私もセルフジェルネイルを始めた頃、中浮きすることがよくありました。
ジェルが悪いとばかり思っていましたが、今思えば単に私の知識不足なだけでした。
おそらく中浮きで悩んでいる方も、この中浮きを防ぐ方法さえ知れば、今ある道具でジェルネイルを長持ちさせられるはずです。
今回はジェルネイルが中浮きする原因とその対策をお伝えします。
この記事の目次
そもそも中浮きって何?サインの見分け方
「中浮き」とは、爪の表面とジェルの間にすき間ができて、部分的に浮いてしまっている状態のことです。ジェルネイル自体は取れていないのに、なんとなく違和感がある、というときはこの中浮きが起きているサインかもしれません。
見分け方としては、爪を軽く押したときにペコペコとした感触がある、光に当てたときに一部だけ白っぽく曇って見える、爪の根元や横のラインに沿って小さな空気の筋が見えるといった変化が挙げられます。生活の中でうっかり爪をぶつけた覚えがないのに違和感が出てきた場合は、施術のどこかに原因があることが多いです。
こうしたサインに気づいたら、次にご紹介する5つの原因を振り返り、思い当たるものがないかセルフチェックしてみましょう。早めに気づくことができれば、次の付け替えのタイミングで塗り方や道具を見直すだけで、ぐっと長持ちしやすくなります。放置して浮きが広がると、そこから欠けたり剥がれたりするきっかけにもなるので、気づいた時点で原因を探っておくと安心です。
セルフジェルネイルが中浮きしてしまう原因5つ
まず、セルフジェルネイルが中浮きしてしまう原因は主に下記の5つです。
1.サンディング不足

サンディングとは、ジェルを密着させるためにスポンジバッファーを使い自爪に細かな傷をつける作業のことを言います。
これが満遍なくできていないと、できていないところから浮いて取れてしまいます。
ちなみに、爪先や根元から欠けたり剥がれたりするのは、サンディングだけでなく甘皮処理が不十分だったということも考えられます。
もし中浮きだけでなく端から欠けてしまうこともあるようなら、サンディングと甘皮処理のどちらも見直す必要がありますね。
2.水分油分除去不足
ジェルを塗布する前に、キッチンペーパーにエタノールもしくはジェルネイルクリーナーをつけて、自爪と自爪周りを拭く作業を「水分油分除去」といいます。
ジェルは水分や油分に弱いので、これもしっかり満遍なく拭き取りできていないと水分や油分が残っているところから浮いてきてします。
3.硬化不足
ネイルライトでの硬化時、時間が足りていなかったり、ライトの効力が弱かったりして硬化不足だったのではないでしょうか?
硬化不足=固まっていないということですので、ジェル本来の強度や密着力が発揮できなかったということも考えられます。
4.爪に合った施術ではなかった
実はジェルネイルが長持ちする方法は人それぞれ違います。
厚めに塗ったほうが持ちがいい人もいれば、少し薄めに塗った方が持ちがいい人もいるんです。
不特定多数の人が訪れるネイルサロンでも、そのお客様の爪の状態や生活スタイルなどに合わせて、施術を変えたり道具を変えたりしています。
5.爪に負担のかかる生活スタイルだった
シールを剥がしたり、ガムテープを切ったり、爪で強くタイピングをしたり…
これらはジェルネイルの強度に頼って、ついやってしまう行動ですよね。
確かに自爪よりも強度があるので使いたくもなってしまいますが、ジェルネイルは無敵なわけではありません。
指先を使うたびに爪にはかなりの衝撃が走ります。
セルフジェルネイルの中浮きを防ぐ対策
それではここから具体的な中浮きを防ぐ方法をお伝えします。
ちょっとの工夫で持ちがガラリと変わることもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
1.サンディングのやり方を見直す

サンディングありのジェルを使う方は、まずサンディングのやり方を見直しましょう。
多くの方は爪の真上しかサンディングできていないことが多いです。
「爪のキワまで満遍なく」!
バッファーをいろんな角度から当ててみましょう。
2.入念に水分油分除去をする
水分油分除去も同様です。
施術する手とは反対の親指にキッチンペーパーを巻き、エタノールかクレンザーをつけ親指の爪までも使って表面と溝を拭き取ります。
根元・右・左・エッジまでしっかりと…。
また、拭いた後の指は絶対に何かに触れてはいけません!
「爪に支障がなければ大丈夫」とスマホをいじったり、リモコンを触ったり、顔を掻いたりするのもダメです。
そこから水分油分が付いてしまう可能性がありますので、施術が終わるまでは何にも触れないようにしましょう。
3.ジェルの塗り方を変える
大きく分けて2つの塗り方があります。
「固定するか」「柔軟性を持たせるか」です。
爪を固定する塗り方
ベース 1回か2回
トップ 1回目はソフトジェル・2回目はハードジェルの合計2回
爪に柔軟性を持たせる塗り方
ベース 薄めに1回か2回
(柔らかいカルジェルやパラジェルが理想)
トップ 1回か2回
(パラジェルやハードジェル以外の柔らかめのジェルが理想)
どちらが自分の爪に合っているかわからない方は、とりあえず固定する塗り方をやってみて、もしダメだったら柔軟性を持たせる塗り方をやってみてください。
4.ネイルライトが正常機能しているか・使い方は合っているか確認
ライトが正常に働くのかを確認してみましょう。
中を覗いてみて…全てのライトがついているでしょうか?
また、ライトに当てる秒数は適切ですか?(これまで意識していた秒数が、実は自分の思い過ごしだったというの可能性もありまます)
そしてライトの当て方も重要です。
硬化熱が出ると嫌だからと、出入り口付近で硬化している方もいますが、硬化熱が出たら我慢せずに抜いてしまって大丈夫ですので、基本的にはライトの真ん中あたりに手を置くようにしましょう。
(爪がライトから近すぎるとジェルが黄ばんでしまうことがあるので注意してくださいね)
5.ジェルなど道具を変える
1〜4をやってみて、それでもダメだったという方は思い切って他の道具を試してみましょう。
試してみるべき道具はスポンジバッファーとベースジェルです。
まずおすすめしたいのは「バイオスカルプジェル」のスポンジバッファーです。
ネイルサロンでも使われている優秀なスポンジバッファーで、適度な硬さとしなりがあり、目の細かさも絶妙なのでムラなくサンディングができます。
そしてベースジェルでおすすめなのは「パラジェルクリアEX」と「プリジェルエクセレテントベース」です。
どちらも密着力が高く、特にパラジェルEXは水仕事が多い主婦や美容師さんにも心強いベースジェルです。
ただ、安易にこれらの道具を使っても1〜4の基本ができていなければ、また中浮きしてしまいます。
基本はしっかりできるようになってくださいね。
6.爪を使わない生活を心がける

