質が変化したケラチンという成分であるということです。
タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質とありますが、どちらもバランス良く摂ることで、体内で効率良く働いてくれます。
動物性タンパク質は肉・魚・卵など比較的摂りやすいものばかりですが、タンパク質と同時に脂質も摂りやすいので、鶏胸肉・鶏ささみ・牛モモの赤身・マグロの赤身・イワシなどがおすすめ。
植物性タンパク質は大豆（水煮でもOK）・木綿豆腐・空豆・枝豆・ブロッコリー・とうもろこしなどに多く含まれています。

ビタミンA

主成分であるケラチンの形成を助けるのがビタミンAです。
保水力を高めて硬く強い爪作りに役立ってくれるので、特に乾燥による爪割れや二枚爪対策に◎
そんなビタミンAが豊富に含まれているのは、牛レバーやあんこうの肝などの臓器肉系ですが、コレステロールも多いので摂りすぎに注意が必要です。
その点で言えば、海苔・乾燥パセリ・ホタルイカ・人参・シソ・ほうれん草などの方が安心して摂りやすいですね。

ビタミンB2

細胞の成長や再生を促してくれる働きがあります。
新陳代謝が活発になり健康的な爪を育てる“育爪”に役立つので、加齢による縦線や乾燥による爪割れ、その他様々な爪の悩みにも◎
レバー・鰻・納豆・卵などに多く含まれています。

ビタミンB6

ビタミンAと同様、ケラチンの形成を助けるビタミンB6。
ケラチンの合成にはシスチンという成分が必要であり、このシスチンを体内で作るためにはビタミンB6を欠かすことができないのです。
また、ビタミンB6は水溶性ビタミンであるため長時間体内に留まることができないので継続的に（毎日）摂取し続けることが大切！
にんにく・鮪・鰹・レバー・イワシなどにたくさん含まれています。