「セルフジェルネイルでお気に入りのデザインができたのに、ものの数日でトップジェルだけベロンと剥がれてしまった…!」
そんな経験はありませんか?
実はそのトラブル…
良かれと思ってやっていたア・レが原因だったんです!!
この記事の目次
セルフジェルネイルでトップジェルだけが剥がれる原因は?
実は「凝ったアートのものは、剥がれてしまいやすい」です。
…???
それはなぜなのか、ズバリ一言で言うと
「硬化をしすぎて、未硬化ジェルがなくなってしまったから」
未硬化ジェルは、本来接着剤のような役割を果たし、上下のジェルをピタッと密着させてくれます。
しかし、硬化をしすぎてしまうと、肝心な未硬化ジェルがなくなってしまうため、ジェルの密着力がぐんと落ちてしまうんです。
剥がれやすいデザインってどんなもの?
例えていうと、次のようなデザインが剥がれやすいと言えるでしょう。
例1 ブロック調ネイル
例2 レース柄ネイル
例3ツイードネイル(チェック柄)
こうしたネイルデザインは、描いたジェルの
- 滲み
- 流れる
- 縮み
これらを防ぐために、こまめにネイルライトで固めていかなければなりませんよね。
この硬化する回数が多かったり、照射している合計時間があまりにも長いと、未硬化ジェルがなくなってジェルが取れやすくなってしまうんです。
トップジェルが剥がれるのを防ぐ対策3選
それではこうした凝ったアートをするには今後どうしたらいいのか、わかりやすく3つにまとめました!
対策①硬化の時間を短めにする
例えば、これまで全て完全硬化でやっていた方は、最後のトップジェルを固める時以外は全て仮硬化にしてみてください。
仮硬化は、LEDライトなら約5~10秒、UVライトなら約10~30秒です。
また、これまで仮硬化をやってきていた方は、それの半分くらいの時間にしてみてみましょう。
これは取れるのを防ぐだけではなく、ネイル作業の時短にもなります!
対策②仮硬化の回数を減らす
塗るスピードを少し早められるのであれば、仮硬化そのものの回数を減らしてみるのも効果的です。
上記でもお伝えしたように、ジェルは硬化せずに放置していると、滲んだり流れたり縮んだりしてしまうので時間のおきすぎには注意しましょう。
また、今まで塗りながらどういうデザインにするか考えていた人は、事前にネイルチップで練習をしておくと、一通りの作業を確認できて、本番でスムーズに動けるようになるのでおすすすめです。
対策③一区切りついたらクリアジェルを挟む
ベースカラーが塗り終え、いつもなら細筆でアートを描いていくところを、その前に一度全体にクリアジェルを薄づきに塗って完全硬化しましょう。
これはゲームでいう、セーブです。
こうして何か一区切りついたところで、クリアジェルを塗って硬化すると、それまでのアートがしっかり密着してくれます。
クリアジェルは、トップジェル以外ならOKです。
(トップジェルは艶や透明感などを目的として作られており、密着力ではベースジェルの方が長けています)
ただし、クリアジェルを挟みすぎるとそれだけジェル全体が分厚くなってしまうので、1本につき多くても3回程度にしましょう。
こだわりのセルフジェルネイル長く楽しもう♪
ジェルネイルはちょっとしたコツで見た目も持ちも大きく変わります。
あまり一喜一憂せずに、実験感覚で観察しながら自分の技術と向き合っていくのがスキルアップの秘訣ですよ!
応援していますね!