極力爪に頼らない生活を心がけましょう。
これまで爪を頻繁に使っていた人は、最初は生活しにくいかもしれませんが、慣れてしまえばなんてことありません。
また、そうした生活をしていると落ち着いた指使いになり、女性としての品格も養うことができます。
綺麗なネイルと上品な指使いで、周囲の人を魅了しましょう♪
今すぐできるセルフチェックリスト



ここまでの原因を、今の自分に当てはまるかどうかチェックできる形でまとめました。付け替えのたびに、施術前と施術中に見直してみてください。
- 自爪の表面全体に、キワまで満遍なくサンディングできているか
- 水分油分除去を、根元や爪の溝、エッジまでしっかり拭き取れているか
- 拭き取り後から硬化が終わるまで、スマホや顔などに指先で触れていないか
- ネイルライトの秒数や手を置く位置は適切か、ライトの一部が切れていないか
- 自分の爪の状態に合った塗り方(厚みで固定するか、柔軟性を持たせるか)を選べているか
- タイピングや洗い物など、爪に負担がかかりやすい生活動作が続いていないか
いくつも当てはまる場合は、一度にすべてを直そうとせず、一番できていなさそうなところから一つずつ見直していくのがおすすめです。特にサンディングと水分油分除去は基本中の基本でありながら見落としやすいポイントなので、まずはこの2つから丁寧に確認してみましょう。基本を積み重ねることが、結局は長持ちへの一番の近道になります。
よくある質問(FAQ)
Q. ジェルネイルの中浮きとはどんな状態ですか?
A. 中浮きとは、爪の表面とジェルの間にすき間ができて、部分的に浮いてしまっている状態のことです。ジェルネイル自体は剥がれていなくても、爪を押したときにペコペコする、一部だけ白く曇って見えるといった変化があれば、中浮きが起きているサインかもしれません。早めに気づいて原因を見直すことで、次の付け替えで長持ちさせやすくなります。
Q. 中浮きに気づいたら、すぐにオフした方がいいですか?
A. 浮きの範囲がごく小さい場合は、次の付け替えのタイミングまで様子を見る方もいます。ただし浮きが広がっていくと、そのすき間から雑菌が入り込みやすくなり、爪や皮膚のトラブルにつながることもあります。範囲が広い場合や気になる場合は、無理に我慢せず早めにオフして塗り直すのがおすすめです。迷ったときはネイルサロンに相談してみるのも一つの方法です。
Q. サンディングのやり方を見直しても中浮きが直らないときはどうすればいいですか?
A. サンディングのやり方を見直しても改善しない場合は、ベースジェルやスポンジバッファーなど、使っている道具自体を変えてみるのも一つの方法です。密着力の高いベースジェルや、目の細かさが自分の爪に合ったバッファーに替えることで、変化を感じられることがあります。ただし道具を変えても、基本の下準備ができていなければ再び中浮きしてしまうため、まずは基本を見直すことが大切です。
Q. 厚塗りと薄塗り、どちらが中浮きしにくいですか?
A. 爪を固定する厚めの塗り方と、柔軟性を持たせる薄めの塗り方のどちらが合うかは、爪の硬さや生活スタイルによって人それぞれ異なります。どちらが自分の爪に合っているか分からない場合は、まず固定する塗り方を試してみて、それでも中浮きしてしまうようなら、柔軟性を持たせる塗り方に切り替えて様子を見てみるとよいでしょう。
Q. ジェルネイルの中浮きは誰にでも起こりますか?
A. 中浮きはセルフジェルネイル初心者なら誰もが一度は通る道といわれています。サンディングや水分油分除去、硬化のちょっとしたコツをつかめば、道具を大きく変えなくても改善することが多いです。原因を一つずつ振り返りながら試行錯誤すること自体が、セルフジェルネイル上達への大切なステップだと考えて、気長に取り組んでいきましょう。
公開日:2019年11月14日/最終更新日:2026年9月7日
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セルフジェルネイル中浮き撲滅まであと一歩!
中浮きはセルフネイル初心者なら誰もが通る道です。
そこで悩んで新たなやり方を試して解決して…を繰り返してみんな上手くなっていくのです。
ジェルの新たな1面を知れたということで気を落とさず、ぜひ色々試しながらジェルネイルの幅を広げてくださいね!
