セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

ジェルネイルをしても不格好になってしまう反り爪。
先端からジェルがはがれやすいということもあり、セルフジェルネイルを諦めている方も多いようです。

でも諦めるのはもったいない!
反り爪でもポイントをおさえることで、セルフジェルネイルを十分に楽しむことができます!

今回は反り爪を美爪に変身させるセルフジェルネイルのコツと反り爪の治し方についてご紹介します。

反り爪とは?

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

反り爪とは、爪が通常よりも上向きに反ってしまっている状態の爪のことです。

爪の根元から爪先がまっすぐだけれども、上向きに生えてしまう反り爪やスプーンネイルと呼ばれる爪がスプーンのようにくぼんでしまう反り爪があります。

反り爪の症状は、手の爪だけでなく足の爪でも起こります。

反り爪によって痛みを生じることはありませんが、反り爪になると生活しているうえで爪が引っ掛かりやすくなり不便なだけでなく、見た目もあまりよくないので、コンプレックスと感じている方は非常に多いです。

反り爪の原因

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

爪への負担が大きい

  • 指先をよく使う
  • 指に力を入れることが多い
  • 手先の作業が多い
  • 重い荷物をもつ

など、爪や指への負担が大きいことが反り爪の原因になることがあります。

爪が薄い

爪が薄い場合も反り爪の原因となります。
この場合、皮膚から離れたフリーエッジの部分(爪先の白い部分)がくるんと上を向いてしまうことが多いです。

鉄分不足

鉄分が足りていない鉄欠乏性貧血の場合も反り爪の原因となります。
鉄分が足りないと通常の爪よりも弱くなり、爪が反りやすくなってしまうのです。

爪切りの仕方が悪い

爪の切り方、爪を切る形によっても反り爪の原因となる場合があります。
反り爪の原因となる切り方は、爪の両端を短く切ってしまうこと。
爪の両端が短くなると指にかかる負荷を爪が支えきれなくなり、爪が反ってしまいます。

セルフジェルネイルで反り爪を美しくみせる方法

爪を横から見たときになだらかなカーブ(丸み)があると、爪を美しくみせることができます。
反り爪の方がジェルをしても形が悪くなってしまうのは、このなだらかなカーブが爪の反りによってでないことが原因です。

このなだらかなカーブをセルフジェルネイルで形成することで、反り爪でも美しい爪先になることができます。

では早速、反り爪をセルフジェルネイルで解消する手順をみてみましょう!

1. プレパレーション

まずはプレパレーション(下準備)をします。
反り爪の方は爪が薄い場合が多いので、サンディングのしすぎには要注意です。
特に爪先は薄くなればなるほど反りやすくなりますし、ジェルネイルもはがれやすくなります。
180~200くらいの目の細かいスポンジバッファーでサンディングしましょう。

>>基本のプレパレーションのやり方

2.ベースジェルを厚めに塗る

反り爪の形に合わせてではなく、へこんでいる部分との差がなくなるように、根元と爪先を薄め、中心を厚めにベースジェルを塗布します。
こうすることで、反りが目立たなくすることができます。

この時使うベースジェルは、粘度の高いものを使用すると、厚みをつくりやすくなります。
ただし、あまり厚く塗りすぎるとはがれやすくなるので、欲張って盛りすぎないようにしましょう。

3.トップジェル(クリアジェル)を塗る

次にトップジェル(クリアジェル)塗布します。
この時に使うトップジェルは、クリアで完了させる場合以外、未硬化ジェルの拭き取りが必要なジェルを使いましょう。
未硬化ジェルの拭き取りが不要なノンワイプトップジェルは、厚塗りするとひび割れや黄ばみの原因になりますし、カラーを重ねる場合はサンディングが必要になってしまいます。

トップジェル(クリアジェル)もベースジェルと同じように反り爪でへこんでしまっている部分に厚めに塗布し、根元、爪先は薄めに塗布します。

爪を真横からや角度を変えてみて、へこんでいる部分にはトップジェル(クリアジェル)をのせるようにして塗布します。

爪の1/3あたりを一番高くしてなだらかな山をつくると、爪のフォルムが美しく仕上がります。
この一番高い部分を「ハイポイント」と呼びます。

筆でなんども触ってしまうとせっかく作ったハイポイントが無くなってしまうので、ジェルはしずくを落とすようにハイポイントにのせ、5~10秒ほど待ちセルフレベリングの性質を利用してなじませます。

ハイポイントをきれいに作るのが難しい場合は、爪側を下にむけ、重力でジェルがハイポイントにあつまるようにしても、作ることができます。
この時、左右に角度が付いてしまうと、ハイポイントの位置もずれてしまうので注意しましょう。

>>ぷっくりトップコートのやり方

4..カラージェル・トップジェルで仕上げる

ベースジェルとトップジェル(クリアジェ)で反り爪を美しい爪の形に形成できたら、お好みのカラージェルやアートを施し、トップジェルで仕上げます。

これで、反り爪には見えない、美しい形のセルフジェルネイルの完成です!

