ネイルマシンとは、ネイル用の電動爪やすりのことです。
ビットを交換することで、爪の整形、甘皮処理、爪磨きなどをすべて1台でこなすことができます。
また、電動なので疲れることもありませんし、時短にもなります!
今回は、そんな便利なジェルネイルのマシンオフについて紹介します!
この記事の目次
ジェルネイルのマシンオフに使うネイルマシンの選び方
まずは、ジェルネイルのマシンオフに使うネイルマシンの選び方についてみていきましょう。
価格の違い
高いネイルマシンと安いネイルマシンの違いは、ビットと正逆回転の違いです。
ビットとは、付け替えて削り方を変えることができるパーツです。
高いネイルマシンでは、ビットの種類が豊富なため、削る、ケアするなど様々な用途に使うことができます。
しかし、安いネイルマシンだと削るのみでケアできるビットが付属していないことがほとんどです。
また、セルフネイルの場合重要になるのが正逆回転の機能です。
これはビットする方向を変えられる機能です。
ネイルマシンを爪に当てる場合、回転の方向は決まっています。
セルフネイルの場合、右手でも左手でもマシンを使うため、回転の向きを変える必要が出てきます。
セルフネイルでネイルマシンを使う場合には、正逆回転機能は必須だといえます。
素材の違い
ネイルマシンには、プラスチック製のものと金属製のものがあります。
プラスチック製は軽くて使いやすいと思われがちですが、振動が伝わりすぎてしまい、ぶれやすくなります。
安定感を持って使うのであれば、適度な重みのある金属製のものがおすすめです。
コードレス、コンセントの違い
ネイルマシンには、コンセント式とコードレス式、そして卓上式の3つがあります。
コンセント式
コンセントにつないで使用するネイルマシンは、コンパクトかつパワーも安定しているので非常に使いやすく、長時間使用することもできます。
セルフネイルに使うのであれば、コンセント式がおすすめです。
コードレス式
充電、または電池で動かすコードレス式のネイルマシンは持ち歩きができるので出先で使用する人におすすめです。
しかし、充電切れ、電池切れになると回転数がさがり、削れなくなってしまいます。
長時間使う場合は、予備の電池を用意するかこまめな充電をするようにしましょう。
コードレス式の中でも、コンセントにつなぎながらでも使えるものが便利です。
卓上式
卓上式のネイルマシンは主にサロンで使われるプロ用のものです。
パワーが最も大きく、ハードジェル、スカルプジェルを楽しんでいてネイルマシンを使う機会が多い方には卓上タイプがおすすめです。
しかし、卓上タイプは5~8万ほどするので、セルフネイルの方には高価すぎるかもしれません。
回転数の違い
ネイルマシンの回転数は、マシンによって異なります。
パワーのあるネイルマシンの回転数は高く、回転数が低いネイルマシンはパワーが安定しておらず長く使うことができません。
使う頻度が多い場合は25000rpm、セルフネイルでたまに使用するという場合には10000rpmを目安に選びましょう。
ジェルネイルのマシンオフにおすすめのネイルマシン
選び方がわかったところで、早速おすすめのネイルマシンを見ていきましょう!
ビューティフルエンジェル プチトルL
画像引用:公式サイト
セルフネイラーに人気のプチトルシリーズのL!
速度変換、正回転・逆回転切り替えができる、高機能なネイルマシンです。
回転数は6,000~20,5000rpmとセルフネイルにとって十分なパワーをもっています。
コンセント式なので、パワーが弱まることもなく、安定して使うことができます。
ビットも6種類!手に入れたらすぐに使える便利なビットです。
URAWA G3
画像引用:公式サイト
プロのネイリストも愛用する、URAWAのネイルマシンG3!
コンパクトでありながら回転数は2,000~20,000pmとパワーも十分。
卓上タイプですが、充電して使用することもでき、2時間の充電で5時間の使用が可能なので、出張ネイルなどでも活躍します。
Rooro ミニローロポチ
画像引用:公式サイト
無段階で速度の調節ができるミニローロポチ!
低速からはじめれば、ネイルマシン初心者でも安心して使えます。
回転数は8,500~15,000rpmなので、セルフネイル用のネイルマシンとしては十分はパワーを持っています。
ジェルネイルのネイルオフ!ネイルマシンの使い方
ネイルマシンは使い方を間違えると爪を薄くしてしまうなどのリスクがあります。
正しい使い方を学んで、爪の負担を最小限にしたネイルオフをしましょう!
ジェルネイルのマシンオフのやり方
ジェルオフ
- キューティクル周りから削っていきます
角度は30°くらいにして、ビットの角を使って削ります - 次にネイルベッドの部分を削ります
角度は爪と水平にして、ビットの真ん中あたりを使って削ります - 次に爪の先端を削っていきます
ビットの根元を使って削ります
プレパレーション
- 鬼クリーンロングを使ってキューティクルを押し上げます
ビットがない場合は、プッシャーでキューティクルを持ち上げます - ピンクポイントを使ってルーススキンを除去します
ビットの先端を当てて除去します - サンディングバンドやバッファーのかわりになるビットでサンディングをします
- ブラシビットを使ってダストを払います
ブラシは爪に対して垂直に当てます
マシンオフで一層残しのやり方
一層残しとは、ベースジェルだけを残してジェルをオフする方法です。
アセトンを使わないので、皮膚や爪への負担が少なく、地爪を削ることがないので、ジェルを続けていて爪がペラペラになってしまうというリスクも避けることができます。
ジェルネイルのマシンオフの注意点
便利なネイルマシンですが、ジェルネイルのマシンオフは難しく、プロでも練習が必要な技術です。
注意点をふまえたうえで使用しましょう。
同じ場所を削り続けない
回転数やビットによっても変わりますが、同じ場所を削り続けると一気に地爪まで削れてしまいます。
ネイルマシンを当てているときは常に動かすようにして、同じ場所を削り続けないようにしましょう。
パーツは短く当てる
小さなパーツを除去するときは、トントンと短くネイルマシンをあてるようにして外します。
大きなパーツのときは細いアタッチメントでパーツの周りを削り、ニッパーなどで取り除きます。
回転の向きに気を付ける
ネイルマシンは基本的に根元から先端に向かって動かします。
このとき、進行方向と回転の向きに気をつけましょう。
おすすめネイルマシンでもご紹介したプチトルのやり方動画で詳しい解説がありますので、ぜひご覧になってください。
まとめ
いかがでしたか?
オフにはすごく時間がかかるので、ネイルマシンはそんなつらい時間を一気に短縮してくれる便利なアイテムです。
しかし、正しい知識を持ってしようしないと、地爪を傷めるリスクもあります。
使い方についてしっかり学び、ジェルネイルのマシンオフをマスターしましょう!