ネイリスト検定2級では、各回ごとに
赤、ピンク系、ナチュラルスキンカラー、パールホワイト
の4色いずれかのカラーリングが規定となりました。
赤やピンク系は検定カラーとしてもなじみあるカラーですが、パール系はなじみがないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ネイル検定2級のパールホワイトの塗り方のコツをご紹介いたします。
この記事の目次
ネイリスト検定2級のパールホワイトの選び方
カラーポリッシュにパールが配合されたパール系ポリッシュ。
華やかな印象で人気のカラーですが、パールの縦筋が残るため、美しく仕上げるのが難しいカラーの一つです。
パールホワイトのポリッシュは、赤やピンク系、ナチュラルスキンカラーと比べてあまり多くの種類がありません。
また、検定要項でも特に色味の指定や幅もありません。
パール粒子の配合量で選ぶ
選ぶポイントとしてはパールの粒子がどれだけ配合されているかです。
パール顔料の量が多ければ多いほど、光沢が出て華やかになりますが難易度も難しくなります。
塗りやすいパール粒子の濃度のポリッシュを選びましょう。
ハケで選ぶ
同じようなハケが付いているように思いますが、メーカーによってハケのコシや長さなどが異なります。
跡が付きやすいパールホワイトのポリッシュは、柔らかめのハケがおすすめです。
気に入ったポリッシュのハケが使いにくい場合には、ご自身のブラシワークに合ったハケのボトルに移し替えるようにしましょう。
濃度や色味で選ぶ
パールホワイトポリッシュの濃度や色味はメーカーによって異なりますが、パールホワイトに関しては使用していくだけでもだんだん濃度や色味も変わってきます。
特に新品はパール粒子とポリッシュのなじみが悪く、塗るのが難しい場合があります。
これは何度も使いこむことで揮発して濃度が高くなり、パール粒子がなじみ塗りやすくなります。
使いにくいと思ったカラーも使い込んで確認するのがおすすめです。
逆に検定用にと新品を用意したら、いつもと使い心地が違いうまく塗布できない場合もありますので、注意しましょう。
ネイル検定2級パールホワイトの塗り方のポイント
塗布する順番
3級で課題となった赤ポリッシュとは異なり、パールホワイトの場合は。サイドから反対サイドへ順番に塗布します。
右利きの場合は「左→中央→右」の順番に塗布します。
ハケはしっかりしごく
ハケはボトルのフチでしっかりしごいて片面にポリッシュが載るようにしましょう。
余分なポリッシュを落とすことで、溜まりやムラを防ぐことができます。
力はいれない
パールが筆跡にそって並ぶため、まっすぐハケを動かさないとよれて仕上がりが美しくありません。
力を入れずにすっと手前に引くように塗布しましょう。
だんだんキューティクルラインに近づける
いきなりキューティクルラインギリギリから塗るよりも、1回目、2回目、3回目…と少しずつキューティクルラインに近づいていく塗り方をすると、パールラインが美しくつながります。
サイド・キューティクルラインの修正は忘れずに
サイドやキューティクルラインはウッドスティックを使ってきれいに修正しましょう。
赤ポリッシュのときのようにハケをまわしながら塗布することができないため、コーナーやキューティクルラインは特にがたつきやすいので、丁寧な修正が必要です。
モデルの爪を磨いておく
パールホワイトに限りませんが、できるだけ美しくポリッシュカラーを仕上げるために、事前にモデルの爪を磨いて凹凸をなくしておきましよう。
爪にへこみがある場合は、リペアをして滑らかな表面に仕上げてもOKです。
ネイリスト検定2級のパールホワイトの塗り方参考動画
まとめ
いかがでしたか?
ジェルネイルが主流となっている現在、あまり活躍する技術ではないかもしれませんが、ポリッシュカラーリングはネイリストとしての基本です。
検定の為だけといわず、美し上げるのが難しい、パールホワイトのカラーリングをいつでも難なくこなせるよう、練習を重ねましょう!