ジェルネイルといえば、ぷっくりした厚みが特徴ですよね!
しかし、セルフジェルネイルでなかなか上手に厚みを出せないとお悩みの方も多いようです。
- どうやったら厚みが出るの?
- ぷっくりするジェルメーカーはどこ?
- どのくらいの厚みがベスト?
- ジェルネイルが厚すぎる!
などのお悩みをお持ちの方向けに、セルフジェルネイルでぷっくりとした厚みを出すコツをご紹介します!
この記事の目次
セルフジェルネイルで厚みなくぷっくりしない原因
ジェルネイルの特徴である厚み。ぷっくり、つるんとした感じが、よりかわいさを増しますよね。
そんなジェルの特徴が、セルフジェルではなかなかうまくいかない…その原因はなんでしょうか?
1.ジェルの量が少ない
ジェルネイルの厚みを出すためには、ある程度のジェルの量が必要になります。
マニュキュアの場合、余分なマニキュアをボトルの縁で落としてから薄づきで塗るのが基本なので、同じようにジェルも落とし過ぎてしまう方が多いようです。
もちろん、多すぎてもよくないのですが、ジェルの適量を知り、必要な量をのせることがぷっくりとしたジェルネイルのコツです。
2.筆の使い方がよくない
ジェルネイルはマニキュアのようにボトルについているハケではなく、ジェルネイル用のブラシを使ってジェルを塗布します。
筆の使い方の基本は3つ!
- 筆に力が入り過ぎないように軽く塗る
- 筆は寝かせて塗る
- 筆先にジェルがたまらないようにする
何度も何度も練習すれば、ジェルを均一にきれいに塗れるようになります。
ただし、ジェルネイル用の筆は、ジェルの種類や色によって筆の種類を変えたり、塗り方を変える必要があります。
これには正解というものがなく、また、使用しているジェルも人によってさまざまなので、お持ちのジェル、お持ちの筆で試行錯誤し、どんな塗り方が最適か見つけ出してみましょう。
3.使っているジェルが良くない
1と2の原因は技術的な問題でしたが、3つ目はジェルそのものの問題です。
複数メーカーのジェルを使用している方ならおわかりかもしれませんが、ジェルによって粘度(サラサラしているか、どろっとしているか)がかなりかわります。
さらさらしているジェルは塗りやすいのですが、すぐに広がってしまうため厚みが出にくくなってしまいます。
さらに、ジェルを塗布してからライトで硬化する間に肌の方まで垂れてしまうこともあります。
厚みを出すためだけでなくきれいに塗るためにも、ある程度粘度のあるものがおすすめです。
【簡単】セルフジェルネイルで厚みをだすコツ3選
ジェルネイルらしいぷっくりとした厚みを出す、3つのコツを紹介します!
正しいベースジェル塗布でぷっくり厚みのジェルネイル!
お化粧でも同じく、ジェルネイルも下地が大切!ベースジェルはより丁寧に塗布しましょう。
ベースジェルがないところにカラージェルを塗ってしまうと、カラージェルが縮んでしまいますし、浮きや剥がれの原因にも…
キューティクルラインのキワまでベースジェルを塗ること、そして、カラージェルがベースジェルからはみ出さないように塗ることも大切です。
ベースジェルをキューティクルラインぎりぎりまで塗るために、ぎりぎりのラインから塗り始めると、どうしてもジェルネイルが端にたまってしまいます。
ジェルがたまらないように塗るには、筆をキューティクルラインの手前において、筆を押して筆先を広げて塗るのがコツです。
爪の端にジェルがたまってしまうと、ぼてっとしたジェルネイルになってしまうので、端はうす付きになるよう塗布しましょう。
ハイポイントをつくってぷっくり厚みのジェルネイル!
クリアジェルをたくさん盛ればジェルネイルはぷっくりしますが、それだと全体的にぼってりとした印象になってしまいます。
厚化粧と同じく、厚塗りジェルはあまりかわいくありません…
そこで大切なのが、ハイポイントです。
ハイポイントとは、爪を横から見たとき、一番高い位置の部分です。
ジェルをハイポイントのあたりにのせ、爪先、根本へと伸ばしていきます。
こうすることで、ジェル独特のぷっくりとした厚みはあるけれど、ぼてっとしない可愛いジェルネイルが出来上がります。
特に爪がデコボコしていたり爪が平らな場合には、ハイポイントを作ることで仕上がりが一段と良くなります。
デコボコしている爪にそのままジェルをのせてしまうと、仕上がりはもっとデコボコしてしまいます。
ベースジェルでハイポイントを作ってなめらかなカーブを作ることで、カラージェルも塗りやすくなりますし、見た目もGood!
ぜひハイポイントをマスターして、ダサくない可愛いぷっくりとした厚みをだしてください!
固めのジェルでぷっくり厚みのジェルネイル!
ジェルネイルの厚みが出ない原因にも記載した通り、粘度の低いサラサラしたジェルはセルフレベリング(ジェルが自然に広がる)で硬化するまでに薄くなってしまいます。
ジェルネイルの厚みを出したいのであれば、少し硬めのジェルがおすすめです。
粘度の高い固めのジェルは、
- 塗りにくい
- 筆の跡が付きやすい
などのデメリットがありますが、筆圧に注意しながらセルフレベリングを利用して塗れば、時間はかかりますが難しくありません。
現在お持ちのジェルがサラサラという場合には、ベースジェル、クリアジェル、トップジェルのどれか1つを粘度の高い固めのジェルにするだけでも厚みを出しやすくなります。
最近では様々なメーカーからジェルが販売されているので、ぜひご自身の使いやすいジェルをみつけてみてください!
