セルフジェルネイルがすぐに剥がれてしまう。
持ちが悪い。
という方は、ベースジェルの塗り方を再確認してみてください。
今回は、セルフでも剥がれにくいベースジェルの塗り方のコツと、おすすめのジェルメーカーもあわせてご紹介いたします。
この記事の目次
セルフジェルネイルのベースとは
ベースジェルとは、爪の形を整えたり、サンディングをする下準備であるプレパレーションが終わった後、最初に塗布する透明なジェルです。
ベースジェルを塗ることで、自爪とジェルの密着度を高めてくれます。
また、カラージェルを直接爪に塗ってしまうと、カラージェルに含まれる顔料で爪に色がついてしまいますが、ベースジェルはこういった色素沈着の予防にもなります。
ベースジェルは塗り方ひとつでモチが変わるほど重要な工程なので、手抜きは厳禁!
塗り方だけでなく、自分に合ったベースジェルを使うことで、より長く、セルフジェルネイルを楽しむことができます。
剥がれにくいセルフジェルネイルベースの塗り方のコツ
すぐにジェルが剥がれてしまう…という方は、ベースジェルの塗り方が間違っているかもしれません。
下準備の工程から、正しいジェルの塗り方を覚えましょう。
下準備
エメリーボードで爪の形を整えます。
ジェルがはがれやすいという方はスクエアよりもオーバルなど、丸みを帯び、角のない形の方が剥がれにくいのでおすすめです。
エメリーボードで爪の形を整えた後は、スポンジバッファで先端をしたから上へとやすることで、削り残した爪もきれいに除去できます。
甘皮はネイルニッパーでしっかり除去。甘皮の上にジェルを塗ってしまうと剥がれの原因になりますので、キューティクルラインがきれいに出るように甘皮は処理しましょう。
手順①:サンディング
ベースジェルと爪の密着が良くなるよう、爪に傷をつけます。
この時、ゴシゴシと強くこする必要はありません。軽く傷がつく程度にとどめましょう。
また、爪全体をやするのではなく、爪の先端から2~3mmと爪の根元から2~3mmだけで構いません。
サンディングが終わったら、ダストブラシやワイプを使ってダストをしっかりと除去します。
ダストが残っているとジェルを塗った時につぶつぶしてしまうので、皮膚の間なども丁寧に除去しましょう。
手順②油分除去
油分が残っていると浮きの原因となりますので、油分除去をおこないます。
この時、ジェルクリーナーやプレプライマーを使うことが基本ですが、エタノールで代用も可能です。
ふき取りはワイプを使いましょう。キッチンペーパーやガーゼでもOKです。
コットンは毛が付いてしまうのでNG。
油分除去した後は指で触れたり、髪を触ったりしないようにしましょう。
せっかく除去した油分や水分が再び付着してしまいます。
手順③:ベースジェルは少なめにとる
油分除去が終わったら、ベースジェルを塗布します。
ベースジェルは少なめに塗布するのが基本!まずは米粒大のベースジェルを筆にのせて爪にのせていきましょう。
足りない場合は、同じように少量ずつとってたしていきます。
手順④:キューティクルにつかないように薄く塗る
ベースジェルは厚く塗りすぎるとはがれやすくなります。
筆をななめ45度くらいに寝かせて、薄く塗りましょう。
ジェルがたまりやすいキューティクルライン(爪の根元)は、キワから塗らず少し手前に筆をおいて筆を広げるようにして塗るとキワも薄く塗ることができます。
手順⑤:スキンダウンさせてサイドもしっかり塗る
ベースジェルが塗れていない部分にはその上にカラージェルなども塗れません。
爪の両サイドは皮膚を引っ張ってキワまで塗るようにしましょう。
皮膚についてしまったジェルは、ウッドスティックで除去します。
手順⑥:爪の先端(エッジ)も塗る
ジェルが爪の先から剥がれてきてしまうという方は、エッジがきちんと塗れていないことがほとんどです。
モチをよくするためにも、エッジもしっかりと塗りましょう。
エッジを正面から見るようにして、筆でエッジをトンと軽くおさえるように塗ると、きれいに塗ることができます。
エッジにベースジェルを塗る際に爪の裏側までジェルが付いてしまったときは、ウッドスティックで余分なベースジェルをとってください。
余分なジェルは剥がれの原因となります。
手順⑦:硬化
ベースジェルの塗布が完了したら硬化させます。
塗るのに時間がかかる場合は、セルフレベリングによってキューティクルラインまでジェルが広がってきてしまうこともあるので、1本ずつ塗布と硬化をしましょう。
素早く塗れるようになっても、5本同時に効果しようとすると親指はどうしても角度がついてしまい硬化不足を引き起こしやすいので、親指と人差し指~小指までの4本は別々で硬化するのがおすすめです。
ベースジェルの硬化時間はメーカーによっても異なるので、メーカの説明を確認しましょう。
セルフネイラーにおすすめのベースジェルの選びかた
ベースジェルの正しい塗り方がわかったところで、さっそくベースジェルの選び方についてご紹介します!
