ネイル検定を受けるにあたって気になるのが、試験当日や証明写真を撮る時の服装ですよね。
- どんな洋服を着ていくべき?
- 腕時計やアクセサリーは?
- エプロンは必要?
- 明るい髪色はダメ?
これまでの練習・努力を無駄にしないために、ここではネイル検定にふさわしい服装についてお伝えします。
この記事の目次
ネイル検定の服装|まずは試験要項を確認
JNEC・JNAは試験事項に次のように書いています。
引用:JNEC公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター「ネイリスト技能検定試験試験要項2019年春期」(2019-04-08)
引用:NPO法人 日本ネイリスト協会「第20回JNAジェルネイル技能検定試験[初級・中級・上級]」(2019-04-08)
ネイル検定で避けるべき服装は?
「自覚と節度をわきまえる」と書かれているので、これといった決まりはないのですが、指定がないからこそ何を着るべきか悩んでしまいますよね。
ここからはどんなことに注意して洋服を選べば良いのかをまとめました。
受験者だけでなくモデルさんにも気をつけてもらうべきことなので、きちんと共有しておいてくださいね。
NG服装1.露出の高い服装
ネイル検定はオーディションではないので、いかに試験管の目に止まらないようにするかが大切です。
オフショルダー・タンクトップ・ミニスカート・ショートパンツではやはり自然と目についてしまうのでその場にふさわしい格好とは言えません。
NG服装2.毛羽立ちやすい服装
またフワフワ・モコモコとしたようなニットやカーディガンなど毛羽立ちやすい服装は、施術の妨げになるので避けたほうが良いでしょう。
ただでさえ試験は人が密集した中で行います。
自分だけでなく他の受験生も迷惑をかけてしてしまうので控えるようにしてください。
NG服装3.柄物
柄物の洋服を着ているとただ目立ってしまうだけではなく、試験内容にアートが含まれる場合「カンニング」とみなされる可能性があります。
本人はそのつもりでなくても試験管はどうみているかわかりません。
誤解されることのないよう無難な無地の洋服を選んだ方が良いでしょう。
NG服装4.(長袖の場合)袖口が大きい服装
モデルさんが着ている分にはそこまで支障はないでしょうが、受験者が袖口の大きい服装を着ていると作業の邪魔になります。
また袖が当たって液体をこぼしてしまったり、汚れた袖を見て試験管が不衛生と判断してしまいかねないので、そのような洋服は選ばないようにしましょう。
NG服装5.だらしのない洋服
当たり前ですが、全身スウェットやジャージなどもネイリストどころか「社会人としての自覚がない」とみなされかねません。
他人に不快感を与えない、ビジネスシーンにふさわしい服装を心がけましょう。
NG服装6.だらしのない髪
これも当たり前ですが施術中に髪がだらーんと前に垂れていたり、前髪が邪魔で何度も顔を触っているのはネイリストとしてふさわしくはありませんよね。
ネイリストは技術職ですが接客業でもあります。
ヘアセットをしないどころか寝癖もそのまま…なんてことも絶対ないように!
NG服装7.腕時計と結婚指輪以外のアクセサリー
腕時計と結婚指輪以外のアクセサリーは基本的にNGです。
普段つけ慣れているものでもこの時は我慢しましょう。
またモデルさんも同様です。
ポケットに入れたまま無くしたりしないよう、持ってこないよう伝えておいたほうが良いでしょう。
ネイル検定におすすめの服装・身だしなみ
ここからは洋服選び・ヘアセットなどで意識すべきポイントをお伝えします!
きちんとした清潔感のある髪型・髪色で
長い髪はしっかりと結び、垂れそうな前髪は耳にかけるだけでなくピンで留めたりアップにしたり横の髪と一緒に編んだりして、施術の邪魔にならないようにしましょう。
また髪色も清潔感が大切です。
若い学生さんであれば「金髪が良い!」「ピンク色で個性派なネイリストになりたい!」という方も多くいらっしゃるでしょうが、検定とサロンワークは全くの別物です。
そのようなおしゃれは、サロンに勤めてからそのサロンの規則・雰囲気に合わせて楽しみましょう。
検定時は清潔感のある黒か、明るくても茶色程度に。
落ち着いたシンプルな服装で
ネイルスペシャリスト技能検定の場合、白衣または白無地の上着(木綿/麻)を着る必要がありますが、それ以外は基本的にこれという決まりはありません。
ですが、冒頭でお伝えしたように、無地のシンプルな服装が安全です。
トップスはシャツ・ブラウス・カットソー、パンツは半端丈かフルレングス、靴はデートに履いていくような高いヒールよりも、動きやすくきちんと感もあるローヒールやフラットヒールのパンプスなどがおすすめです。
※デニムやスカートはダメということではありませんが、ネイリストらしい格好というとシャツ&パンツスタイルが無難でしょう。スニーカーも同様です。
羽織りものがあると安心
夏場、会場によっては空調が効きすぎてしまい、試験中ずっと寒い思いをしなければならなかった…なんてこともあります。
受験者もモデルも念の為羽織りものや膝掛けなどを持っていくと安心です。
また冬場も大きなホールでやるとなれば暖房が効きづらいので一応持っていくようにしましょう。
エプロンやマスクもあると◎
決まりはありませんが、エプロンをすると服を汚しませんし、ジェルオフがある検定であればダストが舞うのでマスクもあると安心です。
また鼻水が出ないようティッシュを鼻に詰めてその上からマスクをしている人もいます(笑)
受験者はシンプルなネイルを
試験当日、受験者のネイルはしていてもしていなくてもどちらでもOKです。
ですが、かなり伸びてしまっていたり、数本取れてしまっていたりしていては身だしなみが整っていないと思われてしまうかも。
また華やかなアートはネイリストらしくて素敵なのですが、柄物の洋服を着た時と同じようにカンニングとみなされてしまうことがあります。
そうならないよう、できれば肌馴染みの良いワンカラーやフレンチなどシンプルな色・デザインで仕上げましょう。
自爪でも「手入れをしていない」と思われないよう、最低限のケアは忘れずに!
ネイル検定の服装まとめ
これで試験当日も証明写真もバッチリですね!
ぜひ合格して、より自信を持ってネイルができるようになってくださいね♪