気泡がはいらない厚みのあるぷっくりコーティングのやり方
厚みを出すことはできたけど、気泡がはいってしまって仕上がりが良くないということもありますよね。
気泡がはいらないぷっくりコーティングのやり方もご紹介いたします!
気泡がはいらないぷっくりコーティングのコツ
1.ジェルを混ぜすぎない
ジェルを混ぜすぎると気泡がはいりやすくなります。
クリアジェルを拡販することはあまりありませんが、筆でジェルを取るときは表面のジェルをゆっくりとるようにしましょう。
2.ジェルを爪にのせたあと3つのポイント
ジェルを爪に塗布したら、
・触りすぎない
・ハケ圧を描けない
・ジェルの粘度に合った速度で触る
以上の3点に注意しましょう。
ぷっくりコーティングができないという方の多くは、ジェルの触りすぎが原因になっていることが非常に多いです。
3.表面張力を利用する
ジェルを動かすときは、筆で塗り動かすのではなく、ジェル同士の表面張力を利用して理想の形に仕上げます。
気泡がはいらないぷっくりコーティングのやり方
1.カサカサより少し多めのジェルをとる
2.真ん中→サイド→先端とキューティクルの順番で塗布する
3.少し多めのジェルを筆にとる
4.中心にジェルを置く
5.中心においたジェルには触らず、サイドのジェルをそっと筆ででぬぐってジェルの量を調節する
6.筆の片面にジェルをとる
7.表面超量を使って、厚みを出したいところにジェルを動かしていき、形が整ったらすぐに硬化します
8.ぷっくり厚みのあるコーティングができました
9.もう一度1~7の固定を繰り返して、2回目のコーティングをしたら完成です
厚みのあるぷっくりコーティングを失敗しないポイント
1本ずつ硬化させる
かならず1本ずつコーティングを仕上げていきましょう。
ジェルは時間とともにセルフレベリングをしてどんどん平らになってしまいます。
ぷっくりさせようとジェルをたくさん盛っているので、より早く流れ出てしまいます。
1本形が仕上がったらすぐに硬化させるようにしましょう。
形が決まったらすぐに硬化させる
上記の“1本ずつ硬化させる”と重複しますが、ジェルネイルは時間がたつと形がかわってしまいます。
表面が滑らかになる硬化もありますが、待ちすぎるとジェルが流れ出てしまいます。
理想の形にジェルが塗布できたら、流れ出る前にすぐにライトで硬化してしまいましょう。
わからなくなったら裏返しにする
ぷっくりさせようと何度も何度も調整していると、だんだん盛りすぎなのか、どこにジェルが足らないのか、わからなくなってきます。
そんなときは、手を裏返して少し待ってみましょう。
こうすると、重量で自然とぷっくりな形になります。
ジェルが移動したら手を元に戻し、微調整をして硬化させましょう。
爪が真下を向くようにしないと片側にジェルが寄ってしまいますので、手を裏返しにするときは角度に注意してくださいね。
セルフジェルでぷっくり厚みを出すときのトラブルや疑問
ジェルネイルの厚みはどのくらいがベスト?
ぷっくりとした厚みがかわいいジェルネイルですが、厚みを作りすぎてもぼてっとしてしまって可愛くありません。
ジェルネイルの厚みは1mmくらいがベストです。
また、厚すぎるジェルネイルは剥がれやすくもなってしまうので、1mmの厚さを目安にぷっくりさせましょう。
ジェルネイルがいつも厚くなりすぎてしまう…
ジェルネイルが厚くなりすぎてしまう場合は、ジェルの盛りすぎが一番の原因です。
たくさん塗らないとうまく濡れない!という方は、セレフレベリングを利用してみましょう。
セルフレベリングとは、ジェルが自然に広がっていくこと。
ジェルの粘土にもよりますが、数秒~10数秒待つことでジェルが自然に広がって、筆の後やムラによるデコボコもなだらかになります。
特に粘度の高いジェルを使用している場合には、このセルフレベリングは非常に重要なポイントです。
ジェルの塗りすぎは硬化不足や剥がれ、浮きの原因にもなりますので、ジェルの量や塗り方を工夫してちょうどいい厚みに調節しましょう。
セルフジェルネイルでぷっくり厚みを出すのにおすすめのビルダージェルとは?
セルフジェルネイルでぷっくりとした厚みを出すには、技術だけじゃなく使うジェルも重要!
そこでおすすめのビルダージェルをご紹介します。
ビルダージェルって?
ビルダージェルは厚みや長さ出しに使われるクリアジェルのひとつ。
粘度が高く盛りやすいので、初心者でも簡単に厚みを出すことができます。
また、ビルダージェルは硬化した後の硬さも普通のクリアジェルと比べて硬いので、爪が薄い方や指先をよく使う方など、爪の強度を高めたいという方にもおすすめです。
ビルダージェルの使い方
細かい工程は省きますが、ジェルネイルの基本は…
【ベース】→【カラー】→【クリア】→【トップ】
ですよね!
これを、
【ベース】→【カラー】→【ビルダー】→【トップ】
にかえるだけです!
粘度が高く筆先にたまりやすいので、ハイポイントを作るときのように中心から端にむかって広げていく塗り方がおすすめです。
これであなたもぷっくり厚みのセルフジェルネイルに!
いかがでしたか?
セルフジェルネイルで厚みをだすには、
- 丁寧なベースづくり
- ハイポイントを作る
- 硬めのジェルを使う
この3つがポイントでした!
少しコツは必要ですが、ビルダージェルを使えばより簡単に厚みを出すこともできます!
ジェルらしいぷっくり可愛い爪を目指してぜひやってみてくださいね!