爪を長く見せたりジェルやマニキュアなどネイルのもちをよくさせる甘皮処理。
そこで役立つのが、塗るだけで甘皮を取れやすくさせる【キューティクルリムーバー】です。
口コミを見ると大容量のブルークロスが人気のようですがその真相は…?
こちらではセルフネイラーが選ぶ、おすすめのキューティクルリムーバーをランキング形式でご紹介します!
この記事の目次
失敗しないキューティクルリムーバーの選び方
たくさんのキューティクルリムーバーの中から自分に合うリムーバーを選ぶには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
成分
まず注目すべきなのは成分です。
キューティクルリムーバーは「水酸化カリウム」「水酸化ナトリウム」「ラウリル硫酸ナトリウム」などのアルカリ成分を含んでいるものが多く、これらが頑固な甘皮を柔らかくしてくれるのですが、それぞれの成分には以下のような懸念すべき点があります…
特徴や働き | 他使われる場面 | |
水酸化カリウム 水酸化ナトリウム |
・洗浄力が高いため必要な水分や油分まで落としてしまいやすい ・爪の素材であるタンパク質を分解 |
家庭用水道管の掃除 |
ラウリル硫酸ナトリウム | ・タンパク質を変性 | シャンプー・リンス |
確かに甘皮が格段に取れやすくなるのでとっても便利なアイテムではあるのですが、上記のように爪の主成分タンパク質を破壊したり、水分・油分が奪われ乾燥状態になることで爪がもろくなったり、刺激が強いせいで爪周りの皮膚も荒れたりする可能性もあります。
特に不安なのは、お客様や友人など自分以外の人に甘皮処理をする場面…
その人とキューティクルリムーバーの相性が悪ければ「爪がボロボロになったじゃない!」なんてクレームが起きるなんてこともあるかも…?
そうならないためにもキューティクルリムーバーの成分をあらかじめ理解し、人にあわせて使い分けをしたり、量を調節したり、ネイルオイル・ハンドクリーム・ネイルクリームなどで保湿をするよう心掛けましょう。
保護成分入りのキューティクルリムーバーも!
ですが近年では、保湿成分や爪の生え変わりを促す美容成分など、爪の負担を和らげる保護成分が含まれたキューティクルリムーバーも多く見かけるようになりました。
◆保湿
→成分例:植物性オイル(ホホバオイルやアルガンオイルなど)、ワセリンなど
◆爪の保護・再生の促進
→成分例:コラーゲン・エラスチン・レチノールなど
ここまででお伝えした通り、キューティクルリムーバーを使うのに爪や肌へのダメージは避けられません。
ですから、こうした成分が含まれているリムーバーを選び、爪や肌へのダメージを最小限に抑えられると良いでしょう。
使いやすさ(質感)
また、セルフケアをする上で悩みやすいのが利き手のケア。
私は右利きなのでいつも右手のケアやネイルに苦戦します…
(イライラを通り越して心折れます…)
最初の頃、どんなに可愛いデザインのネイルができたとしても、面倒な甘皮処理をサボったせいですぐ浮いてモロモロになってしまってました…
それから手を抜かないよう心掛けてはいるのですが、利き手関係なく簡単に綺麗にケアをするためには、使いやすいリムーバーを選ぶことがとても重要なんです!
キューティクルリムーバーは主に3つのタイプがあります。
①マニキュア(ブラシ)タイプ
リムーバーの質感:さらさら液体
②スポイトタイプ
リムーバーの質感:さらさら液体orとろっとジェル
③チューブタイプ
リムーバーの質感:とろっとジェル
商品にもよりますが、ネイルケアが初めての方やぶきっちょさんはぜひ①のマニキュアタイプを選んでください!
