あの子みたいにぷっくりした可愛いネイルがしたいのに、塗っても塗ってもただ分厚くなるだけで形が綺麗にならない…
反り爪って本当に厄介ですよね!
ですが、このページで反り爪に適したジェルネイルの塗り方の「理論」がわかれば、きっと見違えるほどの美しい爪が簡単に作れるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
反り爪のジェルネイルの塗り方成功の極意
反り爪はその名の通り、上に向かって反り返っているような爪のことを言います。
匙状爪甲(読み方:さじじょうそうこう)やスプーンネイルとも言われていますね。
実はこの形をした爪には、普通の塗り方は通用しないんです。
例えるなら、家を建てる時も同じ。
真っ平らな地面と傾斜になっている地面とでは家の建て方は大きく違います。
一番のポイントは地面…つまりカラージェルを塗る前のベースジェルの段階で、真っ平らな面を作ること。
この考え方とこれからお伝えする技術を身につけることで、反り爪さんでも綺麗なジェルネイルを楽しむことができます。
ポイントは「凹みは2回目のベースジェルで埋める」
水仕事が多い人や爪が弱くジェルネイルが取れやすい人は、ベースジェルを2度塗りしますよね。
反り爪の場合も長持ちするしないに限らず、2度塗りします。
ですが普通に塗るだけじゃダメ。
2回目に塗るベースジェルで爪表面の凹みを埋めます。
そして、埋められたら形が変わってしまう前にすぐにネイルライトに入れて硬化します。
こうして平らな土台部分をしっかり作っていくことで、凹みのないフォルムのネイルを作るんです。
反り詰のジェルネイルの塗り方手順
ではここからは具体的にどのような手順・方法で塗っていくのかをお伝えしますね。
最初のうちは10本一気にやるよりも、1本だけを最初から最後まで仕上げてしまうのがおすすめです。
ジェルの様子が観察し特性を掴んでからの方が、残りの9本に取りかかる方が、全体的に完成度の高いネイルができますよ。
1.ベースジェルを塗る
まずは普通にベースジェルを塗ります。
厚みを出す必要はありません。
むしろ厚みがありすぎると凹凸やはみ出しの原因になってしまうので、少なめのジェルで表面がつるんとなればOKです。
また、塗ってから時間が経ちすぎると、ジェルが縮んだり、ジェルの塗布量が多いと流れてしまったりします。
なので、塗り終えたら正面・左右などいろんな角度から表面がつるんとなっていることを確認し、綺麗にできていればすぐに硬化しましょう。
2.2回目のベースジェルを塗る
先程お伝えした最も重要な工程です。
まず1よりも少ない量のジェルを取り、全体に塗ります。(①)
その後、少し多めにジェルを取り、ハケ圧をかけずに凹んでいるところにジェルを乗せます。足りなければ同じ要領で爪の上のジェルを足してあげてください。(②)
3.表面を平らにする
そこから筆を寝かせるような角度にし、筆先についているジェルで爪に乗っているジェルを前後に移動させ、表面を平していきます。
そうすることで、凹みが綺麗に埋まり、爪全体もつるんとしてきます。
そして再度色んな角度から綺麗にできているかを確認して、すぐに硬化しましょう。
4.カラージェル以降はこれまで通りでOK!
後は普通に塗ってOKです。
特に何かを気にしなければならないことはありません!
自由にアートを楽しみましょう♪
【上級者編】ぷっくりフォルムの作り方
おそらくSNSや雑誌などで見かけるネイルはぷっくりしたフォルムが多いと思いますが、どうやって作っているか知っていますか?
実は、ただ全体的にジェルを多く乗せているのではなく、最後のトップジェルで形を作っているんです。
ベースからトップまでジェルをたくさん乗せてしまうと、野暮ったい素人感満載のジェルネイルになってしまいますからね。
ぷっくりするトップジェルの塗り方をマスターできれば、反り爪とは思えない指先美人になれる上、強度がかなり上がって持ちも良くなるので、ぜひこの機会に習得してくださいね♪
反り爪のジェルネイル塗り方は慣れれば簡単!
反り爪を埋めるのは一見神経を使いそうな作業に見えますが、要領がわかってジェルの扱いにさえ慣れれば結構簡単です。
これさえできればあなたがずっと抱えていたコンプレックスから解放されて、ずっと見ていたくなるようなお気に入りのネイルができるので、ぜひ繰り返し挑戦してみてください♪