ジェルネイルの種類【初心者向け解説】後悔しないメーカー選び

ジェルネイルのジェルには様々な種類・メーカーがあります。
それぞれの特徴を知っておくと、ネイルサロン選び、またはセルフネイル用のジェル選びがスムーズですよね。

  • 爪に優しいジェルメーカーは?
  • バイオジェルとカルジェルの違いは?
  • おすすめのソフトジェルは?

などなど、ジェルネイルの種類についてわかりやすく解説します!

ジェルネイルは大きく分けて2種類

まずジェルネイルは大きく分類するとハードジェルとソフトジェルの2種類に分かれます。

ジェルネイルの種類【初心者向け解説】後悔しないメーカー選び

ハードジェルとソフトジェルの違いとは

ハードジェル

ソフトジェルが普及するまでジェルネイルは全てハードジェルでした。
その名の通り硬さが特徴で、長さ出しや大きめのストーンをのせるデザインに◎
耐久性があり水仕事にも強い(リフトしにくい)ので、比較的持ちが良いのはソフトジェルよりもハードジェルといわれています。
また、透明感・ツヤ感というジェルらしい美しさもハードジェルの方が秀でています。

ですが、その硬さ故にオフする際はしっかり削り落とさなければならない=自爪も削ってしまいやすいという欠点があるのです。

ソフトジェル(ソークオフジェル)

一方のソフトジェルは、ハードジェルほど強度はないものの柔軟性があるため、地爪よりも欠けにくく折れにくいのが魅力。
また、オフの時はジェル表面を少し削るだけで、その後はリムーバーで簡単に落とせるので【自爪へのダメージが少ない】【ジェルリムーバーで落とせる】ということから人気に火がつき、今やネイルサロンではソフトジェルが主流となっています。
アートだけでなく地爪を保護したい人にもおすすめです。

ネイルサロン・ネイリストによっては、ベース・アートをソフトジェルで済ませ、最後にハードジェルでコーティングをする柔軟性×耐久性のいいとこ取りをしてくれるところもあります◎(お店によっては有料です)

爪に優しいソフトジェルの種類は?

ジェルネイルの種類【初心者向け解説】後悔しないメーカー選び

バイオジェル、カルジェル、パラジェルなど聞いたことはありませんか?
これらはソフトジェルの種類…正しくは、ソフトジェルのメーカーなんです。
ここからはソフトジェルの代表的なメーカーをご紹介しましょう。

※下記、【サロン向き】は品質が安定していて高価なもの、【セルフ向き】は試しやすいリーズナブルなものを表しています。

バイオジェル【サロン向き】

バイオジェル=バイオスカルプチュアジェルは、ジェルネイルを語る上では欠かせない世界的に人気なジェルメーカー。
ソフトジェルの中でも高価な方ですが、地爪との密着性が高いのでサンディング(地爪をあえて傷つけジェルを密着させやすくする作業)が不要、地爪にしっかりフィットするのでカビや黄ばみの発生率が低く、長持ちしやすいです。
見た目も透明感・ツヤ感・ぷっくり感に優れており、ジェルらしい華やかさが楽しめるでしょう。
付け心地も軽く、比較的どんな爪質にも合うのでジェルネイル初心者にも◎
爪補強として薄い爪・二枚爪の方にもおすすめです!

カルジェル【サロン向き】

こちらも世界的にメジャーなジェルメーカーです。
カルジェルアカデミー・カルジェルスタジオという規定講習を受講した人のみが扱うことができるプロ仕様のもの。
水分を蒸発させるメカニズムがあることから、バイオジェル同様カビや黄ばみの原因を作りにくいので長持ちしやすく、薄づきなネイルを得意としているので地爪のようなナチュラルなデザインに向いています。
地爪へのバッフィング(爪表面の凹凸をなくしツヤ感を出す作業)不要、プライマー(ジェルとの密着性を高めるもの)も不要である事から、爪に優しいジェルネイルができます。