②や③は指先の力で量をコントロールする必要があり、特に③は最後の方になるとジェルを押し出すのに少し苦労します。
その点、①は力入らずで利き手関係なく使いやすいのでおすすめですよ♪
ケアの方法
一般的に甘皮処理には2種類の方法があります。
①ドライケア
乾いた状態で甘皮を押し上げて処理
②ウォーターケア
ぬるま湯で甘皮をふやかしてから取る処理
やり方も違えば、それぞれのメリット・デメリットも異なります。
メリット | デメリット | |
ドライケア | ・短時間で済む | ・ウォーターケアよりも爪や皮膚に負担がかかりやすい |
ウォーターケア | ・甘皮や角質が取れやすい(仕上がりが綺麗) ・ドライケアよりも爪と皮膚への負担が少ない |
・時間がかかる |
それぞれの特徴を理解した上で、早さ重視ならドライケア用のリムーバーを、負担が少なく仕上がりを重視したい場合にはウォーターケア用のリムーバーを選びましょう◎
キューティクルリムーバー最強人気おすすめランキング
1位 ブルークロスキューティクルリムーバー
画像出典:Amazon商品詳細ページ
「固い甘皮も面白いぐらい取れる!」「ゴッソリ取れるから癖になりそう!」と口コミで大人気なブルークロス!
ドライケアなのにウォーターケアのように綺麗に甘皮処理ができると、セルフネイラーの中ではもはや定番のキューティクルリムーバーです。
ボトルを逆さまにして直接甘皮に垂らすのもいいですが、賢いセルフネイラーは100均アイテム「水筆」を活用!
本体から液を移すのにだけ手間でも、筆先をちょんちょんと当てれば適量液が出るようになっているので、不器用な方でも簡単にケアできます!
↑勿論ネイルボトルでもOK♪(通販で500円位)
甘皮が取れやすい分、中には乾燥が気になるという人もいるので、オイルやクリームとあわせてケアしてあげるのがオススメ◎
ケアの方法:ドライケア
容量:180ml
参考価格:1,340円
2位 キューティクルソフナー&リムーバー/ナチュラルフィールド
画像出典:Amazon商品詳細ページ
プロのネイリスト・ネイルサロン向けの商品として扱われている、業界では有名なキューティクルリムーバー!
水の次に多く含まれたオレイン酸は人の皮膚成分に似た不乾性オイルなので、皮膚に馴染みやすく高い保湿作用があるのが◎
ほんのり甘酸っぱいピーチの香りが気分を上げてくれます♪
ケアの方法:ドライケア
容量:50ml
参考価格:600円
3位 チーム・チャンネル リーフジェル プレミアムキューティクルリムーバー
画像出典:Amazon商品詳細ページ
ジェルタイプなので垂れにくく扱いやすのが魅力的ですが、スポイト型なので量の調節が難しいかも…?(衛生面は◎)
保水・保湿が期待できるコラーゲン、油分補給にアルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)、そして乳化剤・増粘剤として働く加水分解エラスチン・加水分解ケラチン・ベタイン入り。
ジェルタイプだからかやや乳化・増粘目的の成分が多いような気もしますが、特に目立った毒性成分は含まれていないので◎
ケアの方法:ウォーターケア
容量:10ml
参考価格:2,068円
4位 M.N.Lキューティクルリムーバー/貝印KAI
画像出典:Amazon商品ページ
安心感のある国内生産、使いやすいマニキュアタイプのリムーバーです。
においもそこまでせず、値段も手頃なのでネイルケア初心者におすすめ。
塗ってから乾くまでがとても早いので、一度に5本つけるのではなく1本ずつにつけるのが上手に甘皮処理をするコツ!
ケアの方法:ドライケア
容量:8ml
参考価格:800円
5位 マヴァラ キューティクルリムーバー
画像出典:Amazon商品ページ
スイスで生まれたキューティクルリムーバー。
とろっしたテクスチャーなので乾きにくく、甘皮も簡単に滑らかになるので退屈だった甘皮処理が楽しくなっちゃう!
ただ、ラウレス-4・ラウレス-23は洗浄力がかなり強く、それに加え水酸化カリウムも含まれているので、肌が弱い人は注意が必要かも。
ケアの方法:ドライケア
容量:10ml
参考価格:626円
6位 スパリチュアル キューティクリーン キューティクルアンドステインリムーバー
画像出典:Amazon商品ページ
おしゃれなパッケージが目を引くスパリチュアル!
