1本だけでもゴージャスな雰囲気が楽しめる埋め尽くしネイル!
キラキラのストーンがぎっしり詰まっている、まるで宝石箱のようなネイルデザインですが、見るからにオフが大変そうで、なかなかやる勇気が出せない方も多いのではないでしょうか?
しかし、意外や意外…ポイントを掴んで慣れれば、実は普通のオフより(?)簡単なんです!
この記事の目次
埋め尽くしネイルのオフのやり方
今回はこちらのトップジェルでしっかり覆われた埋め尽くしネイルのオフを行います!
必要な道具
- ネイルニッパー(キューティクルニッパーは刃が傷んでしまうので使用不可)
- 100Gか80Gのファイル(またはマシン)
- アセトン
- コットン
- アルミホイル
- メタルプッシャー
1.ファイルをかけてストーンの頭を出す
こうした埋め尽くしネイルにはハードトップジェルを使っていることが多いので、この状態ではアセトンオフできません。
いろんな角度からファイルをあて、パーツの周り部分を削っていきましょう。
ハードジェルが削り落とせさえすれば、その下はアセトンで溶けるソフトジェルであることが多いので、のちにポロポロ取れてくれます。
2.ネイルニッパーでほぐすようにしてストーンを取る
さらにアセトンを染み込みやすくするために、取れるストーンは先に取ってしまいましょう。
ネイルニッパーでストーンを挟み、優しい力でゆっくりほぐすように取っていきます。
この時、人差し指で刃を下からしっかり支えること。
人差し指がないと、万が一滑った時に、手を傷つけてしまう恐れがあります。
3.1と2を繰り返し全体の3分の1のストーンを取る
全て取りきる必要はありません。
アセトンが下層まで染み込むよう、このように入り口を作ってあげることが大切です。
4.コットンにアセトンを浸し、アルミホイルで巻く
ここでようやくアセトンをたっぷり浸したコットンを使います。
アルミホイルはぎゅうぎゅうではなく優しく包み込むように巻く程度で大丈夫です。
5.時間を置く
春夏は5〜10分、秋冬は10分前後待ちましょう。
6.アルミを剥がし、すぐにストーンを取る
浮いてきたものをネイルニッパーやメタルプッシャーで取っていきましょう。
アルミを取って10秒以内(アセトンが乾いてしまう前)に刃を当てると、スムーズに取れやすいです。
ベースジェルごとごっそり取れることも多いので、やっていて結構気持ちいいんですよ♪
また、通常のオフような慎重に削る作業がないので、私は楽に感じます!
7.全て取れない場合は4〜7を1、2回繰り返す
無理に全て取る必要はありません。
埋め尽くしネイルのオフのポイント
力づくで取らない
無理やり刃を入れて剥がそうとすると、自爪まで持っていてしまい、痛い思いをしなければならなくなります。
特に自分以外の人の手のオフをする時は、痛みがわからない分気をつけなければなりません。
「取れるものだけを取る」、その意識を忘れずに!
ネイルニッパーの持ち方に注意する
ネイルニッパーは握るように持ち、人差し指は刃下を支え、親指はニッパーの中心部に添えます。
工具用ニッパーの持ち方は、細かな調整がしづらく力も入りやすいので、小さな爪を扱うのに適していません。
2回以上アセトンを染み込ませる
ストーンの取れやすさやアセトンの染み込み具合にもよりますが、最低2回に分けてオフすることをおすすめします。
取れにくければ、3・4回やってもかまいません。
ただ、回数が多すぎても、施術者としてスマートではありませんよね。
その場合はぜひファイルのかけ方を見直してみてください。
- ファイルできちんと削れていますか?
- 当てたいところにきちんとファイルが当てられていますか?
- 削れるファイルを使えていますか?
オフを習得して埋め尽くしネイルを気軽に楽しもう!
埋め尽くしのオフは構造とジェルの性質を理解していれば、そこまで難しいものではありません。
これさえ習得できれば、埋め尽くしネイルでもう怖いものなしです!
ぜひ存分に指先に個性を出してネイルの魅力を味わってください!