ジェルネイルアートのやり方!初心者も簡単にできる7つ道具

花柄・レース柄・チェック柄・ニット柄など…繊細なデザインのジェルネイルには欠かせないのがアート筆。
別名「ライナー筆」とも言いますが、この1本の筆でネイルの仕上がりが決まるといっても過言ではないほど、とっても重要な役割を果たす筆なんです!

ここではそんなアート筆の厳選おすすめ3本とアートを上手に仕上げるコツをご紹介します!

セルフジェルネイルにおすすめのアート筆3選

爪楊枝や100均のアート筆を使ってアートをしようとする人もいますが、正直それはあまりおすすめできません。
やったことがある方はお分かりの通り、爪楊枝は線を描こうにもジェルが含まないのでプツプツ切れてしまいますし、100均の筆は毛先が揃っていなかったり硬かったり太かったりして、うまくいかないことがほとんどです。
技術のあるプロのネイリストでさえも満足には扱えません。

冒頭でもお伝えしたように、アート筆はネイルの仕上がりにダイレクトに影響してきます。
下手なものを使えば下手なネイルになります。

筆の質にこだわれば、ある程度のお金はかかってきてしまいますが、使う頻度の多いオーバル筆や平筆よりも優先してほしいくらいアート筆は大事なものですので、ぜひこれからご紹介する3つの筆をチェックしてみてくださいね。

1.フルーリア シャープライナー

セルフジェルネイル厳選アート筆3選!極細・細い線も楽々に描くコツ

画像引用:楽天

全長 150mm・毛丈 8mm・ナイロン

3つの筆の中で一番安いライナー筆です。
安いとはいっても比較的筆の中では中級クラスですが、穂先が柔らかく適度にしなりがあって、セルフジェルネイル初心者でも扱いやすいです。
気付けばこの筆任せになってしまうほど、自分にとって心強いアイテムになるでしょう。

2.フルーリア ウルトラライナー

セルフジェルネイルにかかる費用は?お金をかけない私のネイル術

画像引用:楽天

全長 150mm・毛丈 7mm・ナイロン

1と同じメーカーのものですが、こちらの方が毛丈が少しだけ短いので1よりも太めの線が描きやすいです。
とはいってもそこまで大きくは変わらないですし、質感も1同様値段以上に扱いやすいので、安心して使うことができます。

3.NP カラフルジェルブラシ ライナー

【セルフネイル】Vカットストーンの付け方と取り方・オフの仕方全長 149mm・毛丈 6.5mm・コリンスキー

会員制のネイルパートナーでしか買えないアート筆です。
毛丈が3つの中で一番短いですが「コリンスキー」という筆の中でも最も上質な動物毛を使っているので、柔らかくも程よい弾力があってコントロールしやすいです。
細いアートも太いアートもこれ1本で◎
プロのネイリストもよく使っているので、セルフネイル中級〜上級レベルを目指す人におすすめです。

セルフジェルネイルで細いアートを上手く描く3つのコツは?

ジェルネイルアートのやり方!初心者も簡単にできる7つ道具ただ良質な筆を買っても基礎がなっていないと意味がありません。
筆の良さを最大限に活かすためにもここで上手く描くコツを習得しましょう。

1.しっかり支えを作る

「手が震える」「曲線が描けない」「同じ太さの線が描けない」「利き手じゃない方の手でやる施術が苦手」という人は支えを作っていない傾向が強いです。
ただ机に肘や腕を置くだけでなく、筆を持つ手の小指を施術する指に添えることで、しっかりとした支えができ、安定して筆を動かせるようになります。

慣れればなんてことないのですが、慣れるまでは筆を持つたびに「支え!」と意識することが大切です。

2.ハケ圧を意識する

1の支えはハケ圧防止にも役立ちます。
ジェルネイルにおいてハケ圧はあまり良い作用をもたらしません。
それどころかムラができたり、気泡ができたり、凸凹ができたり、よく聞くジェルネイルのトラブルは、その“ハケ圧”が原因であることが多いんです。

