セルフネイルをやっているけど、
- すぐに欠けてしまう
- すぐにはがれてしまう
- 全然持たない
などのお悩みをお持ちの方は非常に多いのではないでしょうか?
持ちが悪い原因は主に
- プレパレーション
- ベースジェルの塗り方
の2つと考えられます。
今回は、セルフネイル持ちが悪いとお悩みのあなたに、欠けない、取れないセルフジェルネイルの2つのコツをご紹介します!
この記事の目次
セルフネイルの持ちが悪い人はプレパレーションが甘い!?
プレパレーションとはジェルを塗る前の下準備のこと。
1. 手の消毒
2. ファイリング
3. 甘皮ケア
4. サンディング
5. ダスト除去
6. 表面の消毒
以上すべての工程をまとめてプレパレーションといいます。
セルフジェルネイルの持ちが悪い方場合、このプレパレーションが甘いことが非常に多いです!
やり方はお店やネイリストさんによっても異なりますので、今回紹介する方法が絶対正解ではないですが、プロネイリスト監修のプレパレーションの方法ですのでぜひ試してくださいね!
ジェルが取れにくくなるプレパレーションのポイント
セルフネイルの持ちをよくするプレパレーションのポイント1つ目は、甘皮ケアをしっかりやることです。
なんとなく見様見真似でやっていませんか?
長持ちジェルには爪の表面に甘皮が残さないことが何よりも重要なので、正しいプレパレーションを行いましょう。
ジェルが取れにくくなるプレパレーションの道具
サンディングありの場合は、
セラミックプッシャー(ストーンプッシャー)
(おすすめは、エリコネイル シャイニージェル)
サンディングなしの場合は
ブルークロスとメタルプッシャー
(キューティクルリムーバーでも代用可。メタルプッシャーは1000円前後のものがおすすめ)
が必要です。
甘皮の基本知識
甘皮と呼ばれる部分は、2つに分けられます。
- ルースキューティクル
…爪にへばりついている薄い皮 - キューティクル(角質)
…爪の根元の硬い部分
プレパレーションで特に重要なのは、ルースキューティクルの除去です。
2つの甘皮ケア方法
プレパレーションの方法は、2つの種類があります。
① サンディングありのときはドライケア
② サンディングなしのときはウォーターケア
それでは早速手順を紹介します!
ドライケア(サンディングあり)
セラミックプッシャーを使うことで、甘皮除去だけでなくサンディングすることもできます。
1. セラミックプッシャーでルースキューティクルを除去する
2. ブラシをつかってダストを除去する
3. もう一度セラミックプッシャーでルースキューティクルを除去する
4. ブラシを使ってダストを除去する
手間ではありますが、2度セラミックプッシャーをかけることでルースキューティクルを見逃すことなくきれいに除去することができます。
ポッケになにもなく、キューティクルラインがスッキリしていたら終了の目安です。
ニッパーをお持ちの場合は、キューティクルも除去しましょう。
5. キューティクルをカットする
6. セラミックプッシャーをかける
7. ブラシをかける
8.もう一度セラミックプッシャーをかけ、ブラシでダスト除去します
9.最後にエタノールなどを含ませたキッチンペーパーなどで油分水分ダスト除去を行い完了です。
ドライケアの場合、甘皮が硬いので取り切るのは難しいかもしれませんが、ジェルネイルの持ちを左右するのはキューティクルではなくルーススキンなので、ニッパーでの工程は省略してもかまいません。
また、キューティクルをカットした後は、ルーススキンがでてくるので、もう一度セラミックプッシャーでルーススキンを除去してくださいね。
ウォーターケア(サンディングなし)
サンディング不要のジェルの場合のケアですが、もちろん、サンディングありのジェルネイルでのケアもこのやり方でOKです。
1. キューティクル部分にブルークロスをつける
(水、クレンザー、エタノール、お湯にひたすなどの代用も可能)
2. メタルプッシャーで甘皮を押し上げる
3. ティッシュ、ガーゼで出てきたルースキューティクルを除去する
4. ①~③を繰り返す
5. ニッパーをお持ちであれば、浮いているキューティクルをカットします
ウォーターケアでは、爪の表面に傷をつけず、甘皮のみを除去します。
メタルプッシャーの角度は爪に対して45°。
しっかり取りたいときは、90°の角度にしてあてます。
角度関係なく、力はいれずに除去しましょう。
ティッシュやガーゼを親指にまきつけて、くるくるとまわすようにして除去しましょう。
キューティクルを切るときは、濡らしながら切ると切りやすいです。
ジェルネイルは水分に弱いため、ウォーターケアをした後の水分油分除去は丁寧におこないます。
特に爪と皮膚の境目の溝、爪のサイドの溝などまでしっかり拭き取り、水分油分ダストが残らないように気を付けてください。
ファイリング
ファイリングでは爪を削って形を整えます。
地爪を削る際には、180~240Gのエメリーボートを使用します。
強く握りすぎず、軽く持って削ります。
長さを短くするときは90°、形を整えるときは90°の角度でやすりをあてましょう。
ファイリングの仕上げとして、バリをスポンジファイルでとります。
1. ネイルニッパーや爪きりで大まかにカットする2. エメリーボードで形を整える
四角系の形は先端→サイド→角、丸系の形はサイド→先端→角の順番で整える
セルフネイルの持ちが悪い人はベースジェルの塗り方が悪い!?
ジェルが直接爪につくことになるベースジェルは、セルフネイルの持ちに大きく影響しています。
セルフネイルの持ち悪い人は、ベースジェルの塗り方が悪い場合が多いです。
ジェルネイルの特性を知って、欠けない取れないセルフジェルネイルを目指しましょう!
ジェルネイルの2つの性質
ジェルには、
- 枠の中にしか流れていかない
- 放っておくと勝手に均等になる(セルフレベリング)
という2つの性質があります。
ベースジェルを塗るときは、この性質を最大限に活用していきます。
欠けない取れないベースジェルの塗り方
1. カサカサくらいの量を薄く爪に塗り、枠(せきとめ)をつくる
このとき、エッジもしっかり塗る。ペタペタしてもOK!
2. 少なめのジェルをとり、ジェルを爪の中心にのせ、力を入れずに引っ張るようにして塗る(筆の形が変わらない強さ)
この時もエッジを塗るのを忘れずに!エッジを塗ったことで先端が膨らんでしま田場合は爪先を筆でそっと引っ張ってなだらかにしましょう。
3. セルフレベリングを待ってジェルをなじませる(爪の大きさに合わせて10~20秒)
4. 硬化する
ジェルの量をカサカサにして少なくすることで、コントロールしやすくなり、はみ出さずにジェルを塗布をすることができます。
そうしてはじめに薄くジェルを爪につけることで、後からジェルを足しても、カサカサに塗ったジェルの枠よりはみ出ないため、最終的にもベースジェルをはみ出すことなく塗ることができます。
ジェルのセルフレベリングあ、爪の大きさ、ジェルの粘度によっても時間がかわりますが、いじらず、触らず、辛抱強く待つことがポイントです。
写真のようにジェルにうつった光の線がまっすぐになってきたら、すぐにライトに入れて硬化しましょう。
ベースジェルが塗れたら、お好みのデザインに仕上げます。
まとめ
いかがでしたか?
セルフネイルの持ちが悪い方に見直してほしい
プレパレーションとベースジェルの塗り方をご紹介いたしました。
セルフジェルネイルの持ちはこの2つで決まる!といっても過言ではありません。
是非、チャレンジして、長持ちするセルフジェルネイルを実現してくださいね♪