余計なものが入っていない、シンプルな作りのリムーバーとして話題です。
ある通販の商品紹介では「爪表面の黄ばみやシミを取り除く効果があります」と謳っていますが、薬機法(「消費者に誤解を招かないために、効果を断言してはならない」という国で決められた法律)があるので、こうした表記はNGなはず…しかも取り除ける理由も書かれていないのでさらに謎。
口コミも良いだけにちょっと残念なリムーバーです…^^;
ケアの方法:ドライケア
容量:15ml
参考価格:2,484円
7位 キューティクルリムーブオイル N/ネイルネイル
画像出典:Amazon商品ページ
ウッドスティック付きの便利な甘皮処理セット!
薬局やバライティショップなどの市販で買え、低価格なので「ジェルやマニキュアはしないけど、自爪を長く綺麗に見せたい」という方にピッタリ。
オリーブ油・アーモンド油・アボカド油など油分が多いので、爪や肌へのダメージは少ないでしょうね。
ぬるま湯をつけるだけの簡単ケアだけじゃ物足りない方に!
ケアの方法:ドライケア
容量:6ml
参考価格:800円
基本的なキューティクルリムーバーの使い方
実際に買ったはいいものの、使い方を知らないと甘皮が取れないどころかか爪の根元が赤く腫れたり爪にヒビが入ったりなどトラブルを招きかねません。
あらかじめ正しい使い方を確認しておきましょう!
基本的な甘皮処理やり方【ドライケア編】
<必要なもの>
・ストーンプッシャー
・ネイルブラシ
・キューティクルニッパー(キューティクルまで除去したい方)
・キッチンペーパー
・エタノールやジェルクレンザーなどの消毒液
<手順>
1.ストーンプッシャーでルースキューティクルを削り落とす
2.ネイルブラシでダストを除去する
3.①と②をもう一度繰り返す
4.キューティクルニッパーで甘皮をカットする
5.エタノールとキッチンペーパーでダスト除去・油分水分除去をする
<ポイント>
- ドライケアは基本的にキューティクルリムーバーを使いませんが、甘皮が取れにくい場合は使用するのがおすすめです
- キューティクルリムーバーによっては塗った後に少し時間をおいたほうが取れやすくなる場合もあります
- プッシャーがなければコットンを巻きつけたウッドスティックでもOK
- 取れにくい甘皮やささくれはキューティクルニッパーがあると便利です
基本的な甘皮処理やり方【ウォーターケア編】
<必要なもの>
・ブルークロス(キューティクルリムーバー)
・メタルプッシャー
・消毒液(エタノールなど)
・キッチンペーパー
・ティッシュまたはガーゼ
・ネイルニッパー
<手順>
1.キューティクルリムーバーを甘皮に塗布する
2.メタルプッシャーを使ってルースキューティクルを剥がす
3.①と②を繰り返す
4.エタノールをしみ込ませたガーゼまたはキッチンペーパーでルースキューティクルを除去する
5.①②④をもう一度繰り返す
6.キューティクニッパーで甘皮をカットする
7.エタノールを含ませたキッチンペーパーで、ダスト、水分除去をして完了
<ポイント>
- キューティクルリムーバーを使うと甘皮が柔らかくなって取りやすくなっているので力の入れ過ぎに注意しましょう
- 取れにくい甘皮やささくれはキューティクルニッパーがあると便利です
キューティクルリムーバーは何かで代用できる?
キューティクルリムーバーまでとはいかないですが、フィンガーボウルやお風呂上がりなど甘皮がふやけている状態で、ネイルクリームやハンドクリームを塗りプッシャーで取ると幾分か処理しやすくなります。
キューティクルリムーバーでは爪や皮膚が弱ってしまう方や甘皮処理自体が初めての方は試してみる価値ありです^^
まとめ
いかがでしたか?
キューティクルリムーバーを使えば、これまで面倒だった甘皮処理が楽しく思えるくらい楽チンにケアができます!
(もっと早くこの便利さに気付いていたかったです^^;)
携帯を触る手、髪や顔を触っている手、繋いだ手…そうした場面で意外と自分の指先は見られているもの。
ぜひ皆さんも自分に合うキューティクルリムーバーで指先美人を目指してくださいね♪