支えをしっかり作り「ハケ圧はいらない」という意識があれば、スラーっとしたまっすぐなラインも、綺麗な弧を描いたカーブもうまく描けるはずです。

3.「一度で描こう」と頑張らない

そういうイメージがあるからか1本の線を1度で描こうとする人がいます。
しかし、実はアートが上手な人というのは1本の線でも数回に分けて描いたりします。(時と場合にもよりますが…)

1本を1度で描こうとすると緊張もしますし、かすれないように自然と早いスピードで筆を走らせてしまうので、その分全体が見えなくなり失敗しやすいです。
ですが何回かに分けて少しずつ少しずつ描いていけば、ゆったりした気持ちで全体を見て、微調整もしながら綺麗な線を描くことができます。

またジェルはありがたいことにセルフレベリングという少し時間が経つと周りに馴染んでくれる性質があるので「線と線のつなぎ目に違和感が出るのでは?」という心配もいりません。
硬化前であれば自然と馴染んでいくので、適度に力を抜いて無理なく描いていきましょう。

新品アート筆のおろし方は?

新品の筆はすぐ使えるわけではありません。
毛の散らばりを防止するためののりが付いているので、そののりを取る作業が必要になります。
写真は平筆ですがアート筆もやり方は同じですので、ぜひ新しい筆をおろす際はぜひやってくださいね!

必要なもの

・筆
・クリアジェル(またはベースジェル)
・爪楊枝(またはウッドスティック)
・キッチンペーパー

アート筆のおろし方・手順

1.筆でクリアジェルを適量取る
orosu22.ジェルの蓋の裏面を使って、筆にジェルをたっぷり含ませる
orosu13.キッチンペーパーに筆を移し、爪楊枝で根元から優しくクリアジェルをかきだす
セルフジェルネイル厳選アート筆3選!極細・細い線も楽々に描くコツ4.1〜3をもう一度やる
5.キッチンペーパーで両側から挟むようにして筆を優しく拭き取って完了
セルフジェルネイル厳選アート筆3選!極細・細い線も楽々に描くコツ(カサカサになるまで拭き取る必要はありません。犬の鼻のように少し湿っているくらいが筆にとってはベストです)

アート筆は使い終わったらどうする?保管方法は?

アート筆に限らず、筆は使い終わったら必ずキャップをしましょう。
(ない場合はアルミホイルを巻くのでもOKです)

そして日光が入るところや蛍光灯の近くにおいておくと、筆が固まって使えなくなってしまう可能性があるので、光の当たらない暗いところに立てておいておくことをおすすめします。

アート筆のお手入れ方法は?

また同じ筆で一つのジェルから違うタイプのジェルを使う場合、どのようにしていますか?
毎度クレンザーやエタノールで筆を洗って使っている人も多いようですが、それを頻繁にしていると筆が傷んですぐ使えなくなってしまいます。

ジェルネイルの筆は特にお手入れというお手入れは必要ありません。
違うジェルを使う際はキッチンペーパーで軽く拭けばそれでOKです。

ただ、やはりかき出しをしていないので奥の方に前のジェルが残っていることもあります。
それが気になってくるようでしたら下記のお手入れをお試しください。

必要なもの

・筆(写真はオーバル筆ですがアート筆も同じです)
・エタノール(まはジェルクレンザー)
・キッチンペーパー

アート筆のお手入れ方法・手順

1.筆をエタノールにつける

セルフジェルネイル厳選アート筆3選!極細・細い線も楽々に描くコツ2.キッチンペーパーで両側から挟むようにして筆を優しく拭き取るセルフジェルネイル厳選アート筆3選!極細・細い線も楽々に描くコツ3.他のジェルを使う
(もう塗る予定がない場合はクリアジェルを適量取り、筆がつるんとなっている状態でキャップして保存)

セルフジェルネイルもアート筆で幅広に!

アート筆の技術を磨けば、シールにも転写でも出せないアーティスティックなネイルを楽しむことができます。

セルフとは思えないくらいワンランク・ツーランク上のネイルを目指して、ぜひアート筆を使いこなしてくださいね!