【ジェルネイル初心者】ネイルファイルの種類・選び方・使い方解説!

セルフジェルネイルで必ず用意しなければならないネイルファイル。
でも、ネイルファイルっていろんな種類があって、どれを用意すればいいのか?どれを何につかうのか?よくわからない!という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は初心者の方にぜひ見てほしい、ネイルファイルの種類と選び方、そして使い方について解説します。

ネイルファイルとは?

【ジェルネイル初心者】ネイルファイルの種類・選び方・使い方解説!

ネイルファイルとは爪やすりのことで、セルフジェルネイルでは様々なシーンで使用します。
セルフジェルネイルの工程では主に5つのシーンでネイルファイルを使い分ける必要があります。

  • 爪の長さを整えるネイルファイル
  • 人工爪の長さを整えるネイルファイル
  • ジェルオフのときにジェルを削るネイルファイル
  • サンディングに使用するネイルファイル
  • 爪磨きに使うネイルファイル

以上の5つのシーンです。

セルフジェルネイルではネイルファイルを間違えやすい!?

セルフジェルネイルでネイルファイルの使い方を間違っている方は非常に多いです。
スターターキットに入っていたファイルをよくわからずに使っている
雑貨店やドラッグストアで見つけたネイルファイルを使っている
など、とにかく何に使うのか、用途がわからないまま使っている方が多いようです。

正しい使い方をしないと、

  • ジェルがすぐ剥がれてしまう
  • 爪が傷んでしまう
  • セルフジェルネイルに時間がかかる
  • オフが大変

などのトラブルが起きてしまうのです。

同じように見えますが、ネイルファイルには様々な種類があり、それぞれ用途が異なります。
それぞれの特徴を知り、使い分けることで、セルフジェルネイルの技術も上達しますよ!

ネイルファイルの数字

【ジェルネイル初心者】ネイルファイルの種類・選び方・使い方解説!

ネイルファイルにはグリット数(G)というものがあります。
これは、ネイルファイルの粗さを表す単位です。

数字が低い=荒い

数字が小さくなれば小さくなるほど、ネイルファイルの目は粗くなります。
目が粗いネイルファイルほど、削るスピードは速くなりますが、粗すぎると爪への負担も大きくなってしまうので、セルフジェルネイルで使用するネイルファイルは一番小さいもので80Gです。

数字が高い=細かい

数字が大きくなればなるほど、ネイルファイルの目は細かくなります。
爪を磨くときなどは細かい目のネイルファイルを使用します。
たくさん削れないので爪への負担は少ないですが、目の細かいネイルファイルは消耗も激しいため、こまめな交換が必要です。

ネイルファイルの種類・選び方・使い方

【ジェルネイル初心者】ネイルファイルの種類・選び方・使い方解説!

では早速、ネイルファイルを使用するシーンごとに、種類と選び方、使い方についてみていきましょう!

爪の長さを整えるネイルファイル

  • 種類:エメリーボード
  • グリット数:100~150G

爪の長さを整えるのに使うネイルファイルです。
板状の薄いネイルファイルで、爪の角などの細部も削りやすくなっています。
細かすぎると削るのに時間がかかってしまうので、100Gくらいのものがベストです。
2~3本、そろえておきましょう。

人工爪の長さを整えるネイルファイル

  • 種類:ファイル
  • グリッド数:100G・150G

長さ出しをした人工爪(スカルプ・ジェル)の長さを整えるファイルです。
厚みがあり、硬い人工爪も力を入れずに削ることができます。
一気に削れてしまうので、地爪には絶対使わないようにしましょう。

ファイルには、アクリルファイル、ゼブラファイルなど様々な名前がありますが、ネイルファイルの形を表す呼び名であり使用用途はかわりませんので、グリット数で選びましょう。

ジェルオフのときにジェルを削るネイルファイル

  • 種類:ファイル
  • グリット数:80G

ジェルネイルのオフに使うネイルファイルです。
オフをするときはベースジェルギリギリまで一気に広範囲を削るために、80Gのグリット数が粗いネイルファイルを使用します。
人工爪用のネイルファイると同じく、地爪に使用してはいけません。

ファイルには、アクリルファイル、ゼブラファイルなど様々な名前がありますが、ネイルファイルの形を表す呼び名であり使用用途はかわりませんので、グリット数で選びましょう。

サンディングに使用するネイルファイル

  • 種類:スポンジファイル
  • グリット数:100~180G

広範囲をまんべんなくサンディングするのに使うネイルファイルです。
プレパレーション(下準備)でのサンディングに使用します。

爪磨きに使うネイルファイル

  • 種類:スポンジファイル・シャイナー各1本ずつ
  • グリット数:220/280G・シャイナーはグリット数無し

地爪を磨くために使用するネイルファイルです。
スポンジファイルはサンディングで使うものとグリット数が異なり、さらに目の細かいものになります。

正しいネイルファイルの使い方

どのネイルファイルを何に使うかわかったところで、次は正しい使い方について学びましょう!
セルフジェルネイルの場合は、この使い方が「なんとなく…」になっている方も多いので、セルフジェルネイル歴の長い方も復習と思って読んでみてくださいね!

ネイルファイルのおろしかた

早速削っていきましょう!と言いたいところですが、新しいネイルファイルは皮膚や甘皮を傷つけてしまうことがあります。
新しいネイルファイルを使う時は、おろしてから使いましょう。

おろし方は簡単!
使い古したネイルファイルを使って、ネイルファイルの縁をやすりがけするだけです。
指で触って、あたりがないか確認をしましょう。

エメリーボードの使い方

エメリーボードは親指と人差し指で持ち、残りの指は軽く添えます。
力を入れ過ぎると削れ過ぎてしまうので不安定にならない程度に軽く持つようにしましょう。

まずは、爪の長さを調節します。
エメリーボードは、一方方向に削るようにしましょう。左右動かして削ってしまうと、二枚爪の原因になってしまいます。

長さが調節できたら次はサイドをそろえます。
サイドのラインに皮膚に当たらないようにエメリーボードを当て、優しく引いて縦のラインを整えます。

最後に、爪の裏に残ってしまっているバリをスポンジファイルで除去します。

スポンジファイルの使い方

爪の長さを整え、甘皮処理が終わった後はスポンジファイルでサンディングをします。
親指、中指、人差し指の三本でスポンジファイルを支えます。
甘皮回りのサンディングが甘いとジェルネイルがはがれやすくなるので、根元もしっかりやすりがけしてください。
エッジも忘れずにスポンジファイルをかけましょう。

ジェルネイルがはがれやすいという方は、240Gのファイルで根元や爪先などはがれやすい部分に軽くやすりがけをするとはがれにくくなります。

まとめ

【ジェルネイル初心者】ネイルファイルの種類・選び方・使い方解説!

いかがでしたか?
ネイルファイルは名前もたくさんあって悩んでしまいますが、使用用途を知れば、実際に必要なネイルファイルは4~6本です。

用途不明なファイルを使い続けると、ジェルの持ちや仕上がりが悪くなったり、施術時間も長くなってしまいます。

正しいネイルファイルの使い方で、よりモチの良いセルフジェルネイルを楽しみましょう!