セルフネイルはネイルサロンとは違ってそこまでジェルをたくさん使うわけではないので、どうしても使い切るのには数ヶ月どころか数年かかってしまいますよね。
なのに、ジェルは食べ物のように消費期限がはっきり書かれていないものがほとんどです。
そこで今回は、ジェルの使用期限や使えなくなったジェルの見分け方、また開封後のジェルを長持ちさせる方法についてお伝えします。
この記事の目次
ジェルに使用期限は?
メーカーや保管状態にもよるのですが、一般的に開封後はおよそ1〜2年もつといわれています。
未開封の場合はもう少しもちます。
使えなくなったジェルの見分け方とは
「買った日を覚えていない!」という方は、これらの見分け方を参考にしてください。
当てはまるものはありますか?
黄ばみや異臭がする
ベースジェル・トップジェル・クリアジェルなど透明のジェル類は、黄色味が出たり異臭がしてきます。
ちなみにノンサンディングジェルは始めから変わった匂いがするので少しわかりにくいかもしれませんが、明らかに嗅いだことのない匂いがして、なおかつ黄色味がある(元々黄色味があるジェルはより黄色が強く出ている)場合は、使用を控えた方が良いかもしれません。
クリアと顔料が分離する
カラージェルの場合、クリアと顔料が2層に分かれていることがあります。
混ぜると大丈夫なこともありますが、ツヤがでなかったりすぐに剥がれてしまう場合はもう使えないと思っていいでしょう。
ジェルが固くなったのは古いからではない?
ジェルが固くなった=古いから?使えなくなってしまったのでは?と思われる方が多いのですが、冬場など寒い室内で保管をしているとジェルが固くなることがあります。
完全に固まるのではなくテクスチャーが固く重たくなった感じです。
これは合成樹脂であるジェルそのものがもつ特性ですのでなんら不思議ではありません。
この場合は
- 暖房器具の少し離れたところに置く
- ホッカイロにハンカチを巻いてその上に置く
など食品を解凍するのと同じように時間をかけて中を温めましょう。
早く温めてしまうと、またその分早く冷えてしまいますので注意してくださいね。
使えなくなった古いジェル、その後の使い道は?
メーカーが推奨していないのであまり知られていないでしょうが、施術で使えなくなった古いベースジェルやクリアジェルは初めて買った筆に行う「筆下ろし」に使うことができます。
(実践する場合は全て自己責任でお願いします)
古いジェルを使った筆下ろしのやり方
1.のりがついたままの硬い穂先にジェルをつけ、コンテナの蓋の裏側をでねりねりと優しく筆を動かす
2.のりがジェルにくっついてくれるので、筆をキッチンペーパーの上に移し、ウッドスティックを使って筆についているジェルを優しく掻き出す
3.1・2をもう一度行う
4.筆をキッチンペーパーで優しく挟み込む形でジェルを拭き取って完了!
ジェルを長持ちさせるコツ・保管方法は?
- 開封後・未開封に限らず、直射日光や高温多湿の環境は避ける
- 開封後はできるだけ早く使い切る
- 買ったらすぐに開けてしまうのではなく、実際に使うタイミングで開ける
- 3gや5gなど、なるべく使い切りやすい容量のジェルを買う
まとめ
いかがでしたか?
カラージェルは見た目が華やかなのでついたくさん集めたくなってしまいますが、今後は使用期限もきちんと考えて買うようにしてくださいね♪