ジェルネイルがはがれやすいときは

反り爪の方は爪が薄く、ジェルがはがれやすいので、ベースジェルを塗布する前にプライマー(ネイルボンド)を塗布すると、ジェルと爪の密着度が高まり、はがれにくくなります。
プライマーには、ライトでの硬化が必要なものと不要なものがありますので、使い方は説明書をよく確認してください。

また、爪の中心にプライマーを塗ってしまうとオフがかなり大変になってしまうので、剥がれやすい爪の根元と爪の先のみに塗布するようにしましょう。

>>おすすめプライマーはこちら

強度が欲しいときは

反り爪の方は爪が弱い方が多いので、強度が欲しいという場合もありますよね。
そのときは、ベースジェルの次のトップジェル(クリアジェル)を強度の高いものに変更することで、爪の強度を上げることができます。

硬度の高いトップジェルは、長さだしのできるスカルプチュアジェルや厚身をだすビルダージェルなどがあります。
爪の弱い反り爪の方は、1つ持っておくと便利です。

ハードジェルがジェルの中では最も強度が高いですが、アセトンオフができないのでファイルで削ってオフする必要があります。
ファイルでのオフは、地爪まで削ってしまうリスクがあるので、爪の薄い反り爪の方には特におすすめできません。

爪の強度を上げるためでしたら、先ほど紹介したスカルプチュアジェルやビルダージェルでも十分効果を実感できます。

反り爪の治し方

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

セルフジェルネイルで反り爪を美しい形にできるといっても、やはり、地爪の反りは気になりますよね。
ジェルオフをしたらまた元の反り爪に戻ってしまう…そんな気持ちでセルフジェルネイルをするのでは、ネイルの楽しさも半減です。

ということで、最後に反り爪の治し方について紹介します!

オイルケアで乾燥対策

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

爪は乾燥に非常に弱く、乾燥した状態が続くと反り爪が起こりやすくなります。
ネイルオイルを使って爪乾燥対策をしましょう!

ネイルオイルは爪の皮膚のラインに沿って、塗布します。

これだけでもOKですが、爪の裏側からもオイルを塗っておくとさらにGOOD!
深爪などでネイルベッド(爪が皮膚についているピンクの部分)が短いという方は、裏からのネイルオイルで育ちやすくなります。

ネイルオイルの塗布ができたら、指でしっかりなじませてください。
回数の目安は1日3回ですが、手をよく洗う、水をよく触るという方は、さらにこまめにネイルオイルを塗るようにしましょう。

>>おすすめネイルオイルはこちら

指先への負荷を軽減する

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

指先に負荷がたくさんかかってしまうと反り爪が起きやすくなるため、指先の使い方を変える必要があります。
指先を使う時は、丁寧な優しい動作をして爪への負担を減らすようにしましょう。
ものを持つ、キーボードを打つ、など指先を使う作業のときは、爪ではなく、指の腹を使うよう意識します。

また、シールをはがすなど、爪を使う動作も道具を使うなどしてできるだけ避けることが好ましいです。

指先や爪に負荷がかかると、爪が割れる原因にもなります。
丈夫な爪を育てるためにも、指先の使い方を見直してみてくださいね。

爪に必要な栄養をとる

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

栄養が足りないと爪が薄くなり、反り爪になりやすくなるので、爪が育つための栄養をしっかりと補給することが重要です。
爪に必要な栄養素は、たんぱく質と亜鉛。
普段の食事はもちろん、プロテインやサプリなどを活用して不足しがちな栄養素を補いましょう。

>>爪に必要な栄養素について

爪美容液で爪に栄養を与える

食べものから爪に栄養を与えることも大切ですが、爪美容液を使って爪を直接補修することもできます。

おすすめの爪美容液は大手製薬メーカー佐藤製薬の「ネイルリペアセラム」です。

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

反り爪だけではなく、爪表面の筋やデコボコ、乾燥にも効果があり、爪の様々な悩みをサポートしてくれる優れものです。

>>ネイルリペアセラムの詳細はこちら

>>おすすめ爪美容液はこちら

反り爪矯正サロンに行く

あまり聞きなれないかもしれませんが、反り爪の矯正を専門のネイルサロンに行ってみるのも一つの方法です。

ジェルネイルで反り爪にみえないようにすることはできますが、反り爪が治ったわけではありません。

反り爪矯正サロンなら、反り爪の根本治療ができるので、一度お近くの反り爪矯正サロンに足を運んでみてもいいかもしれませんね。

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックスをなくそう!

セルフジェルネイルで反り爪コンプレックス解消!美爪のコツとは?

残念ながら一度沿ってしまった爪を治すことはできません。

ですが、爪のケアをしっかりとすることで、健康な爪を新しくはやすことができます。
爪が生え変わるまで1~2ヶ月かかるので、反り爪対策の効果を実感できるまでは時間がかかりますが、正しいケアを続ければ美爪を手に入れることもできるんです!

毎日のケアを怠らず、ジェルオフしても美しい爪を手に入れてくださいね。