ネイル検定で不合格だった理由15選|何度も落ちた…その原因は?

JNA・JNEC・INAなどのネイル検定では不合格だった場合、減点・失格の理由を明らかにされることは基本的にありません。
先輩の多くは何がいけなかったのかを自力で考えたり、スクールに通っている人は先生から教えてもらうなどしています。

ここではネイル検定で起こりやすいミスをまとめました。

ネイル検定で不合格だった理由15選

1.遅刻したから

ネイル検定で不合格だった理由15選|何度も落ちた…その原因は?

指定会場に入場していない場合、もしくはモデルと指定箇所に着席していない場合は、どんな理由があろうとその時点で失格となります。

「電車が遅延していた」「トイレがどこかわからなかった」などはただの言い訳にしかなりません。
受験者もモデルも時間に余裕を持って行動するべきです。

2.受験票・写真・筆記用具を忘れたから

これは減点対象です。
筆記用具は誰かから借りた場合も減点になります。

「試験は自宅での準備から始まっている」と言っても過言ではありませんね。
ネイル道具だけでなくそれらの持ち物をきちんとチェックする必要があります。

3.マークシートに記入ミスがあったから

ネイル検定で不合格だった理由15選|何度も落ちた…その原因は?

いざ試験!となると過度に緊張してしまう人も多いはず。
そんな時にまず起こりやすいのがマークシートの記入ミスです。

またボールペンしか持ってきておらず、間違いが消せないので結局そのまま提出せざるをえなかった…なんとこともあります。
シャープペンシルか鉛筆(濃度の指定あり)と消しゴムも忘れてはなりません。

4.衛生面における配慮が足りていなかったから

実技において衛生面は特に注意すべきところです。
テーブルセッティングの時点でタオルやファイルが汚れていたり、ウェットステリライザーがきちんとセットできていなかったり、トレイの中がぐちゃぐちゃだったりすると否応無しに減点されてしまいます。

また施術中も使用済みのコットンが出しっぱなしだったり、ダストを放置したまま塗布をしていたりするとそれも減点となるでしょう。

中には施術後、ケア・アート用のペットボトル水を飲んだことが減点対象だったのかも?と不安視する人もいます。
試験管はいつどんな風に自分たちのことを見ているかわかりませんので、適度に緊張感を持って行動することが大切です。

5.品名ラベルが正しく用意されていなかったから

品名ラベルは試験要項のリスト通りに記載する必要があります。
(アルファベット表記や略語はNG)
また、内容物を明確にするために品名ラベルを貼っているので、もし試験要項に記載されているもの以外の用具・用材を持ち込んだ場合、それにも品名ラベルを貼った方が良いでしょう。
任意とは書かれていても、貼っているのに越したことはないですよね。

そして品名ラベルが見えにくいのもダメです。
見えにくい下の方に貼ってしまっていたり、シールが剥がれてしまっているようなことがないように事前によく確認しておかなければなりません。

6.使ってはいけない道具があったから

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セラミックプッシャーやネイルマシーンなど、検定によっては使ってはいけない用具・用材というのがあります。
それをテーブルセッティングに出しただけで失格行為です。

試験要項をきちんと確認・熟読し、そうしたものは持っていかないようにしましょう。

7.工程を飛ばしてしまったから

特にサンディングは飛ばしやすいようです。
緊張すると練習では当たり前にできていたことが、自分でも驚くほどスッポリ抜けてしまうこともあります。

8.出血があったか

受験者もしくはモデルの手を傷つけてしまうと失格です。
相手がお金を払ってくれるお客様と考えれば当然ですよね。

特にキューティクルニッパーは扱い方が悪いと出血させてしまいやすいです。
扱いに慣れておくのはもちろんですが、モデルの手ではどうなのかをきちんと理解しておく必要があります。

9.手指間違いがあったから

ネイル検定で不合格だった理由15選|何度も落ちた…その原因は?

JNECネイリスト技能検定では、指定とは違う指にアートやチップラップなどしてしまうと失格です。

当たり前ですが「お客様の要望通りに施術ができない」と思われてしまいます。

10.カンニングをしたから(していると思われた)

図案を持ち込んだり、自爪に同様なアートが施されていた場合、それをカンニング行為とみなされ失格となります。

また試験要項には書かれていませんが、似たような柄の服装やカバンなどの持ち物があった場合もカンニングと思われる可能性があるので、受験者もモデルも試験当日はシンプルなものを身につけていくべきです。

11.インターバルや審査前に手を加えたから

ちょっと甘皮が残っていたりフォルムが気に食わなかったりするとつい修正したくなってしまいますが、実技時間外でそのような行為があると失格です。

ちょっとモデルの手に触れるだけでも試験管の目には「手を加えている」と映ってしまいかねないので、そうした時間は触れないでおきましょう。

12.モデルが手助け・アドバイスをしたから

ネイル検定で不合格だった理由15選|何度も落ちた…その原因は?

受験生を助けたくなる気持ちはわかりますが、少しでも口や手を出してしまうと失格の対象となってしまいます。

モデルは受験生を合格へ導くためにも、じっと施術を見守るべきです。

13.タイムオーバーしてしまったから

実技は時間内に終わらせることができなければ、それまでの工程がどんなに完璧であっても残念ながら失格になってしまいます。

「ストップウォッチを操作している時間さえ惜しいから」と時計をおいて施術している人もいますが、時間の図り忘れが無いよう注意が必要です。

14.私語が多い・マナーが悪いから

試験管のさじ加減にもよりますが、モデルや同じ受験者との私語が多かったり、道具を出し散らかしていてマナーが悪いと見られてしまうと減点になってしまいます。

私語はカンニングと疑われることもありますよ。

15.試験管の指示に従わなかったから

ネイル検定で不合格だった理由15選|何度も落ちた…その原因は?

試験管が「まだ始めないでください」と言っているのにコソコソと始めていたり「終了です」と言われているのにまだ終わらせていないのは、試験管の指示に従っていないことになります。

当日はよく案内を聞き、真面目で誠実な対応を取るべきです。

ネイル検定「不合格」にならないようにするには

減点や失格を避けるのにコツなどありません。
いかに試験要項を隅々まで熟読し、それに沿って行動できるかが大切になります!

上記以外にも検定によって色々な減点・失格事項というのがあるのでよく確認し、常にそれを意識しながら練習に励みましょう。