パラジェル【サロン向き】

近年勢いがあるのがパラジェル!
パラジェルの魅力はなんといっても高発色&色持ちが良いことです。
高級顔料を使用していることから発色が美しく、単色でもぐっと映えるカラーや色艶の良いヌーディーなカラーが揃っています。
サンディング・プライマーは不要。
「パラジェル認定サロン」もしくは「パラジェル登録サロン」と検索するとパラジェルを扱っているサロンが見つけられます。

アクセンツ【サロン・セルフどちらも◯】

ガラス玉のような高い透明度と光沢がありながらも付け心地は軽く、バイオジェルによく似ています。(リーズナブルなのはアクセンツ)
ネイルサロンにもセルフジェルネイラーにも人気があり、特にクセが出やすく扱いが難しいホワイトカラーは、うっとりするような発色の美しさと輝きがあり人気です。

シャイニージェル【サロン・セルフ向き】

Amazonや楽天市場で販売しているジェルネイルキットが大人気のシャイニージェルは、純国産で爪と同じph値の弱酸性というこだわりっぷり。
仕上がりの透明感や持ちも良く、何よりオフがスピーディーでとっても簡単!
セルフジェルネイルが初めてでも扱いやすい、バランスの良さが魅力のジェルメーカーです。

ジェリージェル【セルフ向き】

ピーチの香りがするジェル。
セルフレベリング機能(ジェルを塗ってから少し時間をおくと表面が馴染む性質)があり、撹拌も不要なので使いやすいです。
日本人が好みやすい中間色(純色に灰色が混ざったスモーキーなくすみカラー)が豊富なので、色へのこだわりが強い人に向いてます。

ベトロ【セルフ向き】

純国産ジェル。
テクスチャーが3段階に分かれているので、使い勝手の良い自分好みのジェルを選ぶことができます。
カラーバリエーションも300色以上。

ノビリティー【セルフ向き】

クリアジェルネイルとトップジェルがそれぞれポリッシュタイプなので、初心者も塗りやすいのが特徴。
価格も比較的安く、長さ出しにも使いやすいジェルです。

クリストリオ【セルフ向き】

アメリカのカリフォルニア州から生まれたジェルで、ソフトジェルは「ジェラッカー」と呼ばれサラサラとしたテクスチャーで薄づき。
マニキュア感覚で使えるクリアジェル「ジェラッカー パーマシャイン」は手軽に使えると定評があります。

アイスジェル【セルフ向き】

美容大国である韓国から「氷のように透明で美しいジェル」というコンセプトで生まれたジェルメーカー。
適量垂らすことで簡単にマーブル模様になるマーブルリキッドが有名です。
500色以上のカラーがあるようですが、まだ日本で手に入るのはほんの一部のようです。

メルティージェル【セルフ向き】

国産で一貫製造していることから、リーズナブルでコスパに優れたジェル製品が多いメーカーです。
クリアジェルはベースとトップ2つの役割を果たし、オフも専用のリムーバーで簡単に落とせます。

サンシャインベビー【セルフ向き】

UVライトで2分・LEDライト30秒、未硬化ジェルの拭き取りなしと手間いらず!
アートしたりシール貼ったりがと素早くデザインに取りかかれます。

プリジェル【セルフ向き】

純国産のジェルネイルでリーズナブル。
メーカーは「最高二ヶ月リフトなし!」を売りにしていますが、実際の反応は様々。
サンディングや塗布など、自分の爪に馴染むまで色々試行錯誤する必要があるジェルネイルです。

まとめ

ジェルネイルの種類【初心者向け解説】後悔しないメーカー選び

自分好みなジェルは見つかりましたか?

ジェルにはそれぞれ特徴があるものの、自分の爪と相性が良いかは実際にやってみないとわかりません。
また、ヨレや持ちが悪い原因はジェルが問題なのではなく、ネイリストもしくは自分の技術不足だった…なんてこともあるでしょう。

ジェルは品質・技術・価格のバランスが重要です!
色々試して自分に合うジェルで華やかな指先を楽しんでください♪