JNECネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定は有名ですが「ネイル知識検定」ってどんな検定か知っていますか?
まだできたてホヤホヤの検定なのでご存知ない方が多いと思います。
- どんな試験?難しいの?
- 誰が受けられるの?
- サロン就職に有効なの?
などなど…まだあまり知られていない「ネイル知識検定」についてお伝えします。
この記事の目次
ネイル知識検定とは
そもそもネイル知識検定とは、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催している検定試験です。
JNECはネイリスト技能検定1級〜3級を主催しているところなのですが、2018年11月1日(木)〜、ネイルや美容に興味のある人がもっと手軽に受験できるよう作られた検定試験です。
ネイル知識検定の特徴5つ
1.WEBで受験できる
JNECネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定などは筆記だけでなく実技があるため、ネイル道具や施術モデルが必要だったのですが、このネイル知識検定はそれらが一切不要。
パソコン・スマホ・タブレットのいずれかを持っており、ネット環境さえ整っていれば誰でも簡単に受験することができます。
またこうしたWEB検定は業界初。
ですのでこれから益々有名になっていくことでしょう。
2.試験対策テキスト・トライアル問題もWEBで
そして対策のためのテキストもWEBにて発行されています。
表紙と最後のページ(ステップアップ!次は「JNECネイリスト技能検定試験」を受験してみよう)を入れて全部で9ページ。
実質7ページの知識を覚えさえすれば合格できてしまう難易度の低い検定と言えます。
また無料で5問のトライアル問題を受けることができるので、そこでどういう風に出題をされるのか雰囲気を掴むこともできます。
端末とネット環境があれば全て成立してしまう、この手軽さこそネイル知識検定の最大の魅力ですね。
3.誰でも受験できる
JNECネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定には受験資格というものがあり、最も級が易しいものでも「義務教育修了者」と決められているのですが、このネイル知識検定は誰でも受験ができるので、年齢・性別・学歴・職業問わず誰でもチャレンジすることができます。
4.いつでも受験できる
JNECネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定は、受験できる機会が多くてものでも年に4回しかなかったのですが、ネイル知識検定は24時間365日受験可能です。(サーバーメンテナンス時除く)
ですので、子供が幼稚園に行っている最中や仕事後など、自分のライフスタイルに合わせて気軽にサクサクっと受けることができます。
5.合格通知書がもらえる
合格するとPDFで合格通知書が届き、有料で合格証書(ディプロマ)を発行してもらえます。送料込・税別500円。
また、基礎編・応用編どちらも合格するとプレミアム合格証書というキラキラなデザインの合格証書を無料でもらえます。
達成感や自信に繋がりますね。
ネイル知識検定は難しい?試験内容や回答形式は
ネイル知識検定は2つ種類あり、問題数や内容が異なります。
基礎編
問題数 20問
内容 爪の名称、歴史などの基礎知識
応用編
問題数 30問
内容 爪の役割、働きなどアカデミックな知識
回答形式は全て選択問題なので難易度はそこまで高くないといえるでしょう。
合格基準も80%以上の正答で合格なので、基礎編なら20問中16問以上、応用編なら30問中24問以上で合格ということになります。
対策テキストを読むとわかる通り、そこまで複雑なものではありません。
国語のように作文を書いたり、数学のように計算をすることもないので、正しくきちんと理解していれば満点合格も十分可能です。
ネイル知識検定の受験費用は?
基礎編は税別1,000円、応用編は税別2,000円と検定としては非常にリーズナブル。
また、最初にどちらかに合格し90日以内にもう一方をチャレンジする場合、検定結果のメールに記載がある割引専用URLから申し込めば次の受験料が500円引になります。
支払い方法はクレジット決済かコンビニ支払のどちらかです。
(別途手数料が発生することがあります)
ネイル知識検定を受験する方法・手順
1.インターネットで「ネイル知識検定」と検索し、専用サイトにアクセスする
2.ページ内の「受験申込」をタップ
3.指示通りに申込を進める
4.支払いが済めばいざ受験!
5.事前に登録したメールアドレスに通知が届く
ネイル知識検定は就職・転職に有効?
ネイル知識検定というのは筆記や実技があるJNECネイリスト技能検定より位の低い検定であり、プロというより自分に自信をつけたいセルフネイラーや美容に興味がある人向けに作られたものなので、就職・転職への効力はそこまで期待できません。
ちなみに、JNECネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定などネイルの資格は国家資格ではなく民間資格であり、例えるなら漢字検定や英語検定のような位置付けです。
そのため美容師さんのように「絶対に美容免許がないとダメ!」という決まりはなく、ネイルサロンによっては資格がなくても雇ってくれるところもあります。
ただ、これらの資格はプロのネイリストとして働くのであればあるのに越したことはありません。
将来的に「ネイルサロンで働きたい!」「就職・転職に有効な資格が欲しい!」というようならJNECネイリスト技能検定・JNAジェルネイル技能検定・ネイルサロン衛生管理士など他の資格を取得することをおすすめします。
ネイル知識検定でワンランク上のセルフネイラーに
いかがでしたか?
ネイル知識検定はこれまでにないくらい、手軽で取り組みやすい検定です!
ぜひチャレンジしてみてくださいね!