密着度の高さ
ベースジェルの役割でもある、ジェルと爪の接着。
ベースジェルを選ぶときは密着度の高さで選ぶともちがかわります。
ただ、この密着度については個人差もあります。
同じベースジェルでも爪の相性によっては「まったく浮かない!」という方と「すぐ剥がれる…」という方がいると思います。
きちんとベースジェルを塗ってもすぐ剥がれてしまうという方は、ベースジェルを別のメーカーにかえてみるのもおすすめです。
プライマー要・不要を確認
プライマーとは、ネイルボンドなどとも呼ばれる、ベースジェル塗布前に塗って密着度をさらに高める下地剤です。
プライマーを使えば浮かなくなると使用している方も多いですが、工程が1つ増えてしまうのでセルフジェルネイルの時間もその分伸びてしまいますし、プライマーの中には酸を含むものもある(爪を溶かしてしまう)ので、使用の際には注意が必要です。
ベースジェルを選ぶ際は、プライマーの要、不要についてもチェックしましょう。
サンディング要・不要を確認
ジェルネイルといえば、サンディングをしてからが基本。
正しいベースジェルの塗り方でも、サンディングについて解説しました。
ですが、最近ではノンサンディングベースジェルという、サンディングが不要のベースジェルも販売されています。
爪を削る必要がないので爪の負担を軽減してくれますが、甘皮処理がきちんとできていないとすぐに浮いてしまうというデメリットもあります。
セルフではハードタイプは避ける
ジェルネイルにはソフトとハードがあります。
ソフトジェルは、アセトンで溶かしてオフするジェル。
ハードジェルは、削ってオフするジェル。
初心者の方、セルフジェルネイルの場合には、削ってオフするハードジェルは爪を削りすぎてしまうリスクがあるので、アセトンでオフできるソフトジェルがおすすめです。
セルフジェルネイルにおすすめのベースジェルメーカー
パラジェル クリアEX
引用:paragel
密着度が高く、水仕事やハードワークの方にもおすすめのパラジェル クリアEX。
粘度も高いので広がりにくく、初心者でも扱いやすいベースジェルです。
密着度がかなり高いのでオフも少し時間がかかります。
メーカー価格…6,912円
プリジェル エクセレテントベース
引用:PREGEL
硬化後の硬度が低いので、爪への負担が少なく、またオフもしやすいベースジェルです。
メーカー価格…2,500円
ベトロ No.19 ベースマックス
引用:VETRO
ノンサンディングでも長期密着のベースジェル。
地爪にも低刺激なので負担少なく、セルフの方にもおすすめ!
メーカー価格…1,750円
ジャパン ネイルソークオフベース
引用:Japan Nail
サンディング不要、プライマー不要のベースジェルです。
マニキュアのようなボトルタイプなので、初心者の方でも塗りやすい!
15mlの大容量もセルフにはうれしい価格です。
メーカー価格…1,900円
ネイリティ!ジェルネイルステップレスジェルベースジェル
引用:Naility!
その名の通り、サンディング不要のベースジェル。
こちらもボトルタイプなので、初心者の方にもおすすめです。
メーカー価格…1,296円
ベースジェル イロジェル
引用:ネイルタウン
超プチプラでジェルを買うかなら色ジェルがおすすめ!
10mlで778円とセルフジェルネイラーには強い味方となります。
LED10秒という時間の短さもセルフネイラーにうれしいですね。
メーカー価格…778円
グレースガーデングレースジェルベース
引用:grace garden
プライマー不要、サンディング不要のベースジェル。
持ちがよく、コスパもいいと、セルフネイラーの間では人気のベースジェルです。
ビジュージェルやマットトップなど、ジェルの種類が多くそろえやすいのもポイントです。
メーカー価格…1,200円
まとめ
いかがでしたか?
せっかくのセルフジェルネイルもすぐ剥げる、すぐ浮いてしまう、では気になって楽しみ切れませんよね…
ベースジェルはセルフジェルネイルを長く楽しむためにとっても重要な役割を持っています。
ジェルネイルの”モチ”に関わるベースジェル選びと塗り方を知って、ますます楽しいセルフジェルネイルライフにしてくださいね♪